ミネラルウォーターを選ぶ際、あなたは何を決め手にして選んでいますか?
いろいろな理由で選んでいる方が多いと思いますが…
実は買ってはいけないミネラルウォーターもあるという事をご存知でしょうか?
なぜこのような事が言われているのか…。
という事で今回は、以下の点についてお伝えしていきたいと思います。
この記事で分かる事!
- 買ってはいけないミネラルウォーターの特徴
- 買ってはいけないミネラルウォーターのメーカーはあるのか
- おすすめのミネラルウォーター
- ミネラルウォーターの疑問
買ってはいけないと言われているミネラルウォーターは、どういった物なのか?
この先、ミネラルウォーターを買う際に役立ててみてください。
買ってはいけないミネラルウォーターの特徴
それではまず初めに、買ってはいけないミネラルウォーターの特徴をお伝えしていきたいと思います。
買ってはいけないミネラルウォーターの特徴をまとめてみました。
- 海外製のメーカー
- 安全性の強調
- ph値の低さ
- ナトリウムの含有量
- 硬水
このような特徴をもつミネラルウォーターは、買ってはいけないと言われています。
もう少し詳しく見ていきましょう。
海外製のメーカー
海外製のメーカーといっても、あまり出回っていない海外製のメーカーはおすすめ出来ません。
あまり見かける事のないメーカーの物だと、市場での取り扱いが少なめです。
少なめという事は、新しい商品と入れ替える頻度が他の物と比べると少ないという事です。
つまり、製造から時間が経った物と考えていいでしょう。
賞味期限が近いミネラルウォーターかもしれませんので、買う際は必ず製造日・賞味期限をチェックしてから買うようにしましょう。
また、海外製のメーカーだと粗悪品が混じっている可能性も…。
SNSなどで評判を見てから買う事をおすすめします。
安全性の強調
やけに安全性を強調しているミネラルウォーターも注意が必要です。
ミネラルウォーターを販売しているメーカーの中には、過剰な宣伝文句を使っている所もあります。
過剰な宣伝文句を使っているメーカーの中には、「安全性」や「他の物と何が違うのか」をハッキリさせていない所も…。
やたらと安全性を強調していたり、価格が高いといったミネラルウォーターを見つけた場合は、ラベルなどをしっかりと読んでから購入を検討しましょう。
ph値の低さ
ph値が低すぎるミネラルウォーターは、そもそも飲んではいけません。
ph値は、1~14までの数字で表す事が出来、分類するとこのようになります。
ph値が低いミネラルウォーターは酸性で殺菌力は強いですが、飲む水としてはおすすめ出来ません。
逆を言えば、ph値が高いミネラルウォーターは、飲む水としておすすめです。
日本製のミネラルウォーターは、基準をクリアしており市場に流通されていますが、海外製のミネラルウォーターは、ph値を確認して買うようにしましょう。
ナトリウムの含有量
ナトリウムが多く含まれているミネラルウォーターも、買ってはいけないと言われている特徴の1つです。
なぜナトリウムが多く入っているとダメなのか?
ナトリウムが多く入っている事で、雑味を感じその結果「マズい…」と感じるからなのです。
日本の水道水は味が無いので、水道水に慣れてしまっているという方は、ナトリウムが多いミネラルウォーターを買っても飲み残す事となるでしょう。
ミネラルウォーターには、ナトリウムが含まれている物も多く存在します。
ですので、100mlに対して2mgのナトリウムの量であれば、味にも問題はありません。
買う際は、ナトリウムの量が2mg以下の物を選ぶようにしましょう。
硬水
水には硬水や軟水といった種類がありますが、硬水も買ってはいけないと言われています。
海外製のミネラルウォーターは硬水の物が多めです。
逆に日本の水は軟水なので硬水を飲んだ際、味が合わなかったり、体に合わなかったりして、お腹を壊してしまう可能性も…。
硬水には、ミネラル・マグネシウム・カルシウムが豊富に入っているといった利点もありますが、胃腸が弱い方には向いていない物となります。
ちなみに硬水と軟水の違いについては、後ほどご説明しますね。
これらが、買ってはいけないと言われているミネラルウォーターの特徴となります。
ちなみにミネラルウォーターって…
ミネラルウォーターは、大きく分けると4つに分ける事が出来ます。
- ナチュラルウォーター
- ナチュラルミネラルウォーター
- ミネラルウォーター
- ボトルドウォーター
ナチュラルウォーターは、特定の水源で摂取した地下水に、沈殿→濾過→加熱殺菌処理をした物で含油量も少なめ。
ナチュラルミネラルウォーターは、地下水が原料となっていてミネラルが豊富です。
ミネラルウォーターは、ナチュラルミネラルウォーターに、オゾン殺菌・ミネラル調整・異なった水源のナチュラルミネラルウォーターが混ざった物です。
ボトルドウォーターは、ナチュラルウォーター・ナチュラルミネラルウォーター・ミネラルウォーターに当てはまらない物を意味します。
例として、海洋深層水や水素水がよく挙げられます。
日本では、ろ過殺菌や加熱殺菌をきちんとされています。
「ナチュラル」と書かれていても、自然から汲まれたそのままの物という訳では無いので気をつけてください。
買ってはいけないミネラルウォーターのメーカーはある?
いろいろな飲料メーカーがありますが、メーカーによっては買ってはいけないミネラルウォーターがあるのか見ていきましょう。
それぞれのメーカーのミネラルウォーターについて、お伝えしていきます。
サントリー
サントリーから販売されているミネラルウォーターは、【天然水】です。
サントリーの天然水は、南アルプス・北アルプス・奥大山・阿蘇といった4つの採水地の水を使っています。
ろ過・沈殿・加熱殺菌以外の処理はされていません。
水に詳しい官能検査員によってしっかりと調査されているので、安全で水本来の美味しさを感じられますよ。
飲みやすさを重視したいという方は、サントリーの天然水がおすすめです。
コカ・コーラ
コカ・コーラから販売されているミネラルウォーターは、【いろはす】です。
いろはすは、北海道・奥羽山脈・白洲・砺波・大山・阿蘇といった6つの採水地の水を使っています。
評判も高いいろはす。
280項目以上ある品質チェックをクリアしているミネラルウォーターなので、安全性は高いです。
また、いろはすにはいろいろな味が出ています。
- もも
- みかん
- なし
- スパークリングレモン
- ハスカップ(地域限定)
- 巨峰(地域限定)
- ブルーベリー(地域限定)
- りんご(地域限定)
- 塩レモン(期間限定)
- シャインマスカット(期間限定)
気分によって味を楽しめるのも嬉しいですね。
キリン
キリンから販売されているミネラルウォーターは、【やわらか天然水】です。
やわらか天然水は、群馬県吾妻郡嬬恋村の軟水を使っています。
310mlの小さめサイズなので持ち運びが便利で、収納もしやすいといった声があがっています。
ラベルも6種類あって選ぶ楽しみも!
コンパクトサイズの水を探しているという方は、おすすめですよ。
アサヒ
アサヒから販売されているミネラルウォーターは、【おいしい水】です。
おいしい水は、富士宮市と神戸市の地下から取れる水を使っています。
外気に触れないように丁寧に汲まれた水を、そのまま詰めています。
SNS上では、「コーヒーに合う」といった声もあがっています。
コーヒーをよく飲むという方には、おすすめしたいミネラルウォーターです。
どのメーカーのミネラルウォーターもおすすめなので、安心して飲んでみてくださいね。
おすすめのミネラルウォーターのご紹介!
おすすめのミネラルウォーターをいくつかご紹介したいと思います。
- サントリー 天然水
- アサヒ おいしい水
- 喜多嘉和株式会社 飛騨の雫
- 霧島連山 のむシリカ
- ライフドリンクカンパニー 彩水
- 美陽堂 ミネラルウォーター
これらがおすすめのミネラルウォーターとなります。
サントリー 天然水
先ほども出てきました、サントリーの天然水。
サイズは、2Ⅼ・1Ⅼ・550ml・280mlと4種類から選ぶ事が可能です。
大きいサイズから小さいサイズまで、幅広く展開しているのが嬉しいですね。
雑味が無いと言われているサントリーの天然水、おすすめです。
アサヒ おいしい水
こちらも先ほど出てきましたアサヒのおいしい水。
最近増えているラベルレスを採用していて、分別する手間も省ける嬉しい点も。
このラベルレスボトルの売上金の一部を、学校給食支援に寄付したりもしているのです。
購入者はただ水を飲んで終わりだけではなく、社会貢献にも貢献できるといった利点もありますね。
喜多嘉和株式会社 飛騨の雫
コスパを重視するのであれば、喜多嘉和株式会社の【飛騨の雫】がおすすめ。
1本あたりなんと41円で買えちゃうのです。
豊富なミネラルを含んでいる飛騨の雫は、国内で最も古いと言われている飛騨大聖山の水を使っています。
岩盤をいくつも通り抜けてくるので、自然とろ過されており、透明度が高いといった特徴があります。
ミネラルを損なわないために、工場では非加熱処理で詰められています。
とても飲みやすい水と評判です!
霧島連山 のむシリカ
ミネラルの含有量が多いミネラルウォーターをお探しの方は、霧島連山の【のむシリカ】がおすすめ。
1Ⅼあたり97㎎のシリカ(ケイ素)を豊富に含んでいます。
硬水ですが、防腐剤や保存料といった添加物を使っていないので、飲みやすいという声が多くあがっています。
ミネラルを多く摂取したいという方は、のむシリカがおすすめです。
ライフドリンクカンパニー 彩水
飲みやすさを重視するならライフドリンクカンパニーの【彩水】がおすすめです。
彩水は、栃木県・三重県・福岡県などの厳選した場所の水を使っています。
高性能の精密フィルターを使って、非加熱ろ過を行っている商品となっています。
酸素や栄養がそのままの状態なので、水本来の味を感じられ飲みやすいと評判のミネラルウォーターです。
美陽堂 ミネラルウォーター
美を追求したいという方には、美陽堂のミネラルウォーターがおすすめ。
熊本県の阿蘇山に由来する天然水を使った美陽堂のミネラルウォーター。
3層のフィルターを使い、紫外線殺菌を使った非加熱処理をしたミネラルウォーターとなっています。
天然のシリカを豊富に含んでいるので、コラーゲンの生成にも役立つミネラルウォーターです。
これらがおすすめのミネラルウォーターとなっています。
ぜひお試しくださいね。
ミネラルウォーターの疑問
最後に、ミネラルウォーターのちょっとした疑問についてご紹介します。
硬水と軟水について
ミネラルウォーターには、硬水と軟水の2つがあります。
使い方や好みによって、どちらがいいのかが変わってきます。
硬水と軟水の決め方がですが、1Ⅼあたりのカルシウムやマグネシウムの含有量を示す、【硬度】という物で決まると言われています。
硬度が100mg以上なら硬水となり、100mg以下なら軟水となります。
| メリット | デメリット | おすすめの使い方 |
硬水 | ミネラルが豊富 | 風味が強い | 煮込み料理・肉料理 |
軟水 | 肌・髪の毛に優しい | 水道管の腐食性を高めてしまう | 繊細な味付けの料理・香りを楽しむコーヒーなど |
日本人は、軟水に飲み慣れているので軟水の方がおすすめですね。
採水地について
採水地というのは、ミネラルウォーターを作る際に使う、川や地下水の場所の事を意味します。
日本で言うと、南アルプスや富士山、阿蘇・霧島が有名な所です。
場所が違うとどのように変わってくるのか?
採水地 | 多い成分 | 硬度 |
富士山 | バナジウム | 30~60mg程度 |
阿蘇・霧島 | シリカ・サルフェート | 100mg程度 |
南アルプス | カルシウム・カリウム | 30~40mg程度 |
硬度が高ければ、口当たりもスッキリします。
硬度が低ければ、口当たりもまろやかとなります。
まとめ
- 買ってはいけないミネラルウォーターの特徴はいくつかある
- 硬水と軟水は硬度によって決められる
- 硬度が高いと口当たりはスッキリしたものになり、低いと口当たりはまろやかになる
という事で今回は、買ってはいけないミネラルウォーターについていろいろとお伝えしてきました。
スーパーやコンビニなどで簡単に手に入るミネラルウォーター。
ですが、中には買ってはいけないミネラルウォーターもあります。
ここでお伝えした、買ってはいけないミネラルウォーターの特徴を踏まえて、よく吟味してから購入するようにしてくださいね。