赤ちゃんが産まれた時に渡す、出産祝い。
あなたは、どうやって出産祝いを渡しているでしょうか?
子供が産まれたと聞けば、「出産祝いを渡さないと!」と思う方もいます。
そもそも出産祝いのマナーって、どういったものか知っているでしょうか?
私も出産祝いのマナーに関しましては、詳しく知らないのが現状です。
何度か用意した事がありますが、頻繁にある事ではないのでネットで調べながら用意しています。
やっぱり大人としてマナーは、しっかり身につけておく事が必要です。
出産祝いのマナーとなると、学ぶ機会もないので分からない方が多いですよね。
ということで今回は、以下の点についてお伝えしていきたいと思います。
出産祝いのマナーを知って、相手に失礼のないようにしましょう。
出産祝いを渡す時のマナーってどんな感じなの?
では最初に、出産祝いのマナーについてお伝えしていきます。
出産祝いのマナーに関しましては、最低限知っておいてほしいいくつかのマナーがあります。
簡単にまとめてみますと、以下のようになります。
- 贈る時期
- 贈り方
- 手渡しする場合
- 贈り物とメッセ―ジ
- 書き方
- 相場
この6つが、最低限知っておいてほしいマナーとなります。
それでは、それぞれのマナーについて見ていきます。
これらが出産祝いを贈る時のマナーとなっています。
贈り方や書き方まで、幅広くなりましたがマナーをしっかり身につけて、失礼にあたらないように気を付けてください。
出産祝いのマナーで正しい熨斗の書き方は?
先ほども最低限のマナーの1つとして書きましたが、熨斗の書き方について、詳しく見ていきます。
そもそも熨斗ってなに?
熨斗というのは、本来、右上にある飾りのことを意味します。
ですが最近では、熨斗や水引をまとめた紙の事を熨斗と言うようになっています。
水引について
水引というのは、祝儀袋の真ん中にある細い線のものです。
この水引には種類がありますが、出産祝いの時は紅白の物を選び、本数は5本の物を選びましょう。
5本以外にも、7本、10本といった水引がありますが、7本の水引は結婚祝いに使い、10本の物は結納の時に使います。
ですので、出産祝いの時は5本の水引で大丈夫です。
水引の結び目についてですが、「蝶結び」と「結び切り」という2種類の結び方があります。
出産祝いの時は、蝶結びの物を選びましょう。
蝶結びは何度も結び直せる事から、「何回起こっても嬉しい事」という意味が込められているので、出産祝い以外にも、誕生日や入学祝い、昇進した時に使われる物です。
「結び切り」というのは、「二度と起こってほしくない」という意味が込められています。
ですので、結婚祝いやお見舞いなどに使われるものとなります。
外のし内のしについて
外のしというのは、包装紙の上から熨斗紙を貼る事で、内のしは、包装する前に熨斗を付け、その上から包装する形となります。
出産祝いでは、外のしを選ぶといいでしょう。
ですが、宅配で出産祝いを贈るという人は、熨斗が破れたりしないように、内のしにしても構いません。
書き方
それでは、熨斗の正しい書き方について、お伝えしていきます。
熨斗に文字を書く時は、黒色のペンか黒色の毛筆できちんと書きましょう。
そして、熨斗の上部には、何に対して祝っているのか、分かるようにする必要があります。
上部に書く時、適切とされている言葉はこちらです。
- 御祝
- 御出産御祝
- 御安産御祝
- 祝御出産
この内の1つを上部に書きましょう。
ですが、「祝御出産」も適切な言葉の中に入れましたが、4文字になるのであまりいい印象を持たれません。
「4」という数字は死を連想させてしまうので、あまり使わない方がいいです。
ですが、最近ではそういった事を重視する人が少なくなってきていますが、気になるという人は、他の言葉を選びましょう。
そして、下部には名前をフルネームできちんと書きましょう。
走り書きだと「気持ちがこもっていない」と勘違いされるので、1文字1文字丁寧に書いてください。
また、連名で贈りたいという人もいるでしょう。
まず子供がいないご家庭の場合は、夫の名前をフルネームで右側に書き、左側に妻の名前を書きましょう。
夫の名前がフルネームで書かれているので、妻の名前を書くときは、下の名前のみで大丈夫です。
子供がいるご家庭の場合は、妻の横に書いておくといいでしょう。
名前を書く人数が4名以上の場合は、全員の名前を書くのではなく、代表者の名前だけを書いて渡してください。
そして、左側に小さく「他家族一同」と書き、別紙に全員の名前を書いて渡しましょう。
会社関係者の人についてです。
部署で渡す場合は、「○○部一同」といった、会社や部署の名前を下部に書き、別紙に全員の名前を書いて一緒に渡しましょう。
部署からのお祝いではなく、数人でまとめてお祝いを渡す時は下部に、名前を書くのですが立場が上の人から右側に書いていきます。
友達と連名で出す場合は、50音順で書くのがマナーとなっています。
以上が正しい熨斗の書き方となります。
いろいろとマナーがあって難しいかもしれませんが、失礼にあたらないように気を付けましょう。
出産祝いのマナーで注意すべき点は?
出産祝いのマナーについて、いろいろとお伝えしてきましたが、最後に注意点をご紹介していきます。
これらに注意して、出産祝いを贈ってみてください。
いろいろと注意すべき点がありますが、相手に失礼のないように気を付けてください。
まとめ
- 出産祝いに関して、最低限のマナーが6つほどある
- 出産祝いとして渡してはいけないものもある
- 出産祝いを渡す時は、ママと赤ちゃんに配慮する事
- 昔ながらのマナーを気にする家庭もあるので、無難な方を選ぶ事
今回は、出産祝いのマナーや熨斗の書き方について、お伝えしてきました。
いろいろとあって難しいかもしれません。
なかなか学ぶ機会もないので、慣れるまで大変かもしれませんが、相手に失礼のないようにしてくださいね。