口内炎が出来た時のおすすめの食べ物とは?逆に避けておく食べ物は?

左頬を手でおさえている女性暮らし
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皆さんは、口内炎についてどれくらい知っているでしょうか?

何かを食べたいと思っても、口の中に口内炎が出来てしまうと、食べたり飲んだりという当たり前の行動が苦痛に感じてしまいますよね。

口内炎に良い食べ物ってないのかな?

皆さんは、口内炎が出来た時のおすすめの食べ物って一体何だと思いますか?

あまり知らないという方もいるかもしれません。

ということで今回は、以下の点についてお伝えしていきたいと思います。

この記事で分かる事!
  • 口内炎が出来た時のおすすめのもの
  • 口内炎が出来た時は避けるべきもの
  • 口内炎が出来た時の食事での注意点
  • 口内炎が出来た時の受診の目安

出来てしまうと痛い口内炎。

おすすめの食べ物とは一体何なのか?見ていきましょう!

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口内炎が出来た時のおすすめの食べ物!

1匹丸々のチキンとニンニクとミニトマト

それでは、口内炎が出来た時のおすすめの食べ物をお伝えしていきたいと思います。

口内炎が出来た時は、ビタミンB群が豊富に含まれた食べ物を食べるようにすると良いです!

ビタミンB群が多い食べ物って何?

ビタミンB群が多い食べ物を簡単にまとめますと…

  • 魚類
  • 肉類
  • 穀類
  • 貝類
  • にんにく
  • のり

これらが口内炎が出来た時に、おすすめの食べ物となります。

ちなみに、【肉類】と書いてありますがその中でも、豚肉とレバーがおすすめです。

そして、【穀類】に関しましては、白米より玄米がおすすめですよ!

ビタミンといっても、【ビタミンA】などに分ける事が出来ます。

特に口内炎に良いとされているのが、【ビタミンA】【ビタミンB₁】【ビタミンB₂】【ビタミンB₆】【ビタミンC】なのです。

そして、特に重要とされているのが【ビタミンB₂】なのです。

ビタミンはいろいろと分ける事が出来ますが、どの食材に多く含まれているのか見ていきましょう。

ビタミンB₂

口内炎に最も重要なビタミンB₂。

ビタミンB₂には、粘膜の維持を助けてくれる働きがあります。

ですので、ビタミンB₂が不足してしまうと口内炎が出来てしまうという結果に…。

ビタミンB₂を多く含む食べ物はこちらとなります。

  • 豚肉
  • レバー
  • 蜂蜜
  • チーズ
  • 牛乳
  • ヨーグルト
  • のり
  • ししゃも
  • カレイ
  • 納豆
  • アーモンド  など

このような食べ物に多く含まれています。

ビタミンB₁

ビタミンB₁は、疲労回復に重要な栄養素で、炭水化物などをエネルギーに変えてくれる働きを担っています。

ビタミンB₁を多く含む食べ物はこちらとなります。

  • 落花生
  • 大豆
  • 小麦
  • 玄米
  • 豚肉
  • うなぎ  など

このような食べ物に多く含まれています。

また、ビタミンB₁の吸収を助けてくれる食べ物として、玉ねぎとニラが挙げられます。

玉ねぎとニラを一緒に食べる事で、効果もUPしてくれます。

ビタミンB₆

ビタミンB₆に関しましては、タンパク質の分解や合成を助けてくれる働きがあります。

さらには、皮膚や粘膜の維持をする際も、ビタミンB₆は活躍してくれます。

ビタミンB₆を多く含む食べ物はこちらとなります。

  • マグロ
  • かつお
  • 鶏ささみ
  • レバー
  • ごま
  • バナナ
  • じゃがいも
  • きゃべつ
  • アボカド
  • メロン
  • ピスタチオ  など

このような食べ物に多く含まれています。

ビタミンC

ビタミンCは、抵抗力を高めてくれる働きがあります。

それ以外にも、口の中に出来た傷や炎症を治してくれるといった働きも!

ビタミンCを多く含む食べ物はこちらとなります。

  • パプリカ
  • パセリ
  • 芽キャベツ
  • ブロッコリー
  • ピーマン
  • トマト
  • 小松菜
  • パセリ
  • レンコン
  • ゴーヤ
  • レモン
  • ゆず
  • キウイ
  • みかん
  • オレンジ
  • イチゴ  など

このような食べ物に多く含まれています。

ちなみに、ビタミンCは水に溶けやすいと言われています。

ですので、あまり調理せずそのまま食べるのがおすすめです。

また、ビタミンCというのは、1回でどれだけ摂ったとしても、吸収できる量が決められています。

ですので、一気に摂るのではなく数回に分けて摂るといいでしょう。

ビタミンA

ビタミンAというのは、皮膚や粘膜の新陳代謝を促してくれて、健康を維持してくれる働きがあります。

ビタミンAを多く含む食べ物はこちらとなります。

  • 鶏のレバー
  • ほたるいか
  • うなぎ
  • いか
  • のり
  • ほうれん草
  • パセリ
  • モロヘイヤ
  • にんじん  など

このような食べ物に多く含まれています。

ちなみに、ビタミンAは高温で調理してしまうと栄養が壊れてしまいます。

ですので、調理する際は短時間で終わらせるようにしましょう。

日頃からビタミンB群などを意識して摂っておけば、口内炎の予防にもなります。

ちなみに、口内炎が出来てご飯がなかなか食べられないという方は、以下のようなものを食べるといいでしょう。

  • プロテイン飲料
  • ゼリー飲料
  • 牛乳やヨーグルト
  • 豆乳
  • アイスやプリン
  • 冷たいスープ類

このような食べ物がおすすめです。

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口内炎が出来た時に避けるべき食べ物は?

女性が胸あたりで大きな×を腕で作っている

続きまして、口内炎が出来た時に避けるべき食べ物についてお伝えしていきます。

避けるべき食べ物をまとめてみますと…

  • 辛いもの
  • 熱いもの
  • 味の濃いもの
  • 甘いもの
  • アルコール類
  • 糖質の多い食べ物

これらが口内炎が出来た際、避けるべき食べ物となっております。

簡単ではありますが、理由を見ていきましょう。

辛いもの

カレーやタイ料理、韓国料理といった食べ物には、いろいろな香辛料が使われております。

そのため、口内炎を刺激してしまうので避けた方がいいとされているのです。

熱いもの

スープやシチューといった食べ物には、野菜もたくさん入れる事も出来ますし、柔らかく、飲み込みやすいという利点があります。

ですが、熱いスープやシチューも口内炎を刺激してしまいます。

ですので、口内炎が出来てしまった時にスープやシチューを食べるのであれば、よく冷ましてから食べるようにしましょう。

味の濃いもの

お好み焼きや焼きそばといった味の濃いものも、控えるべきと言われている食べ物です。

味の濃いものには、塩分はもちろん香辛料も多く含まれているので、口内炎を刺激してしまいます。

ですので、口内炎が出来てしまった時は濃いものではなく、薄味にする事をおすすめします。

甘いもの

ケーキやお菓子に使われる砂糖。

砂糖が多く使われている食べ物も避けた方がいいとされています。

その理由としましては、ビタミンB群が関わってきます。

先ほどもお伝えしましたが、口内炎が出来てしまった時は、ビタミンB群が豊富な食べ物を摂るといいとお伝えしました。

口内炎が出来てしまった時に、砂糖が多く使われている食べ物を食べてしまうと、分解する時にビタミンB群を消費してしまうのです。

「絶対に食べてはいけない!」というわけではありませんが、食べ過ぎないように注意しましょう。

アルコール類

アルコール類も避けるべきものと言われていますが、理由としては甘いものと同じです。

分解する際、ビタミンを消費してしまうからです。

ビールや炭酸系のアルコール類は、口内炎を刺激し悪化させてしまう恐れがあります。

糖質の多いもの

糖質が多い食べ物と言えば、ご飯やパン、ラーメンやうどんなどが挙げられます。

糖質も分解する時に、ビタミンを多く消費してしまうので避けるようにしましょう。

ですが、ご飯やパンといったものは主食としてよく食べられますので、栄養のバランスなどを考えて摂るようにするといいでしょう。

口内炎が出来た時は、上記で紹介したものを避けるようにしましょう。

醤油やケチャップといった調味料でも染みてしまうので、少量にするか、避けるかどっちかにしておくといいですね。

口内炎が出来た時の食事での注意点

座っている女性が左頬を押さえて痛がっている

続きまして、口内炎が出来た時の食事での注意点を見ていきたいと思います。

やはり、口内炎が出来てしまうと食事をするのも辛いものです…。

口内炎に影響する事なく、痛みを軽減する工夫も必要となってきます。

では、どうやって工夫すればいいのか?

  • 口内炎を刺激しないように食べる
  • 薬を活用する

上記のように工夫してみましょう。

先ほどもお伝えしましたように、熱いもの・辛いもの・甘いものなどを控えるようにする。

そして、飲み物を飲む際はストローなどを使って、口内炎に直接当たらないようにして飲むといった工夫をしましょう。

そして、薬に関してですが、ドラッグストアなどでは口内炎に効く薬も売られております。

「痛い」という思いから食事のバランスが偏ってしまうと、ビタミン不足に陥ってしまう可能性も…。

口内炎が出来た時は、ビタミンB群を摂取するのがおすすめです。

ですが、どうしても「痛みに耐えられなくて食べるのが嫌だ」という方は、薬を活用してみましょう。

また、口内炎は大人だけではなく小さい子供でも出来ます。

小さい子供の場合だと、薬などを活用しても唾液などで流れてしまいます。

ですので、小さい子供に口内炎が出来てしまった場合は、積極的にビタミンを摂るようにしましょう。

口内炎が出来てしまった!病院に行く目安は?

聴診器

それでは最後に、口内炎が出来てしまった時に病院に行く目安についてお伝えします。

病院に行く目安としては以下のようになります。

  • 2週間以上治らない
  • しびれやしこりといったものが舌に感じる
  • 腫れたところから血が出たりする
  • 腫れたり、周りの粘膜の境目が曖昧な状態

1つでも当てはまる状態がありましたら、早めに受診するようにしましょう。

口内炎と思っていても、実は「がん」の可能性も捨てきれません。

ですので、早めに受診する事をおすすめします。

また、口内炎の痛みでご飯が食べられないという時でも、受診する事をおすすめします。

ちなみに受診する際、「何科を受診すればいいの?」と思う方がいると思います。

口内炎で受診する際は、歯科・口腔外科を受診するといいでしょう。

近くに、口腔外科がなければ普通の歯科医院でも問題ありません。

また、耳鼻咽喉科や皮膚科、内科でも口内炎であれば受診可能です。

がんの心配がある方は、歯科・口腔外科を受診しましょう。

まとめ

ベッドに座った女性が左頬を押さえて痛がって
  • 口内炎が出来た時は、ビタミンB群が豊富なものを食べるといい
  • 口内炎が出来た時は、辛いものや熱いものを避けるようにする
  • 口内炎が出来た時の受診の目安はいくつかあるが、なるべく早めに受診する事

ということで今回は、口内炎が出来た時の食べ物についてお伝えしてきました。

ビタミンB群が豊富なものを食べると良いという事でしたね。

口内炎が出来た時は、あまり刺激しないようにする事も大事です。

なかなか治らなかったり、我慢するような痛みであれば、早めに受診しましょう。

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