赤ちゃんが産まれた時に渡す、出産祝い。
あなたは、どうやって出産祝いを渡しているでしょうか?
子供が産まれたと聞けば、「出産祝いを渡さないと!」と思う方もいます。
そもそも出産祝いのマナーって、どういったものか知っているでしょうか?
私も出産祝いのマナーに関しましては、詳しく知らないのが現状です。
何度か用意した事がありますが、頻繁にある事ではないのでネットで調べながら用意しています。
やっぱり大人としてマナーは、しっかり身につけておく事が必要です。
出産祝いのマナーとなると、学ぶ機会もないので分からない方が多いですよね。
ということで今回は、以下の点についてお伝えしていきたいと思います。
- 出産祝いのマナー
- 正しい熨斗の書き方
- 出産祝いのマナーでの注意点
出産祝いのマナーを知って、相手に失礼のないようにしましょう。
出産祝いを渡す時のマナーってどんな感じなの?

では最初に、出産祝いのマナーについてお伝えしていきます。
出産祝いのマナーに関しましては、最低限知っておいてほしいいくつかのマナーがあります。
簡単にまとめてみますと、以下のようになります。
- 贈る時期
- 贈り方
- 手渡しする場合
- 贈り物とメッセ―ジ
- 書き方
- 相場
この6つが、最低限知っておいてほしいマナーとなります。
それでは、それぞれのマナーについて見ていきます。
出産祝いを贈る時期に関してですが、出産祝いというものは、いつ贈ってもいいというわけではありません。
不適切な時期に贈ってしまうと、相手に不快感を与えてしまう可能性も大いにあります。
まず、出産祝いを贈るのに適切な時期は、生後7日後~1ヶ月が目安となっています。
産まれて7日以上経っているのであれば、退院している可能性もあります。
ですが、帝王切開で産んだ方や、赤ちゃんが黄疸などで退院が先延ばしになっている可能性も。
いいかもしれません。
また、退院後すぐだとバタバタしたり、疲れている事もあるでしょう。
ですので、退院直後ではなく、生後2週間~3週間くらいに渡せるのが理想です。
そして、出産前には贈らないようにしましょう。
「早く贈ってあげたい」と思う方もいると中にはいるでしょう。
ですが、妊娠中や出産というのは、なにが起こるか分からないです。
ですので、無事に出産出来た事を聞いてから贈るようにしてください。
贈る都合がつかず、なかなか贈れないという方は、贈る相手に「出産祝いを渡したいけど、1ヶ月以内に贈るのが難しい」という理由を伝えておきましょう。
またその時に、いつ頃贈るのかも伝えておくといいですね。
出産祝いの贈り方について。
最も大切なのが出産を無事に終えた相手と、産まれて時間の経ってない赤ちゃんに配慮する事です。
病院に行って、その場で渡すという方も実際に多いです。
ですが、出産で疲れていたり、赤ちゃんのお世話で寝ていないという可能性も高いです。
入院中は、ゆっくり休ませてあげるようにしてください。
贈り方のマナーとしましては、宅配便が理想です。
贈る相手は、退院してからも赤ちゃんの世話で忙しいです。
また、産後は体調が優れない事も多いので、直接渡すよりも宅配便などを利用して贈る事をおすすめします。
宅配便などを利用する時は、相手に都合のいい時間を教えてもらいましょう。
また退院してから、実家に帰る方もいれば、自宅に帰る方もいるので、どちらにいるのかも聞いておきましょうね。
宅配便を利用して出産祝いを渡すのが理想ですが、どうしても直接渡したいという方もいるでしょう。
直接渡す場合は、相手の都合に合わせて日程を調整しましょう。
赤ちゃんが寝ている時間や、授乳時間に来られると相手が困ってしまいます。
ですので、日程は相手に合わせるようしましょう。
そして、直接渡す時は、長時間滞在する事は避けてください。
産まれたての赤ちゃんは、3時間おきの授乳が必要です。
やはり来客がいると授乳もなかなか難しくなるので、出産祝いを渡して短時間で帰るようにしてください。
また、産後は体調を崩しやすいので、伺う当日に連絡を入れ、相手と赤ちゃんの体調を聞いてからにしましょう。
そして忘れがちかもしれませんが、産まれたての赤ちゃんを見れば、抱っこしたくなる方も多いですよね。
その時は、赤ちゃんに触れる前に、必ず手を洗って清潔な手で触るようにしましょう。
贈り物に関しては、どのような物でも大丈夫ですが、中には以下のような贈ってはいけない品物もあります。
- 花
- ハンカチ
- 刃物
これが贈ってはいけないものとされていますが、これはほんの一例です。
他にもありますので、気を付けてください。
花は絶対に贈ってはいけない物ではありませんが、入院中に花を贈るという方は、切り花などにしましょう。
また花を選ぶ時は、誕生月の花が喜ばれるのでおすすめです。
気を付けるのは花だけではなく、ハンカチなどは「涙をぬぐう」という意味があるので、お祝いには不向きです。
また刃物は、「縁を切る」という意味があるので不向きな品物となります。
ちなみに出産祝いで喜ばれる物を知りたいという方は、こちらからぜひご覧ください。
メッセージに関しましては、出産祝いと一緒にメッセージを贈るのがマナーとなっています。
メッセージのマナーは、「きる」「うしなう」「なくなる」「しぬ」「きえる」といった言葉は避避けてください。
書き終えても必ず最終チェックをして、相手に失礼のないメッセージになってないかしっかり確認しましょう。
熨斗紙の書き方について。
こちら関しましては、後ほど詳しくお伝えします。
相場に関しては、贈る相手との関係性によって異なってきます。
表にまとめてみたのでご覧ください。
息子・娘 | 30,000円~100,000円 |
兄弟・姉妹 | 10,000円~50,000円 |
親族 | 10,000円~30,000円 |
いとこ | 10,000円~20,000円 |
甥・姪 | 5,000円~10,000円 |
友人 | 3,000円~10,000円 |
知人 | 3,000円 |
上司・先輩・同僚・部下 | 1,000円~10,000円 |
相場はあくまで相場です。
安すぎても高すぎても失礼になるので、相場の範囲内で品物を決めるようにしてください。
これらが出産祝いを贈る時のマナーとなっています。
贈り方や書き方まで、幅広くなりましたがマナーをしっかり身につけて、失礼にあたらないように気を付けてください。
出産祝いのマナーで正しい熨斗の書き方は?

先ほども最低限のマナーの1つとして書きましたが、熨斗の書き方について、詳しく見ていきます。

そもそも熨斗ってなに?
熨斗というのは、本来、右上にある飾りのことを意味します。
ですが最近では、熨斗や水引をまとめた紙の事を熨斗と言うようになっています。
水引について
水引というのは、祝儀袋の真ん中にある細い線のものです。
この水引には種類がありますが、出産祝いの時は紅白の物を選び、本数は5本の物を選びましょう。
5本以外にも、7本、10本といった水引がありますが、7本の水引は結婚祝いに使い、10本の物は結納の時に使います。
ですので、出産祝いの時は5本の水引で大丈夫です。
水引の結び目についてですが、「蝶結び」と「結び切り」という2種類の結び方があります。
出産祝いの時は、蝶結びの物を選びましょう。
蝶結びは何度も結び直せる事から、「何回起こっても嬉しい事」という意味が込められているので、出産祝い以外にも、誕生日や入学祝い、昇進した時に使われる物です。
「結び切り」というのは、「二度と起こってほしくない」という意味が込められています。
ですので、結婚祝いやお見舞いなどに使われるものとなります。
外のし内のしについて
外のしというのは、包装紙の上から熨斗紙を貼る事で、内のしは、包装する前に熨斗を付け、その上から包装する形となります。
出産祝いでは、外のしを選ぶといいでしょう。
ですが、宅配で出産祝いを贈るという人は、熨斗が破れたりしないように、内のしにしても構いません。
書き方
それでは、熨斗の正しい書き方について、お伝えしていきます。
熨斗に文字を書く時は、黒色のペンか黒色の毛筆できちんと書きましょう。
そして、熨斗の上部には、何に対して祝っているのか、分かるようにする必要があります。
上部に書く時、適切とされている言葉はこちらです。
- 御祝
- 御出産御祝
- 御安産御祝
- 祝御出産
この内の1つを上部に書きましょう。
ですが、「祝御出産」も適切な言葉の中に入れましたが、4文字になるのであまりいい印象を持たれません。
「4」という数字は死を連想させてしまうので、あまり使わない方がいいです。
ですが、最近ではそういった事を重視する人が少なくなってきていますが、気になるという人は、他の言葉を選びましょう。
そして、下部には名前をフルネームできちんと書きましょう。
走り書きだと「気持ちがこもっていない」と勘違いされるので、1文字1文字丁寧に書いてください。
また、連名で贈りたいという人もいるでしょう。
まず子供がいないご家庭の場合は、夫の名前をフルネームで右側に書き、左側に妻の名前を書きましょう。
夫の名前がフルネームで書かれているので、妻の名前を書くときは、下の名前のみで大丈夫です。
子供がいるご家庭の場合は、妻の横に書いておくといいでしょう。
名前を書く人数が4名以上の場合は、全員の名前を書くのではなく、代表者の名前だけを書いて渡してください。
そして、左側に小さく「他家族一同」と書き、別紙に全員の名前を書いて渡しましょう。
会社関係者の人についてです。
部署で渡す場合は、「○○部一同」といった、会社や部署の名前を下部に書き、別紙に全員の名前を書いて一緒に渡しましょう。
部署からのお祝いではなく、数人でまとめてお祝いを渡す時は下部に、名前を書くのですが立場が上の人から右側に書いていきます。
友達と連名で出す場合は、50音順で書くのがマナーとなっています。
以上が正しい熨斗の書き方となります。
いろいろとマナーがあって難しいかもしれませんが、失礼にあたらないように気を付けましょう。
出産祝いのマナーで注意すべき点は?

出産祝いのマナーについて、いろいろとお伝えしてきましたが、最後に注意点をご紹介していきます。
これは先ほどお伝えしましたが、黒いペンか黒色の毛筆を使いましょう。
ボールペンや万年筆などで書くのは控えてください。
おめでたい事には、濃い黒色で書く事が常識です。
薄い黒色だと、四十九日法要などの弔事に使う色なので使わないようにしましょう。
熨斗は付けた方がいいのか、別に付けなくていいのか?と思う方もいると思いますが、熨斗は原則付けた方がいいです。
最近では昔ながらのしきたりを、気にしないといったご家庭が増えてきています。
ですが、中には昔ながらのしきたりを守っているご家庭もあるので、熨斗は付けて贈った方が無難です。
これらに注意して、出産祝いを贈ってみてください。
いろいろと注意すべき点がありますが、相手に失礼のないように気を付けてください。
まとめ

- 出産祝いに関して、最低限のマナーが6つほどある
- 出産祝いとして渡してはいけないものもある
- 出産祝いを渡す時は、ママと赤ちゃんに配慮する事
- 昔ながらのマナーを気にする家庭もあるので、無難な方を選ぶ事
今回は、出産祝いのマナーや熨斗の書き方について、お伝えしてきました。
いろいろとあって難しいかもしれません。
なかなか学ぶ機会もないので、慣れるまで大変かもしれませんが、相手に失礼のないようにしてくださいね。