寒い時期に入ると、クローゼットから出してくる方も多いダウンジャケット。
中に入っている羽毛などが体を温めてくれて、寒い時期には欠かせないファッションのアイテムですよね。
ですが、実際には「気温が何度くらいになれば着ればいいの?」といった声もあります。
私もその1人です…。
たまに天気予報でも上着についてお話したりしていますが、それは都会でのお話…。
地方に住んでいる私にしたら、ちょっと話が変わってきてしまいます。
せっかくだったら、ダウンジャケットを着る気温の目安というのを知っておきたいですよね。
ということで今回は、以下の点についてお伝えしていきたいと思います。
ダウンジャケットを着るタイミングが分からないという方必見ですよ!
ダウンを着るなら何度から?
ダウンを着るなら、何度からがベストなのか見ていきましょう。
結論から申し上げますと、1日の最高気温が13℃未満になったらダウンの出番です!
最高気温が13℃未満という事ですが、1日の最高気温が14℃くらいだとダウンでは暑く感じたりしてしまいます。
そうなってしまうと、寒くなった時にダウンを着ても体が慣れておらず、ダウンを着ていても寒いと感じてしまうのです。
14℃と天気予報で伝えている際は、ダウンではなくコートやジャケットで寒さをしのぐと良いでしょう。
首元にもポイントがあります。
首元を暖める事で寒さを軽減しやすくなり、体も暖かく感じます。
ですので、マフラーやストールといった物を上手に活用してみましょう。
そして、13℃未満と先ほどからお伝えしておりますが、実際に何月頃なのか気になるところです。
最高気温が13℃未満になる月は、北海道札幌市で11月~4月の間となっています。
東京や大阪、名古屋や福岡でお伝えしますと12月~2月の間が13℃未満になる月と言われています。
ですので、多くの地域が12月~2月ぐらいまでダウンを着た方が良いという事です!
他の地域の方も知りたいと思いますので、まとめて載せておきますね。
札幌 | 11月~4月 | 大阪 | 12月~2月 |
青森 | 11月~3月 | 米子 | 12月~3月 |
仙台 | 12月~3月 | 広島 | 12月~2月 |
東京 | 12月~2月 | 高知 | 1月~2月 |
新潟 | 12月~3月 | 福岡 | 12月~2月 |
静岡 | 1月~2月 | 鹿児島 | 1月 |
金沢 | 12月~3月 |
気温にすると分かりやすかったですね。
天気予報を見て、最高気温が13℃未満となったらダウンを着るようにしましょう。
ダウンはなぜ暖かいの?
なんでダウンって暖かいのかな?と疑問を抱いた事はないでしょうか?
ダウンというのは、鳥の羽と羽の間にある【ダウンボール】と言われている綿毛の事を意味します。
羽軸がなく、柔らかいという特長をもっています。
大量の羽毛が入っていても羽毛同士が絡み合う事がないので、空気を大量に溜め込む事が可能なのです。
そのためダウン自体もふんわりし、毛の中に溜め込まれた空気が断熱保温材としての役割を果たしているので、ダウンは暖かいのです。
そして、羽毛は暖かくしてくれるだけではなく、吸放湿性にも優れています。
吸放湿性が優れていると、衣服内の湿度を調整してくれるといった利点もあるのです。
例えて言いますと、気温が下がるといった寒い時期でも、ダウンを着て暖かい場所に入ると、汗をかく事もあるでしょう。
そんな時に、吸放湿性が働いてくれるのです。
先ほども言いましたが、ダウンに使われる羽毛には羽軸がありません。
羽軸がない事で、ダウン自体も軽くなり柔らかい手触りのものとなるのです。
ダウンの値段を見てみると、安いものもあれば高価なものも売られています。
これは、羽毛の量によって値段が変わってくると思いましょう。
また、羽毛の色も白色だけではなく何色かありますので、色によって見た目も変わってきますので、品質の差も出てきます。
羽毛というのは、1羽の鳥から5g~10gほどしか取れないとされており、とても貴重な素材とされているのです。
似たような素材でよく聞く【ウェザー】というものがあります。
フェザーというのは、鳥の体を覆っている所に生えた羽軸を兼ね備えている羽の事を意味します。
通気性も良くて弾力性もあるのですが、ダウンよりも保温性が落ちてしまうといった欠点があります。
そして、【中綿】についてもお伝えしておきます。
中綿というのは、化学繊維で作られた綿の事を意味します。
また中綿は、水に強いといった利点があります。
ダウンやウェザーよりも強いと言われているのです。
中綿はダウンやウェザーよりも安く手に入る事が可能で、嬉しい事に手入れも簡単といった点もあります。
ダウンとウェザー、そして中綿について触れてみました。
タグを見てみると素材の割合などが書かれているので、1度見てみるといいですね。
ダウンの選び方としましては、ダウンの割合が高ければ軽いとされていますが、ダウンのみとなると柔らかすぎてしまい型崩れ起こしてしまいます。
ですので、20%~40%くらいウェザーが含まれているものが一般的とされています。
旅行などに行く際、荷物を軽くしたいという方は、ダウンの混合率が高いものを選ぶように。
普段から使うという方、価格を抑えたいという方は、ウェザーの割合が高いものを選ぶといいでしょう。
おすすめのダウンをご紹介!
最後におすすめのダウンジャケットをご紹介しておきたいと思います。
まずは男性におすすめしたいダウンジャケットのご紹介です。
- THE NORTH FACE フード付き トラベルダウンパーカー
- NANGA オーロラダウンジャケット
- MONCLER Maya ショートダウンジャケット
続いて女性におすすめしたいダウンジャケットです。
- MONCLER Gie ロングダウンジャケット
- CANADA GOOSE TRILLIUM PARKA FUSION FIT
- DANTON FAKE FAR HOODED DOWN JACKET
これらがおすすめしたいダウンジャケット3選となります。
ぜひ気になる方は、チェックしてみてください。
まとめ
- ダウンを着る気温は、1日の最高気温が13℃未満になったら
- ダウンを着るなら12月~2月くらいがベスト
- 荷物を軽くしたい場合は、ダウンの混合率が高いものを選ぶといい
- 普段使いしたい場合は、ウェザーの割合が高いものを選ぶといい
という事で今回は、ダウンについてお伝えしてきました。
ダウンを着て出かけたら「暑い…」といった経験をした方もいるでしょう。
天気予報を見て、1日の最高気温が13℃未満と聞いたらダウンを着てお出かけしましょう。
ここではダウンのご紹介もしたので、ぜひチェックして、おしゃれなダウンを着てお出かけを楽しんでみてくださいね。