風邪の引きはじめやのどの違和感、さらにボイスケアをしたい時についつい頼りたくなる「のど飴」。
ただの飴のようにも見えますが、本当にのどの痛みを和らげる効果はあるのでしょうか?
この記事では、のど飴の効果の真相から、医薬品・医薬部外品・食品の違いによる選び方、おすすめのアイテム15選、そして正しい食べ方や注意点まで詳しくご紹介します。
のど飴って本当に効果があるの?

気になるのど飴の効果についてですが、結論からお伝えすると、のどに潤いを与えて痛みを抑える効果があると言われています。
では、なぜのど飴がのどのイガイガに有効なのか、その仕組みを見ていきましょう。
- 砂糖による潤いと保湿:のどが痛む原因は、ウイルスやのどの使いすぎによる炎症です。免疫力の低下などで炎症を抑えきれなくなると、痛みや咳の症状が現れます。これらを和らげるには粘膜を潤すことが必要ですが、主成分である砂糖には、唾液の分泌量を増やして粘膜を潤し、ウイルスの侵入を防ぐ保湿の役割があります。
- 有効成分による炎症の抑制:のど飴には殺菌作用や洗浄効果があり、医薬品にはさらに咳止めの成分がプラスされます。また、糖質にはカロリー摂取を助けて体が回復する際に必要なエネルギーを確保する働きもあります。
- 薬を使いたくない場合の選択肢:妊婦さんなど「なるべく薬を使いたくない」という方にも利用されますが、医薬品に属するのど飴もあるため、口にする際は必ず主治医に確認してください。カモミールなどの殺菌作用がある成分が含まれているものもありますが、心配な場合は薬剤師や婦人科の先生に相談することをおすすめします。
そもそものど飴の種類とは?
のど飴には明確な定義がなく、砂糖や水あめなどでコーティングされ有効成分が含まれているのが一般的ですが、大きく分けて以下の3つの種類に分類されます。
- 1. 医薬品
- 咳・痰・のどの痛みなどに効果がある有効成分が含まれた、効果の高いドロップ剤です。製造・販売には国の承認が必要で薬局やドラッグストアで購入できます。市販薬と同じ扱いになるため効果は高いですが、副作用のリスクもあるため注意が必要です。
- 主な例:浅田飴(第2類医薬品)、ルルメディカルドロップ(第2類医薬品)、南天のど飴(第3類医薬品)、ぺラックスイート(第3類医薬品)
- 2. 医薬部外品
- 医薬品を基準にした有効成分が配合されており、効き目は比較的緩やかなドロップ剤です。製造には国の承認が必要ですが、ドラッグストアだけでなくコンビニやスーパー、通販でも購入できます。症状の改善というよりも予防を目的としており、副作用がほとんどなく安心して手軽に使えるのがメリットです。
- 主な例:ヴィックス、ルルのど飴、DHC薬用のど飴 など
- 3. 食品
- 有効成分が含まれておらず、効能・効果が認められていないお菓子(飴)です。パッケージによくある、はちみつやハーブ、ビタミンCなどの栄養素を意識したものが多く、のどの乾燥予防や気分転換に向いています。一般的な飴と同じくらいの価格で買えるのがメリットです。
- 主な例:龍角散(飴タイプ)、はちみつきんかんのど飴、VC3000のど飴、プロポリス など
舐めすぎや選び方の注意点
のど飴にはさまざまな種類やメリットがありますが、舐めすぎや選び方にはいくつかの大切な注意点があります。
妊婦さん・授乳中の方が選ぶ際の注意点
妊娠中や授乳中の方は特に注意が必要です。
医薬品に該当するのど飴は体に影響を及ぼす可能性があるため、必ず主治医や薬剤師に相談してから利用するようにしてください。
食品に該当するのど飴は体への影響は少ないですが、原材料によるアレルギーなどを発症する場合もあるため、成分表示をよく確認して選びましょう。
舐めすぎが「逆効果」になる理由
のど飴を何個も舐め続けると、のどの粘膜に生えていて異物を除去してくれる「せん毛」の働きが悪くなり、体外から入ってきたウイルスなどを排除しにくくなる恐れがあります。
また、医薬品や医薬部外品の有効成分が過剰に働いて粘膜を痛めてしまったり、砂糖の多量摂取による虫歯や糖分の摂りすぎにつながるため注意しましょう。
商品によっては「1時間以内に3個まで」「2時間以上の間隔をあける」といった用法・用量が決められているため、必ずルールを守って舐めるようにしてください。
パッケージをしっかり確認する
人気の高い「龍角散」のように、粉末やトローチなどの【医薬品】として販売されている商品がある一方で、人気の高い「飴タイプ」には医薬品の成分は含まれていません。
「食品タイプじゃ物足りないから」と、効果の強めな医薬品ばかりを過剰に摂取すると、想定外の副作用につながるリスクもあります。
購入の際は必ずパッケージをしっかり確認しましょう。
医薬品から食品まで!失敗しない「のど飴」の選び方

のど飴は、症状や目的に合わせて選ぶことが大切です。選び方の主なポイントを6つに分けてご紹介します。
1. 効果・成分・目的で選ぶ
のどの状態や目的に合わせ、適切なタイプののど飴を選びましょう。
- 医薬品タイプ:のどの痛みや腫れがひどい時、咳や痰をしっかり抑えたい時に最適です。有効成分が含まれており効果・効能が認められていますが、他の薬を服用中の場合は医師や薬剤師に相談してください。
- 医薬部外品タイプ:手軽に症状を抑えたい、予防したい場合に適しています。口腔内の殺菌やのどの痛みを抑える働きがあり、副作用も少なく安心して使用できますが、医薬品に比べると効果は緩やかです。
- 食品タイプ:スーパーなどで買えるお菓子感覚の飴で、効果や効能は認められていません。のどの潤い維持や、鼻の通りを良くしたい時、気分転換に向いています。種類が豊富で好みの味を見つけやすいのがメリットです。
※「効果がないから」と強めの医薬品ばかりを過剰に摂取すると、想定外の副作用を引き起こす恐れがあるため注意しましょう。
2. 味・原材料で選ぶ
直接口に入れて舐め続けるものだからこそ、好みの味や原材料を確認することが重要です。
医薬品や医薬部外品は苦み成分が含まれていることもあるため、苦手な場合は甘いものを選ぶと続けやすくなります。
- マヌカハニー・プロポリス:栄養価が高く、プロポリスはピリピリとした刺激が特徴です。マヌカハニーは濃厚な甘さと独特な辛味があり、抗菌活性値(UMFやMGO)が高いほど効果が期待できます。
- かりんエキス:ビタミンC、βカロテン、ポリフェノールが豊富で、美容や健康、フルーティーで美味しい味わいを求める方におすすめです。
- 生姜エキス:優れた栄養価を持ち、健康維持をサポートするジンゲロールやショウガオールが含まれています。
- ミント・ハッカ:口の中をスッキリさせたい時や爽快感を求める方にぴったりです。苦手な場合はフルーツ系ミントを選ぶと食べやすくなります。
- 南天の実:有効成分「o-メチルドメスチシン」が含まれており、咳や気道の炎症を抑えるなど健康維持に役立ちます。
3. カロリーで選ぶ
のど飴の多くには糖分が含まれているため、1日に何個も舐めるとカロリーが高くなります。
カロリーや虫歯が気になる場合は、パッケージに「シュガーレス」「ノンシュガー」「シュガーフリー」と記載されたものや、低糖質タイプを選ぶのがおすすめです。
4. 使い勝手で選ぶ
利用シーンに合わせてパッケージの形状を選ぶと便利です。
- 個包装タイプ:外出時の持ち運びや、人に配りたい時、まとめ買いして保管したい時に向いています。手が汚れず、飴同士がくっつきません。
- チャック付き・食べきりサイズ:すぐに食べたい時や、頻繁に食べない場合に便利です。
5. 粒のサイズで選ぶ
- 大きめ:移動中や、何度も口に入れるのが面倒な場合に適しています。
- 小さめ:口の中に長時間飴が入っているのが気になる場面におすすめです。
おすすめののど飴15選

様々な特徴や成分を持つ人気のど飴を厳選してご紹介します。目的に合わせて選んでみてください。
特徴・魅力:アメリカ原産のエキナケアエキス(感染症などの抵抗力を上げる効果が科学的に立証されている成分)に加え、バンランコン、リュガンニク、キキョウといった東洋ハーブが贅沢に配合されています。
味わい: メントールが強めで非常に爽快感があり、甘さ控えめで後味もすっきりしています。
カロリー: 1粒あたり 14kcal
パッケージ: 個包装なので持ち運びに便利です。
特徴・魅力: 製薬研究のノウハウを生かし、「甜茶エキス」「甘茶エキス」「甘草エキス」「生姜エキス」の4種類を厳選。さらに、ユーカリやペパーミント香料を独自開発のカプセルに包んで飴に練り込んでいるため、舐め続けているうちにカプセルが溶け出して香りや刺激が持続するこだわり仕様です。。
味わい: 食べ飽きない甜茶味で、ノンシュガーなのも嬉しいポイントです。
カロリー: 1粒あたり 4.2kcal
パッケージ: チャック付きパッケージ。
特徴・魅力: 食品タイプののど飴で、厳選された8種類のハーブエキスとたっぷりのポリフェノールが含まれています。
味わい: ひんやり冷たいミントパウダーが施されており、のどの奥まで一気にスッキリさせてくれます。
カロリー: 1粒あたり 12.8kcal
パッケージ: 手軽に食べられるチャック付きパッケージです。
特徴・魅力: 13種類のハーブエキスが配合されており、のどをスッキリさせつつ美味しいお菓子感覚で楽しめます。青りんご・オレンジ・グレープ・ピーチの4つの味が詰まったアソートタイプです。
味わい: ミルクのほんのりした味わいが感じられる、まろやかな美味しい風味。
カロリー: 100gあたり 403kcal
パッケージ: 1kgの大容量タイプですが個包装になっているため、色々な人に配りやすいメリットがあります。
特徴・魅力: 清涼感を維持する工夫がされた、濃厚な巨峰味と爽やかなマスカット味に、スッキリとしたミントがブレンドされています。のどに優しいミントやポリフェノールも配合。
味わい: 巨峰&マスカットの豊かな果汁感とミントの爽快感。
カロリー: 1粒あたり 巨峰 14.5kcal / マスカット 14.4kcal
パッケージ: 個包装タイプなので持ち運びもラクラクです。
特徴・魅力: あのジュースでおなじみ「バヤリース」の果汁感となめらかな食感を再現したのど飴です。21種類のハーブエキスとビタミンCもしっかり配合されています。
味わい: 「オレンジ&マンゴー」「赤りんご&青りんご」「ぶどう&ピーチ」という、贅沢に2種類の味が1粒になったミックスアソートです。
カロリー: 1粒あたり 16kcal
パッケージ: 個包装タイプ。
特徴・魅力: のどの専門メーカーが開発した、CMでもおなじみの定番のど飴。厳選ハーブエキスに加え、ハーブを丸ごと使ったハーブパウダーが練り込まれており、味と香りの長続きを実現しています。乾燥やのどの使いすぎ、気分転換に最適です。
カロリー: 1袋あたり 342kcal
パッケージ: 保存に便利なチャック付きタイプ。
特徴・魅力: ニュージーランド産のグレードの高いマヌカハニー(MGO550+)を贅沢に使用したのど飴。素材の味をそのまま生かしたまろやかな仕上がりです。
味わい:濃厚で上質なマヌカハニーの風味。
カロリー: 1袋あたり 127kcal
パッケージ: 10粒入りと少なめですが、まずはお試しで使いたい時や持ち運びにぴったりな個包装です。
特徴・魅力: のどや鼻を一気に抜けるような、強めのメントール刺激が欲しい方にぴったりののど飴です。メントールが苦手な人向けにフルーツ味やミルク味なども用意されています。
味わい:圧倒的な爽快感。ノンシュガーでカロリー控えめなのも嬉しいところ。
カロリー: 1粒あたり 9.8kcal
パッケージ: 個包装タイプ。
特徴・魅力: 着色料不使用で作られており、飴粒自体が名前の通り透き通っているのが特徴です。ペパーミントやハッカ油が配合され、のどの奥まで爽快感がしっかり届きます。
味わい: 優しい甘さとミント本来のすっきりとした味わいで、リラックスタイムに最適です。ペパーミントは口臭が気になる方にもおすすめです。
カロリー: 1粒あたり 13kcal
パッケージ: 個包装タイプ。
特徴・魅力: 1粒あたり140mg(1袋でレモン約150個分!)ものビタミンCが配合されたノンシュガーのど飴。12種類のハーブも配合されています。甘すぎないため、「のどに違和感がある時の定番として愛用している」という声も多い実力派です。
味わい: すっきりしていて美味しく食べやすい味わい。
カロリー: 1粒あたり 8.7kcal
パッケージ: 個包装で」持ち運びにも困りません。
特徴・魅力:紀州梅を漬け込んだ特製の梅はちみつを使用しており、梅肉エキスと29種類のハーブエキスでのどを優しく癒やしてくれます。
味わい: さっぱりとした梅の酸味としつこすぎないはちみつの甘さが絶妙にマッチし、飽きずに美味しく食べられます。
カロリー: 1粒あたり 13.1kcal
パッケージ: 個包装(スティックタイプや袋タイプあり)。
特徴・魅力: 国立音楽大学声楽家の教授と共同開発され、プロを目指す声楽の学生たちの声を元に作られた本格派。プロポリス(抗菌作用・予防効果)やメントールが配合されており、普段から声を出す仕事や大声を出す機会が多い人に強く推奨したいのど飴です。
味わい: スッキリとした味わいで、気分転換のリフレッシュにも最適。
カロリー: 1粒あたり 12.9kcal
パッケージ: 個包装タイプ。
特徴・魅力: 殺菌作用や保湿効果に優れた「はちみつ」と、ビタミンCたっぷりの「きんかん」を組み合わせた大定番。痛みを抑えつつ乾燥による悪化を防いでくれます。
味わい: はちみつの強い甘さが苦手な人でも、きんかんのおかげですっきりと爽やかな後味で美味しく食べられます。
カロリー: 1粒あたり 3.8kcal
パッケージ: スティックタイプや袋タイプなどがあります。
特徴・魅力: しょうがの殺菌作用によって、のどの痛みやイガイガを解消してくれます。はちみつ・ゆず・きんかんも配合されてしょうがをしっかりサポート。
味わい:しょうがの風味と温活イメージ。なんと、のど飴をそのまま温かいお湯に入れて「紅茶代わり」にして飲むアレンジも冷え対策としておすすめです!
カロリー: 1袋あたり 391kcal(※袋全体の数値)
のど飴の正しい食べ方

- 2時間以上の間隔をあける 医薬品や医薬部外品に分類されるのど飴は、1粒が溶け終わったあと、2時間以上の間隔をあける必要があります。早く効果を得たいからと立て続けに舐めるのは避けましょう。カロリーや糖質の摂りすぎにもつながるため、普通の薬と同じように用法・用量をしっかり守ることが大切です。なお、食品タイプののど飴であっても、食べ過ぎには注意しましょう。
- 症状に合ったものを選ぶ のどの状態や目的に合った種類を選ぶことも重要です。パッケージの効能をきちんと確認し、しっかり効果を求めたいときは医薬品や医薬部外品を、お菓子感覚で楽しみたいときは食品タイプを選ぶなど、状況に応じて使い分けましょう。
まとめ

今回は、のど飴の効果の真相や種類別の違い、おすすめの15選、そして正しい食べ方や注意点について詳しくご紹介しました。
のど飴は、ただ舐めるだけでものどの乾燥を防ぎ痛みを和らげる効果が期待できますが、「医薬品」「医薬部外品」「食品」という分類によって目的や効果が大きく異なります。
しっかりと症状を抑えたい時は医薬品や医薬部外品を、日々の予防やリフレッシュには食品タイプを選ぶなど、ご自身の目的に合わせて使い分けることが大切です。
また、いくら美味しくても舐めすぎると逆効果になってしまったり、カロリーや糖質の摂りすぎ、妊婦さんへの影響など注意すべきポイントもあります。
用法・用量をしっかり守り、パッケージの成分表示を確認しながら、自分にぴったりののど飴で健やかなのどをキープしてくださいね。


