あなたは【マヌカハニー】という食材を知っていますか?
マヌカハニーというのは、ニュージーランドで採れる特殊なはちみつの事なのです。
マヌカハニーを食べる事で、いろいろな効果や効能があるのですが…
実は、マヌカハニーって食べてはいけない人がいると言われているのです。
ということで今回は、以下の点についてお伝えしていきたいと思います。
この記事で分かる事!
- マヌカハニーを食べてはいけない人
- マヌカハニーの危険性・副作用
- マヌカハニーの効果と食べ方
気になる発がん性についても触れていますので、ぜひ最後までご覧ください。
マヌカハニーを食べてはいけない人とは
それではまず初めに、マヌカハニーを食べてはいけない人についてお伝えしていきたいと思います。
マヌカハニーを食べてはいけないという人を簡単にまとめますと、
- 1歳未満の赤ちゃん
- 持病がある人
- はちみつアレルギーの人
- 胃や腸が弱い方や体質に合わない人
上記に当てはまる方は、マヌカハニーを食べてはいけない人となっています。
その理由について解説していきます。
1歳未満の赤ちゃん
1歳未満の赤ちゃんにはちみつを与えてはいけません。
その理由としては、【ボツリヌス菌】が関わってきます。
ボツリヌス菌というのは、川・海・土壌などいろいろな場所に存在している菌です。
その菌がはちみつに入っている可能性があるため、1歳未満の赤ちゃんは食べてはいけないのです。
「なんで大人は食べてもいいの?」という疑問が出てきますが、大人が食べたとしても腸内細菌で菌は消滅されます。
ですが赤ちゃんの場合、腸の発達が未熟な状態なので菌を消滅させる事が難しいのです。
そのため、ボツリヌス菌が繁殖してしまい【乳児ボツリヌス症】に感染してしまう可能性が高いと言われています。
感染してしまった場合、適切な治療を受ければ治るケースがほとんどです。
ですが、中には亡くなってしまう場合もありますので、絶対に1歳未満の赤ちゃんには与えないようにしてください。
また、厄介な事にボツリヌス菌は熱にも非常に強い菌で、加熱しても死滅しません。
はちみつを使った料理・お菓子・飲み物も与えないように気をつけましょう。
持病がある人
持病がある方と言っても、血糖値に関係している持病をお持ちの方に限ります。
はちみつは栄養が豊富で、甘い食品ではありますが砂糖よりも糖質は少ないです。
砂糖と同じ糖分の高い食品と言えます。
砂糖よりも体内で吸収する速度が速いため、血糖値を急上昇させてしまうリスクを伴います。
主治医と相談したうえで、食べる量を決めるようにしてください。
はちみつアレルギーの人
マヌカハニーと言ってもはちみつの仲間となりますので、はちみつアレルギーの人は食べないようにしましょう。
アレルギーの原因としましては、はちみつに含まれている花粉・ハチの分泌物です。
花粉アレルギーを持っている人・過去にハチに刺された事があるという人は気をつけなければいけない食品です。
胃や腸が弱い方や体質に合わない人
マヌカハニーに含まれる抗菌作用ですが、ピロリ菌・悪玉菌に効果的という事が分かっています。
マヌカハニーの主成分は果糖なのですが、この果糖というのが【FODMAP】という糖質の一種なのです。
FODMAPは、過敏性陽症候群の症状を悪化させる可能性があります。
少しずつ食べて様子を見ながら、摂取するようにしましょう。
マヌカハニーの危険性や副作用
マヌカハニーの副作用と発がん性についてお伝えしていきます。
健康な人であれば副作用は無いと思っていただいてもいいのですが、どれだけ食べてもいいというわけではありません。
殺菌効果の高いマヌカハニーは、どのような危険性や副作用があるのか?
太る
先ほど、「マヌカハニーは、砂糖と同じ高い糖分の食材」とお伝えしました。
ですので、食べ過ぎてしまうと太るといった結果に繋がってしまうという事があります。
下痢・腹痛
マヌカハニーには抗菌作用があり、腸内環境を整えてくれる働きがあります。
そのおかげで、下痢などの症状を改善する事が可能となります。
ですが中には、マヌカハニーを食べて腹痛や下痢といった症状を引き起こしている方もいます。
医学的には副作用がないと言われていますが、食べてお腹がおかしいと思った時は、食べるのを中断し少しずつ食べるようにしてみましょう。
ちなみに…
マヌカハニーと検索すると、【マヌカハニー 発がん】と出てくる時があります。
ですので、「マヌカハニーには発がん性がある」と思っている方もいるかもしれません。
なぜ、マヌカハニー=発がん性と結びつけられているかと言いますと、マヌカハニーの一部の商品から【グリホサート(除草剤)】と呼ばれる成分が出てきたからなのです。
近隣で撒かれていた除草剤が混ざってしまったのが原因と言えます。
メーカーによっては、薬物汚染されないように山奥に巣箱を設置するといったメーカーもあります。
マヌカハニーからグリホサートが検出された商品も検査機関によって調べられましたが、体に影響のない範囲内の数値だったという事が分かっています。
ですので、マヌカハニーは発がん性が無いと言ってもいいでしょう。
マヌカハニーの効果と食べ方
マヌカハニーは、正しく食べていれば嬉しい効果を手にする事が出来ます。
- ピロリ菌の除去
- 風邪予防・風邪症状の改善
- 整腸作用
- 虫歯・歯周病の予防
- 副鼻腔炎の治療
- 火傷の改善
- 美肌効果
- アンチエイジング
正しく食べる事で、このような嬉しい効果を得る事が出来ます。
効果的な食べ方
嬉しい効果を得るには、やはり正しく食べる必要があります。
マヌカハニーの正しい食べ方は、以下のようになりますので見ていきましょう。
小分けにして続けて食べる事
1日に小分けして食べ続ける事で、マヌカハニーに含まれている成分が常に体内で働いている状態を保つ事が可能となります。
続けて食べる事で効果を感じやすくもなりますので、相性のいいヨーグルトやパンと一緒に食べるといいですね。
木製のスプーンでそのまま食べる事
【食物メチルグリオキサール(MGO)】という抗菌成分がマヌカハニーには含まれています。
この抗菌成分は、金属性のものに触れてしまうと成分の働きが弱まってしまうと言われています。
ですのでマヌカハニーを食べる際は、木製のスプーンでそのまま食べるようにしてください。
「そのまま食べるのはちょっと…」という方は、コーヒーや紅茶などに混ぜて飲んでもOKです。
1日あたり大さじ1杯程度を目安にしておきましょう。
食べる時間
マヌカハニーを食べるのであれば、お腹が空いている時に食べるといいでしょう。
食事をする30分前や、寝る1時間前などに食べるのがおすすめです。
寝る1時間前に食べると、消化器官内に長い時間留まる事が可能なのでおすすめの時間帯と言えます。
大さじ1杯を目安にとお伝えしましたが、それを小分けにして食べるようにしてくださいね。
まとめ
- マヌカハニーを食べてはいけない人もいる
- マヌカハニーには副作用もないが、たまに症状が出る人もいる
- マヌカハニーには発がん性は無いと思っていい
という事で今回は、マヌカハニーについていろいろとお伝えしてきました。
私自身まだ食べた事がないですが、気になる食品でした!
正しく食べれば嬉しい効果が得られますので、あなたもぜひマヌカハニーを食べてみてはいかがでしょうか。