誰しもが、髪は美しく保っていたいと思っているのではないでしょうか?
うねりや紫外線、カラーなどで傷んでしまった髪の毛…。
髪に関しての悩みはいろいろとあります。
お風呂で髪を洗い、タオルで拭いてからドライヤーをする方が多いと思いますが、その際に、ヘアオイルを使うという方も多いのでは?
ですがヘアオイルって…ドライヤーの前につけるべきか、ドライヤーが終わった後につけるべきか、どっちなのかご存知ですか?
という事で今回は、以下の点についてお伝えしていきたいと思います。
この記事で分かる事!
- ヘアオイルをつけるならドライヤーの前か後か
- ヘアオイルの正しい使い方と順番
- ヘアオイルの間違った使い方
- ヘアオイルの選び方
- ヘアオイルを使った裏ワザ
- オイルパックする際のおすすめのヘアオイル
ヘアオイルの使い方で悩んでいる方必見です。
そして、裏ワザを使って美しい髪を手に入れましょう。
ヘアオイルはドライヤーの前?後?
それではまず初めに、ヘアオイルはドライヤーの前につけるのか?後につけるのか?についてお伝えしていきます。
結論から申し上げますと、タオルドライしたあとの濡れた髪にヘアオイルをつけるのがおすすめのタイミングです!
つまり、ドライヤーをする前につけるのがおすすめという事です。
髪というのは、濡れているとキューティクルが開いている状態になっています。
キューティクルが開いている状態という事は、いろいろな成分が浸透しやすくなっているという事です。
という事で、ヘアオイルは濡れた髪に使用するのがおすすめです。
乾かす前にヘアオイルをつける事で、ドライヤーから発せられる熱などのダメージを軽減する事が出来ます。
そもそもヘアオイルの効果は…
ヘアオイルの主な成分は、油です。
髪に水分や油分を補って、保ってくれる効果もあります。
そして、ヘアオイルを使う事によって、さまざま効果があります。
- 保湿効果
- 毛髪保護効果
- 毛髪補修効果
- 質感を上げてくれる
- スタイリング効果
- リラックス効果
ヘアオイルにはこのような効果があります。
保湿効果
ヘアオイルを使う事で、髪の表面をコーティングしてくれる働きがあります。
髪の内側に水分を閉じ込めるので、乾燥や髪のパサつきを抑えてくれるのです。
ブリーチをした髪やパーマで傷んでしまった髪の保湿にも効果的です。
毛髪保護効果
ドライヤーから発せられる熱以外にも、紫外線や冬の乾燥、ホコリといったものも髪のダメージへと繋がります。
ヘアオイルの働きには、外的ダメージからも守ってくれる効果があります。
毛髪補修効果
ヘアオイルには、毛髪補修成分というものが含まれています。
ですので、髪のダメージを補修してくれるので、髪のパサつきが気になるという方におすすめです。
質を上げてくれる
ヘアオイルを使う事で、髪にうるおいとツヤを出します。
そうなると、くせ毛やうねり、ハリやコシといったよくある髪の悩みを軽減してくれます。
しっとりとした髪にもなりますし、まとまりも出てきますので、質感が上がります。
スタイリング効果
ヘアオイルを使ってスタイリングをした際、自然な仕上がりになります。
適度なまとまり感が出しやすくなるので、おすすめです。
リラックス効果
香りを楽しめるのもヘアオイルの良いところです。
優しい香りを嗅ぐ事で、心身が安定したりするのでおすすめです。
このようにヘアオイルには、嬉しい効果がいっぱいあるのです。
ヘアオイルとヘアミルクの違いについてですが、以下のようになります。
ヘアオイル
ヘアオイルは、表面を覆ってコーティングしてくれます。
髪に水分を閉じ込めてくれる働きが特徴です。
コーティングしてくれるだけではなく、指通りもなめらかに。
広がりやすい髪のボリュームも抑えてくれる効果があります。
~ヘアオイル向きの髪質~
- 髪が太い方
- 硬めの髪質
- ダメージヘア
- くせ毛やうねりが気になるという方
ヘアミルク
ヘアミルクは、髪の内側に入って補修やトリートメントの効果が期待できるものとなります。
髪の内側に水分を与えてくれるので、保湿効果を高めてくれます。
普段から髪のパサつきが気になるという方は、ヘアミルクがおすすめです。
~ヘアミルク向きの髪質~
- 髪が細い方
- 柔らかめの髪質
- 髪にボリュームを出したいという方
ちなみに、ヘアミルクを使ってからヘアオイルをする事で、高いトリートメント効果を得る事が出来ます。
ヘアオイルの正しい使い方と順番
続きまして、ヘアオイルの正しい使い方について見ていきます。
スタイリング剤として使う方も多いヘアオイル。
ですが、「上手く使えない…」「本当に効果があるの?」と思っている方も中にはいます。
ヘアオイル上手に使うための正しい使い方と順番についてご紹介します。
ヘアオイルの使い方
適量は?
ヘアオイルは、たくさんつければ効果が上がるという訳ではありません。
たくさんつけると、髪がベタベタになってしまう原因に繋がってしまいます。
適量としましては…
髪の長さによって適量は異なってきますので、気をつけましょう。
ヘアオイルをつける場所
ドライヤーの熱や紫外線にやられている毛先。
ドライヤーの熱などでやられている毛先は、傷んでいる可能性が高いとされています。
ヘアオイルをつける際は、手のひらに出す⇒両手で薄く延ばしてから、毛先を中心にして全体的に揉み込みましょう。
ポイントは、毛先から内側にオイルを馴染ませる事です。
そして最後に、手のひらに残ったオイルは髪の表面に薄く延ばせばOKです。
ヘアオイルをつけるタイミング
先ほど、ヘアオイルはタオルドライした後につけるのが良いとお伝えしました。
ですが、ベストなタイミングとしましては、ドライヤーの前後に分けてつけるのがベストなタイミングです。
濡れた髪というのは、キューティクルが開いている状態ですので、水分も逃げますし、傷みやすい状態です。
ドライヤー前にヘアオイルをつけてキューティクルを守ります。
そしてドライヤーをした後にもう一度ヘアオイルを使う事で、髪の表面にツヤを与えてくれますし、外部からの刺激を守ってくれます。
ですので、ヘアオイルはドライヤーの前後につけた方が効果が高めとなっています。
ヘアオイルの正しい順番
手順を間違えてしまうと、ヘアオイルの効果が軽減してしまいます。
正しい手順でしっかりと髪を守りましょう。
- タオルドライする
- 髪の毛が絡まっていないか確認
- ヘアオイルはしっかり馴染ませる
- 襟足・毛先を中心に
- ドライヤーを使って乾かす
これが、ヘアオイルの正しい手順となります。
タオルドライする
髪の毛がビショビショだと、ヘアオイルがつけにくいです。
ですので、しっかりとタオルで髪の毛を拭き水気をなるべく無くしましょう。
髪の毛が絡まっていないか確認
髪の毛が絡まった状態だと、ヘアオイルを付けている際に指が引っかかる事も。
ヘアオイルを塗る前に絡まっていないか確認をし、指通りをよくしておく一手間を。
ヘアオイルはしっかり馴染ませる
しっかりと馴染ませてからつけるのがおすすめです。
直接つけたり、手に馴染ませないでつけてしまうとムラになってしまうので、気をつけましょう。
襟足・毛先を中心に
傷みやすいとされているのが、内側の襟足や毛先と言われています。
ですので、襟足部分から毛先に馴染ませるようにしましょう。
このように馴染ませる事で、傷んだ部分にオイルが行き渡るので、傷みも目立ちにくくなります。
そして、保湿をしてくれる働きもあり、まとまりのある髪に仕上げてくれます。
ドライヤーを使って乾かす
キューティクルは開いてしまっていると、水分や栄養が流れてしまいます。
ですのでヘアオイルをつけた後は自然乾燥ではなく、ドライヤーでしっかりと乾かしましょう。
この手順で行えば、ヘアオイルの効果を余す事なく使う事が出来ますよ。
ヘアオイルの間違った使い方って?
続きまして、ヘアオイルの間違った使い方に関してです。
やってはいけないヘアオイルの使い方としましては、つけすぎとタイミングです。
ヘアオイルをつけすぎてしまうと、髪がベタベタになってしまいます。
「たくさんつければ効果も上がる」と思っている方も中にはいますが、それは間違いなので適量をしっかりと守りましょう。
そして、ヘアオイルをつけるタイミングです。
乾いた髪につけるという方もいるようですが、これも間違いです。
乾いた髪にヘアオイルをつけたとしても、うまく馴染まないといった事になります。
ムラになったり、イメージした質感にならない事が多いので、ヘアオイルをつけるタイミングには気をつけましょう。
先ほどもお伝えしましたが、ヘアオイルをつけた後は必ずドライヤーをするように心がけてください。
しっとりとした仕上がりになりますよ。
出掛ける際に、ヘアオイルをつけていきたいという方は、普段使う量の半分程度のヘアオイルを馴染ませればOKです。
ヘアオイルの選び方
続きまして、ヘアオイルの選び方についてお伝えしていきたいと思います。
ヘアオイルは、いろいろなメーカーから販売されていますが、どれがいいのか正直悩みどころです…。
選ぶ際の注目ポイントはこちら。
- 保湿力の高い天然由来成分のもの
- 頭皮マッサージも一緒に出来る多機能のもの
- 毛髪補修成分が入っているもの
- 使いやすさを重視するならポンプタイプのもの
こちらのポイントを抑えておきましょう。
保湿力の高い天然由来成分のもの
ヘアオイルの主な成分は油です。
油にも、【天然】【鉱物】【合成】といった3種類に分ける事が出来ます。
オーガニック100%の天然由来オイルは、保湿力が非常に高く肌に優しいのでおすすめですよ。
柔らかい髪、細い髪の方でもべたつきが少なく、サラサラにしてくれますよ。
頭皮マッサージも一緒に出来る多機能のもの
ホホバオイルやユーカリオイルなどの100%植物由来成分のヘアオイルは、頭皮までにも活用出来ます。
肌の保湿にも使えますよ。
定期的にマッサージする事で、健康的な髪と頭皮を育てる事が出来ます。
毛髪補修成分が入っているもの
毛髪補修成分が入っているものだと、ドライヤーの熱に反応するため、ダメージを補修してくれます。
補修してくれる事で、高いトリートメント効果を発揮してくれます。
普段からドライヤーやヘアアイロンを使うという方や、外出が多いという方は、毛髪補修成分が入っているものがおすすめです。
使いやすさを重視するならポンプタイプのもの
ボトルタイプ・ポンプタイプ・スプレータイプといった、いろいろなタイプのヘアオイルがあります。
べたつきやムラを無くしたいという方は、1プッシュで適量を出す事が出来る、ポンプタイプが良いでしょう。
ヘアオイルを選ぶ際は、こちらのポイントを抑えつつ選ぶといいですよ。
ヘアオイルを使った裏ワザ
続きまして、ヘアオイルを使って美髪になる方法です!
美しい髪を手に入れたいのなら、髪のオイルパックがおすすめ!
オイルパックのやり方も一緒にお伝えしますね。
~オイルパックのやり方~
- 髪の毛にくしを通しておく(ホコリやごみを落としておく)
- 頭皮全体にオイルをつけて、手で髪の毛全体に馴染ませる
- 5分~10分ほど放置(乾燥が気になるという方は15分放置でもOK)
- 放置した後は流さずに、シャンプーやトリートメントを行う
- オイルは落ちにくいので、3分~5分かけて丁寧に洗う
- ドライヤーで乾かす
こちらがオイルパックのやり方となります。
サラサラヘアの仕上がりに、驚く事間違いなしですよ!
オイルパックするならこのヘアオイルを!
最後に、オイルパックをする際におすすめのヘアオイルをご紹介したいと思います。
オイルパックにおすすめのヘアオイルはこちら。
こちらオイルパックにおすすめのヘアオイルとなります。
大島椿
椿オイルは、抗菌作用があります。
という事は、頭皮を清潔に保つ事が出来るのです。
無香料・無着色で天然椿油100%の植物性オイルの大島椿。
人体の皮脂に含まれている成分を多く含んでいるので、刺激は少なめです。
髪や肌に馴染みやすいオイルとなっています。
ホホバオイル
植物由来100%のピュアオイルを販売している、無印良品のホホバオイル。
香料や着色料は不使用です。
肌にも馴染みやすいので、髪だけではなく全身に使う事が可能なヘアオイルです。
ソンバーユ
伸びが良いと評判で、浸透力も高く馴染みやすいこちらのヘアオイル。
保湿力も高いと言われています。
馬油の中でも、最も軽い液状部分のみを使っているオイルとなります。
この3つがオイルパックにおすすめのヘアオイルとなりますので、ぜひ使ってみてくださいね。
まとめ
- ヘアオイルは、ドライヤーをする前につけるのがおすすめ
- ドライヤーをする前にでもいいが、ドライヤーの前後につけるのがベストなタイミング
- ヘアオイルは、つけすぎても効果が上がる訳ではないため、適量を守る事
- 美しい髪を手に入れるなら、オイルパックがおすすめ
という事で今回は、ヘアオイルをつけるならドライヤーの前か後かについてお伝えしてきました。
間違った使い方をしている方もいるかと思います。
この記事を参考にしていただければ幸いです。
美しい髪を手に入れたいという方はぜひ、オイルパックをしてみてくださいね。