必見!ココアのデメリット・メリットとは一体?効果的な飲み方は?

グラスに入ったココアと割られたチョコレート食品
スポンサーリンク

飲み物の中でココアが好きという方もいるでしょう。

あなたは、ココアについてどこまで知っていますか?

ココア=悪い飲み物というイメージもあまりないですが…

ココアを飲むにあたって、ココアで得られるデメリット・メリットについて知ってみたくないですか?

という事で今回は、以下の点についてお伝えしていきたいと思います。

この記事で分かる事!
  • ココアのデメリット
  • ココアのメリット
  • ココアの効果的な飲み方
  • おすすめのレシピ

お湯やホットミルクを入れるだけで簡単に飲めるココア!

どういったデメリット・メリットがあるのか見ていきましょう。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

ココアのデメリット

木の枠で囲まれた黒い板にDemeritと書かれている

それではまず初めに、ココアのデメリットについてお伝えしていきたいと思います。

ココアのデメリットをまとめますとこのようになります。

  • 太りやすい
  • 腹痛・下痢を引き起こしてしまう
  • 頭痛を引き起こしてしまう
  • アレルギーを発症してしまう
  • 肌荒れ

これらがココアのデメリットとなります。

上記のデメリットについて、説明を加えていきますね。

太りやすい

ココアには、【ミルクココア】【純ココア】といった種類があります。

  • 純ココア⇒カカオ豆からカカオバターを取り除きパウダー状に加工した物
  • ミルクココア⇒純ココアに脱脂粉乳・砂糖を加えた物

これが純ココアとミルクココアの違いなのですが、カロリーが高い方は、ミルクココアとなります。

ミルクココアの方がカロリーが高いので、飲み過ぎてしまうと太りやすくなってしまいます。

こちらの表をご覧ください。

カロリー糖質脂質
ミルクココア400Kcal74.9g6.8g
純ココア386Kcal18.5g21.6g

ミルクココアと純ココアのカロリー・糖質・脂質をまとめたものとなります。

糖質の違いが一目瞭然ですね。

純ココアと違い、ミルクココアには砂糖などが加えられているので、カロリーも糖質も高くなってしまいます。

純ココアに関しましては、カロリーや糖質の数値が低いとはいえ、カロリー(100gあたり)はご飯茶碗1杯(大盛り)程度となります。

純ココアは脂質も高いので、ミルクココア・純ココア共に飲み過ぎないように気をつけてください。

飲み過ぎる事によって、太るといった結果に繋がってしまいます。

腹痛・下痢を引き起こしてしまう

ココアには、便秘を解消してくれる働きがあります。

ですが、飲み過ぎてしまう事で腹痛や下痢を引き起こしてしまう可能性があります。

ココアにはカフェイン・不溶性食物繊維が含まれており、飲み過ぎる事でカフェインなどの過剰摂取に繋がります。

カフェインを過剰摂取してしまうと、お腹に不快感を感じたり、下痢といった症状が出る【過敏性腸症候群】の原因になってしまうのです。

また、不溶性食物繊維を過剰に摂取すると、腸が刺激を受けてしまい、腹痛や下痢を引き起こしてしまいます。

頭痛を引き起こしてしまう

頭痛を引き起こしてしまうのも、ココアのデメリットの1つです。

ココアには…

  • カフェイン
  • チラミン
  • ポリフェノール

といった成分が含まれていますが、この成分達は血管を収縮したり拡張したりする働きがあります。

そのような働きがあるので、脳の血管が収縮してしまうと神経が刺激を受けてしまい、頭痛を引き起こしてしまうといった結果になります。

アレルギーを発症してしまう

ココアはカカオ豆が原料となっていますが、カカオアレルギーを発症してしまう恐れもあります。

ココアに含まれている【チラミン】という成分が、カカオアレルギーを発症させてしまう原因と言われているものとなります。

カカオアレルギーの症状としましては、

  • 腹痛
  • 下痢
  • 嘔吐
  • 痙攣けいれん  など

上記のような症状が出てきます。

アナフィラキシーショックを起こしてしまう可能性もあるので、気をつけてください。

日本では、死亡例も報告されています。

肌荒れ

糖質の過剰摂取は、肌荒れの原因にも繋がります。

ココアは肌荒れに効くという噂もありますが、肌荒れに効くのは純ココアだけです。

ミルクココアには砂糖などが多く含まれているので、肌荒れにならないためにも飲み過ぎないように気をつけてくださいね。

以上がココアのデメリットとなります。

スポンサーリンク

ココアのメリット

木の枠で囲まれた黒い板にMeritと書かれている

続きまして、ココアのメリットを見ていきましょう。

その前に、ココアに含まれている成分をご紹介させていただきます。

  • ココアポリフェノール
  • フラボノール
  • テオブロミン
  • フラバノール
  • プロシアニジン
  • リグニン

このような成分が含まれています。

ミルクココアだと糖質も高く、太る以外にも糖尿病になりやすくなってしまいます。

ですので、健康を意識するのであれば純ココアを選ぶようにしましょう。

それでは、ココアのメリットを見ていきましょう。

ココアのメリットをまとめますとこのようになります。

  • 美肌効果
  • 冷え・むくみの改善
  • 便秘解消・肥満の予防
  • 脳機能の向上
  • 動脈硬化の抑制
  • 血圧を保つ
  • 自律神経の調整効果

このようなメリットがあります。

説明を加えていきますね。

美肌効果

フラボノールには美肌効果が期待出来ると言われています。

ドイツでは、このような実験結果が。

ココアを飲み続けた女性達と、飲んでいない女性達では、ココアを飲んでいる女性達の方が紫外線のダメージが少なくなったという結果が発表されているのです。

フラボノールは、肌の血流を促してくれる働きもあるので、肌の水分量・滑らかさを上昇させてくれる事にも期待が出来ます。

冷え・むくみの改善

テオブロミン・プロシアニジン・フラバノールが冷えやむくみの改善に効果的と言われている成分となります。

これらの成分は、末梢血管を拡張する働きがあり、そのおかげで手足の血流を促進してくれるのです。

血流の流れが良くなるという事は、冷え性も改善されますし、むくみの予防にも繋がるといった結果になります。

便秘解消・肥満の予防

リグニンと言われている不溶性食物繊維や、カカオポリフェノールといった成分には、便秘解消・肥満の予防が出来ると言われています。

リグニンに関してですが、腸の蠕動ぜんどう運動を活発にしてくれる働きがあります。

蠕動運動:消化した食べ物を腸が伸びたり縮んだりを繰り返し、腸内を移動し体の外へ排出する運動の事

カカオポリフェノールには、腸内環境を改善する働きを持っており、リグニンとカカオポリフェノールが合わさる事で便秘解消に導いてくれるのです。

また、リグニンなどの食物繊維は、中性脂肪・コレステロールを取り込み、便として体の外に出してくれる働きもあります。

コレステロール値を下げてくれるので、肥満の予防にも役立ちます。

脳機能の向上

テオブロミン・カカオポリフェノールには、脳機能を向上させてくれる働きがあります。

テオブロミンは、大脳皮質を刺激し、記憶力・集中力を向上させてくれます。

さらに、認知症の予防にも期待されている成分となります。

カカオポリフェノールは、脳内の神経細胞の活動を活発化させてくれる、タンパク質を増やすといった働きがあります。

動脈硬化の抑制

カカオポリフェノールによって、動脈硬化の抑制にも期待が出来ます。

動脈硬化というのは、活性酸素の働きによって悪玉コレステロールが酸化し、血管の壁にくっついてしまう事で起こってしまう病気と言われています。

カカオポリフェノールには、悪玉コレステロールが酸化するのを防いでくれる働きがあるので、動脈硬化の抑制に役立つ成分となっているのです。

血圧を保つ

カカオポリフェノールは、血圧を正常に保ってくれる働きがあります。

血管の壁が炎症を起こす事で血管が狭くなってしまい、血液が通過しにくくなる事で血圧が上がると言われています。

カカオポリフェノールには、血管の壁の炎症を和らぎ血管を拡張してくれるので、血圧を保つ事が出来るのです。

自律神経の調整効果

テオブロミンの働きが、自律神経を調整してくれると言われています。

テオブロミンは、脳内に存在している【セロトニン】というものに働きかけ、自律神経を整えて、鎮静させてくれる働きに期待出来る成分なのです。

そのおかげで、ストレス発散やリラックス効果に繋がるという事となります。

ココアのメリットは以上となります。

ココアの効果的な飲み方

横に置かれたチューリップ3輪と目覚まし時計

続きまして、ココアの効果的な飲み方をご紹介していきたいと思います。

純ココアをお湯割りで飲む

先ほどもお伝えしましたが、健康を意識するのであればミルクココアではなく純ココアを選ぶようにしてください。

また、純ココアを飲む際はお湯で割って飲むのがおすすめです。

ミルクココアよりも純ココアの方がカカオポリフェノールが豊富ですので、より健康効果に期待する事が可能となります。

砂糖や牛乳を加えたくなるかもしれませんが、カロリーや糖質が高くなってしまうのでなるべく避けた方がいいかもしれません。

食前や寝る前がおすすめ

ココアを飲むタイミングについてですが、食前か寝る前に飲むのがベストです。

食前に飲む事で、食欲が落ち着くので食べる量が少なくなります。

朝食の前に飲むと、リグニン(ココアに含まれている成分)が腸を刺激し活発化させてくれます。

そのおかげで、排便を促してくれる効果にも繋がります。

そして、寝る前に飲むのもおすすめという事ですが、ココアに含まれるテオブロミンが関係しています。

テオブロミンには寝つきを良くしてくれる効果もありますが、睡眠の質を上げてくれる働きもあります。

ですので、寝る前に飲むと良い睡眠が期待出来ます。

おすすめのレシピ

おすすめと書かれた4つの積木

最後にココアを使ったおすすめのレシピをご紹介したいと思います。

豆乳とマシュマロのココア
材料(1人分)
ココアティースプーン1杯マシュマロお好み
豆乳150㏄熱湯適宜
練乳お好み

~作り方~

  1. ココアと練乳をカップに入れてよく練る
  2. 混ざったら熱湯を少しずつ入れて、さらに練る
  3. 滑らかになったら、豆乳を少しずつ入れてよく混ぜる
  4. 電子レンジで温める(溢れないように見ておくといい)
  5. 温まったらスプーンで混ぜて、マシュマロを浮かべて完成

牛乳より豆乳の方が糖質・脂質が低いのでおすすめです。

マシュマロには卵白やゼラチンが含まれているので、タンパク質も一緒に摂れますし、美肌効果にも期待が出来ます。

ココアとバナナのスムージー
材料(1人分)
黒酢大さじ1ココア大さじ2
バナナ1本牛乳150ml

~作り方~

  1. バナナを適当な大きさにちぎってからミキサーに入れる
  2. ミキサーに全ての材料を入れて滑らかになるまで混ぜたら完成

バナナにも食物繊維が豊富なのでおすすめの食材です。

バナナとココアを一緒に使う事で、便秘解消にも効果が抜群です。

注意点としましては、カロリーが高いので朝食の代わりに飲むか、おやつ代わりに飲むといいでしょう。

以上が、ココアを使ったおすすめレシピとなります。

まとめ

ココアが入ったカップ2つ
  • ココアのデメリットは、太りやすいや腹痛・下痢を引き起こすなどがある
  • ココアのメリットは、美肌効果や冷え・むくみ改善などがある
  • ココアは、お湯で割ったり食前や寝る前に飲むのがおすすめ

という事で今回は、ココアのデメリットとメリットについてお伝えしてきました。

意外と知らないココアのデメリットとメリットだったのではないでしょうか。

デメリットはいくつかありますが、メリットも嬉しい事だらけでしたね。

適切な量を守れば嬉しいメリットを得られますので、ぜひあなたも飲んでみてくださいね。

タイトルとURLをコピーしました