あなたは、ペットボトル飲料の【綾鷹】を飲んだ事がありますか?
スーパーやコンビニなどで売られていて、飲んだ事があるという方も多いのではないでしょうか?
私もたまに飲んだりしている1人です。
お茶にも麦茶やウーロン茶などいろいろな種類がありますが、綾鷹は緑茶となっています。
緑茶となると気になるのが、カフェインの量です。
カフェインとなるといろいろ気になる点が出てきますよね。
という事で今回は、以下の点についてお伝えしていきたいと思います。
- 綾鷹のカフェインについて
- 綾鷹は妊娠中や子供でも飲んでもいいのか
- 綾鷹のカフェインレスについて
綾鷹について詳しく知りたいという方必見です。
綾鷹に入っているカフェインについて
まず初めに、綾鷹のカフェインについてお伝えしていきたいと思います。
結論から申し上げますと、綾鷹には100mlあたり12.5mgのカフェインが含まれています。
コーヒーは100mlあたり約60mgなので、コーヒーと比べると綾鷹のカフェインの量は少なく感じますね。
他の飲み物でも比較してみましょう。
| 100mlあたり | |
| 綾鷹 抹茶ラテ | 14.5㎎ |
| 綾鷹 玄米茶 | 12.5㎎ |
| 綾鷹 特選茶 | 13㎎ |
| 生茶 | 10㎎ |
| 特茶 | 18㎎ |
| おーいお茶 | 14.8㎎ |
| 伊右衛門 | 11.4㎎ |
| モンスター | 36㎎ |
カフェインの量に関しましては、このようになっています。
上記の表を見てもらえば分かるように、綾鷹だけでもいろいろな種類が販売されています。
緑茶だけで見ると、比較的カフェインは少なめです。
少なめとはいえ、綾鷹よりもカフェインファが少ない物も他社では販売されていますので、カフェインが気になるという方は、避けた方がいいかもしれません。
綾鷹についてちょっとご紹介
綾鷹は、2007年より【日本コカ・コーラ】から販売されている緑茶飲料です。
あなたは、綾鷹のキャッチコピーをご存知でしょうか?
綾鷹のキャッチコピーは、【急須で入れたような緑茶本来のにごりのある色味と舌に旨味が残るふくよかな味わい】です。
ワンランク上の、本格的なお茶を楽しめるペットボトル飲料となっております。
この【綾鷹】という名前の由来に関して。
創業450年の歴史がある将軍の家へ茶葉を納めていた、宇治の老舗茶屋【上林春松本店】が明治時代に販売し始めた高級玉露の名前が由来だそうです。
また、先ほども少し触れましたが綾鷹だけでも多くの種類があります。
- 綾鷹(2000ml･1000ml･950ml･525ml･430ml・300ml･280ml)
- 綾鷹(缶タイプ)(340g･241g･160g)
- 綾鷹(ラベルレス)(525ml)
- 綾鷹(ホット専用)(440ml･280ml)
- 綾鷹 茶葉の甘み(2000ml･525ml)
- 綾鷹 ほうじ茶(2000ml･525ml)
- 綾鷹(ホット専用)(440ml)
- 綾鷹(温冷兼用)(280ml)
- 綾鷹 特選茶(500ml)
- 綾鷹 濃い茶(525ml)
- 綾鷹 抹茶ラテ(440ml･280ml)
- 綾鷹 ほうじ茶ラテ(440ml･280ml)
綾鷹だけでもこれだけのラインナップがあります。
茶葉の老舗メーカーとも提携しているだけではなく、茶葉生産の名人からの監修も受けています。
味や原料、製法に力を入れている美味しい緑茶です。
綾鷹は妊娠中や子供でも飲んでもいいの?
続きまして、妊娠中の方や子供に綾鷹を飲ませてもいいのか、また注意点にについてお伝えします。
綾鷹にはカフェインが含まれているので、「眠れなくなってしまうのでは?」といった心配も出てくるでしょう。
結論から申し上げますと、妊娠中の方･授乳中の方は飲まないようにし、子供にも飲まさないようにする事をおすすめします。
こちらの表をご覧ください。
| 妊娠中･授乳中の方 | 300mg |
| 4歳~6歳の子供 | 45mg |
| 7歳~9歳の子供 | 62.5mg |
| 10歳から12歳の子供 | 85mg |
上記の表は、カフェインの摂取量の上限となっています。
この上限を超えてしまう可能性があるので、綾鷹を飲むのはやめておいた方がいいです。
7歳未満の子供が綾鷹(500ml)を1本飲んだとすると、カフェインの摂取量が大幅に超過してしまいます。
また、カフェインというのは緑茶以外にも含まれているので、過剰摂取になってしまう恐れも。
ですので、子供が飲む際は1本ではなく、少なくして飲ますように心がけましょう。
妊娠中の方に関して。
「妊娠中の多少のカフェイン摂取は問題ない」と言われてはいますが、科学的根拠はありません。
ですので、我慢出来るという方は、綾鷹などのカフェインが入っている物は、避けるのが無難です。
カフェインは、胎盤を通して赤ちゃんにまで届きます。
お腹の中にいる赤ちゃんは、まだ肝機能が成長しておらず排出する事が難しい状態です。
そうなると、体内に高濃度のカフェインが残ってしまいます。
そのような場合、死産や流産のリスクを高くしてしまう恐れがあるので、出来れば飲まないようにしておきましょう。
そして、授乳中の方に関して。
授乳中の方もカフェインを摂取するのは、やめておきましょう。
母乳にカフェインの成分が移ってしまい、母乳を通して赤ちゃんにまでカフェインの成分が届いてしまいます。
赤ちゃんが母乳を通じて多くカフェインを摂取してしまう事で、赤ちゃん自身がイライラしたりする可能性もあります。
また、乳幼児突然死症候群のリスクも高まります。
「妊娠中･授乳中のカフェイン摂取は絶対にダメ」という訳ではありませんし、1日数杯程度でしたら問題無いと言われています。
ですが、どうしても緑茶やコーヒーが飲みたいといった事情があるのであれば、かかりつけ医に相談する事をおすすめします。
そして、カフェインを摂取する上での注意点もお伝えします。
【カフェイン中毒】という言葉があるほど、カフェインの飲み過ぎは体に悪いとされています。
カフェイン中毒になってしまうと、以下のようなリスクが出てくるので注意が必要です。
- 心拍数の増加
- 興奮状態になる
- 冷や汗が出てくる
- 吐き気
- 嘔吐
- めまい
- 手足の震え･しびれ
このような症状が出てくるので、上記の症状が出てきた場合は、カフェイン中毒を疑いましょう。
カフェインの過剰摂取は不眠を発症してしまう恐れもあります。
また恐ろしい事に、重度になってしまうと意識がなくなったり、最悪の場合、死亡してしまうケースも中にはあります。
年齢や体の状態を考えつつ、適度の量を摂るようにしてください。
寝る前のカフェイン摂取も控えた方がいいでしょう。
「カフェインを摂ると眠れなくなる」という方も多いです。
全員が眠れなくなるという訳ではありませんが、寝る前に綾鷹などのカフェイン飲料を飲むのはやめておきましょう。
寝る4時間前までに綾鷹を飲むと、寝る時の影響は少なめです。
カフェインの耐性が低いという方は、寝る6時間前までには飲んでおく事をおすすめします。
綾鷹にカフェインレスってないの?
先ほど綾鷹の商品についてご紹介させていただきましたが、綾鷹にはカフェインレスの物はありません。
綾鷹のキャッチコピーと言えば、【急須で入れた】という文言が入っていましたよね。
急須で入れた緑茶には、カフェインが含まれています。
急須で入れた時の味わいにこだわっているので、今後もカフェインレスの綾鷹が販売されるという可能性は低いと言っていいでしょう。
綾鷹ではなく他のお茶では、カフェインレスの物が販売されているので、最後にそちらをご紹介しておきたいと思います。
1993年から発売されている、コカ・コーラの爽健美茶。
【爽やかさ･健やかさ･美しさをもたらしてくれる無糖茶】というコンセプトで発売されています。
この頭文字をとって「爽健美茶」とされています。
キヌア･もち麦･えごま･亜麻仁･ルイボスをブレンドしたすっきりとした、カフェインゼロのお茶です。
5つの健康素材だけではなく、アレルギー特定原料の28品目も入っていないので安心して飲める、どの年齢層からも愛されるお茶となっています。
こちらも、幅広い年齢層から愛されている麦茶。
やかんで煮出したと思わせるほどの甘みと香ばしさが楽しめるお茶です。
カフェインもゼロですが、カロリーもゼロなのでダイエットしている方でも安心して飲む事が出来ます。
また、この伊藤園の麦茶もいろいろなラインナップを揃えております。
親にとっては嬉しい、カフェインゼロの【こども麦茶】といった、紙パックの商品が販売されております。
他にも粉末タイプ･スティックタイプの麦茶も販売されているので、「1杯だけ飲みたい」という時に簡単に作れます。
妊娠中･授乳中の女性に人気のある生茶。
茶葉の甘さが楽しめる、すっきりとした味わいとなっています。
キリンの特許技術である【カフェインクリア製法】で、カフェインがゼロでもうまみとコクを実現しているそうです。
カロリーもゼロで安心して飲めます。
一般的なペットボトルは500mlが主ですが、生茶は少なめの430mlとなっています。
カフェインが気になるという方は、こういったカフェインゼロのお茶も販売されているので、ぜひ飲んでみてくださいね。
まとめ
- 綾鷹には100mlあたり12.5mgのカフェインが含まれている
- 妊娠中の方や授乳中の方は綾鷹を飲むのはやめておきましょう
- 子供も避けておく方が無難
- 綾鷹にはカフェインレスの商品はない
という事で今回は、綾鷹についていろいろとお伝えしてきました。
スーパーやコンビニなどで簡単に手に入れる綾鷹。
ですが、妊娠中の方や授乳中の方、子供には避けておくべき飲み物でしたね。
カフェインの過剰摂取はいろいろなリスクを高めてしまうので、摂取量をきちんと守る事を心がけるようにしましょう。
