あなたは、もち麦を食べる機会がどれだけあるでしょうか?
また、もち麦というものをどこまで知っているでしょうか?
もち麦というのは、大麦の一種で穀類の中でもずば抜けて栄養価の高い食べ物です。
ダイエットに効果があると聞くけど、本当かな?
もち麦に関しては上記のような声もあったり、テレビや雑誌などでも取り上げられていますが…
実はもち麦は危険な食べ物と言われているのを知っていますか?
なぜ栄養価も高いのに、危険と言われるのか気になりますよね?
ということで今回は、以下の点についてお伝えしていきたいと思います。
体によさそうと思って食べているのに、なぜ危険な食べ物なのか…?
もち麦って危険な食べ物なの?
それでは最初にもち麦についてお話します。
最初の方にもお伝えしましたが、実はもち麦というのは危険な食べ物と言われています。
ですが実際の所、本当に危険な食べ物なのか見ていきましょう。
結論から申し上げますと、食べる量を守ればもち麦は危険な食べ物ではありません。
では、どうして危険な食べ物と言われているのか。
その理由として言われているのが、国産のもち麦ではなく外国産のもち麦が多いからなのです。
え?国産の物が多いんじゃないの?
実は、スーパーなどでよく見かけるもち麦は、ほとんどがアメリカやカナダ産の物です。
外国産となると、遺伝子組み換えや残留農薬といった心配事があるため、もち麦は危険と言われているのです。
国産物の方が安全性が高いため、安心して食べられますよね。
外国産の物にはいくつかの心配になる点があるので、もち麦が危険と思われている方もいます。
ですが、安心して食べていただいて大丈夫です。
なぜなら、外国産のもち麦はかなり厳しめの検査を通過しており、安全性の高いもち麦ばかりなので、危険性は一切ありません。
ですので、安心して食べていただいて大丈夫なのです。
いろいろな種類がある中でも、【はくばく】という穀物を扱っている会社では、国産、外国産に関係なく現地まで行って調査をしております。
管理も厳しく行っているので、安全性がとても高いと言えます。
ですので、外国産のもち麦=危険と思う事なく、安心して食べてくださいね。
ちなみに、アメリカやカナダ産のもち麦が多い理由としましては、日本だけの生産では追い付かないといった事情があるからです。
ですので、安定したもち麦を供給するには、輸入の物も必要という事となります。
もち麦はダイエットにも効果的なの?
先ほど、もち麦は危険な食べ物ではないという事が分かりました。
では次に、もち麦はダイエットに効果的なのか見ていきます。
こちらも結論から申し上げますと、もち麦はダイエットに効果的です。
もち麦は、栄養価が高いというのは、最初にお伝えしましたね。
ここで、もち麦の栄養素を見ていきましょう。
もち麦には、水溶性食物繊維(大麦β-グルカン)と不溶性食物繊維が豊富に入っております。
それ以外にも、ビタミンEとビタミンB1が含まれており、さらにはマグネシウムが含まれております。
お米と比べるともち麦にはビタミンが3倍、マグネシウムが9倍も含まれているのです。
さらに食物繊維、タンパク質、ミネラルも豊富なんですよ!
このような栄養豊富なもち麦を積極的に取り入れる事で、美容や健康維持に効果的なのです。
また、食べ方や食べるタイミングにさえ気を付ければ、ダイエット効果が期待される優れた食べ物なのです。
いろいろ栄養を多く含まれたもち麦を食べると、以下のような効果を得る事が出来るのです。
- 腸内環境を整えてくれる
- 便秘を解消してくれる
- 糖の吸収を抑えてくれる
- 脂肪燃焼しやすい体にしてくれる
嬉しい効果がたくさんだね。
でもどうしてもち麦に含まれている、大麦β₋グルカンなどがダイエットに効果的なのか気になりますよね?
【大麦β₋グルカン】【食物繊維】【ミネラル】【ビタミン】【タンパク質】といったものが、どうして効果的なのかご説明します。
今ご紹介した【大麦β-グルカン】【食物繊維】【ミネラル】【ビタミン】【タンパク質】というのは、女性が不足しがちな栄養素です。
この不足しがちな栄養素をもち麦で取り入れる事で、美容や健康維持にも繋げる
が出来るのです。
腸内というのは、免疫細胞のおよそ7割が集まっており、腸の調子を整える事で健康に繋がります。
そして、先ほどセカンドミールについて簡単に触れました。
朝にもち麦を摂取する事で、それ以降、何かを食べたとしても血糖値の上昇を抑えてくれるので、糖質、そして食生活をコントロールしてくれますよ。
ダイエットと言えばスムージーもダイエットに向いていますね。
スムージに関しては、こちらの記事を読んでみてください。
もち麦に副作用はある?
最初の方で、もち麦は食べる量をきちんと守れば、危険な食べ物ではないとお伝えしました。
ですが、食べ方や食べる量を間違ると副作用が起こってしまうのです。
その危険な副作用というのがこちら。
- 便秘
- おなら
- 下痢
- 胃痛
これらが、もち麦を間違った食べ方をしてしまった時に起こる副作用となります。
頭を悩ます副作用がずらりと並びました。
では、上記の副作用が起こってしまう理由を見ていきましょう。
美容、健康維持、ダイエットに繋がるからといって、必要以上の量を食べてしまうとかえって、危険性のある副作用を引き起こしてしまいます。
そういう副作用を起こさないためにも、しっかり量を守って食べてください。
もち麦の1日の摂取量は50gが適切とされています。
ちなみに、もち麦はもちもちとした食感です。
ですので、よく噛んで食べるようにしてくださいね。
もち麦を食べる時間によって起こる危険性は?
それでは、もち麦を食べる時間によって起こる危険性をお伝えします。
もち麦には食物繊維が豊富とお伝えしてきましたが、その食物繊維が危険を引き起こす理由となるのです。
もち麦というのは、ゆっくり消化され、長時間満腹感を得られる食べ物です。
ですが、夜にもち麦を食べてしまうと、ゆっくり消化していくもち麦は、寝る時間になっても消化されず、お腹が苦しい状態のまま寝てしまわなければいけません。
ですので、夜にもち麦を食べると、お伝えしたような状態になっていますので、「あまり夜には食べてはいけない」と言われているのです。
上記のような事を聞いてしまうと、夜に食べないようにしなきゃと思いがちですが、決して夜に食べてはいけない物ではありません。
もち麦を夜に食べるのであれば、ご飯の量を減らしたり、もち麦の割合を減らせば、問題無く夜にもち麦を食べる事は可能です。
でもせっかくもち麦を食べるのなら、効果を活かしたいよね。
せっかく、美容、健康維持、ダイエットのためにもち麦を食べているのであれば、もち麦の効果を活かしたいですよね。
では、もち麦を食べるのに適した時間はいつなのか?
それは朝食と昼食です。
その理由としましては、もち麦に含まれている水溶性食物繊維には糖の吸収を緩やかにする働きがあります。
その働きのおかげで、次の食事の時にいい影響を与えてくれるのです。
朝食にもち麦を食べると、昼食時の糖の吸収を緩やかにしてくれます。
昼食にもち麦を食べると、夕食時の糖の吸収を緩やかにしてくれるのです。
ですので、もち麦を食べるのなら朝食か昼食に取り入れる事をおすすめします。
食後の血糖値の上昇を抑えてくれるだけではなく、満腹感も得られるので、間食の必要もなくダイエットに繋がるのでしょうね。
なるほど!
もち麦を取り入れるなら美味しく食べたいよね。
それでは最後に、もち麦を美味しく食べる方法をお伝えします。
もち麦を美味しく食べるには?
もち麦は、もち麦だけでも美味しく食べられますが、独特なにおいが気になるという方も中にはいます。
そんな方には、もち麦と白米を混ぜて食べると美味しく食べる事が出来ますよ。
【美味しい炊き方】
- 通常通りお米を研ぐ
- 白米用の水を入れる(1合の場合200ml)
- もち麦50gともち麦用の水を100ml入れる(合計300ml)
- 炊飯器で炊く
このやり方ですれば、美味しくもち麦を食べることが出来ます。
もち麦は水洗い不要ですが、気になる場合は軽く洗っても大丈夫です。
ですが注意点としては、炊けたあと保温状態で放置しておくと、においが出てきたり変色したりするので、保温状態で放置するのはやめておきましょう。
お米と混ぜるだけではなく、茹でたもち麦をサラダやスープに入れたり、リゾットにしてみたりといろいろな活用法があります。
そして、意外かもしれませんが漬物と一緒に食べるのもおすすめです。
漬物には植物性乳酸が含まれており、腸内の善玉菌を活性化させてくれて、便秘解消へと導いてくれますよ。
もち麦の食べ方は無限にあるので、あなた自身に合った食べ方を見つけられるといいですね。
まとめ
- もち麦は外国産の物が多いが危険性はない
- もち麦の栄養価は非常に高い
- もち麦に含まれている栄養素はいろいろある
- もち麦は食べる時間によっては危険性がある
今回は、もち麦の危険性についてお伝えしてきました。
外国産の物が多いもち麦ですが、厳しい検査を受けているので安心して食べる事が出来るという事も分かりましたね。
外国産だから危険という考えはやめて、上手に活用できるといいですね。
ですが、食べ過ぎてしまうと辛い副作用も出てきてしまうので、しっかり量を守り、よく噛んで食べるようにしましょう。