あなたの家には、防災グッズを置いてありますか?
置いている方もいれば、置いていないという方もいるでしょう。
住んでいる町から防災グッズが貰えたり、ホームセンターなどで販売されたりしていますね。
私も今住んでいる町に引っ越してきた時に、町の方から防災グッズを貰いました。
玄関付近に準備して置いてありますが、「これだけでいいのかな?」という心配は正直あります。
ですが、あまりにもたくさんの防災グッズを買ってしまうと、いざ使うとなった場合、荷物がいっぱいになって困る事も。
実は防災グッズには、役立つ物とそうでない物があるのです!
ということで今回は、以下の点についてお伝えしていきたいと思います。
この記事を読んで、いざという時のために役立ててください。
防災グッズの1つとして役立つ食べ物は?
それではまず最初に、防災グッズの1つとして役立つ食べ物を見ていきましょう。
- アルファ米
- ミリメシセット
- レトルトカレー
- パンの缶詰
- おやつ
これらが、防災グッズの1つとして役立つ食べ物となります。
アルファ米というのは、水を注ぐだけで簡単に食べられるお米です。
種類が豊富で、飽きがこないものとなっております。
好きな味を、いくつか買いだめしておくのもいいですね。
日常生活の中で、食べてみて好きな味をストックしておくのもありですね。
「ミリメシセットって何?」と思われた方もいるでしょう。
ミリメシセットというのは、陸上自衛隊の戦闘糧食として利用されるものです。
戦闘糧食とは、野外行動を行う際に持ち運びが出来る食料の事。
温かい料理が食べられるので、評判はとてもいいです。
レトルトカレーには、常備用の物もあるのをご存知ですか?
辛さも甘口、中辛とあってお好みの辛さを選ぶ事も出来ます。
パッケージなどに「常備用」と書かれてはいますが、味は普通のレトルトカレーと変わりません。
更に、食べていても喉が乾かない工夫もされているので、水が無くても安心して食べられます。
パンの缶詰=硬いというイメージを、持っている方もいるでしょう。
ですが、最近のパンの缶詰は、蓋を開けてすぐに食べられるようになっています。
そして気になる食感は、硬くはなくフワフワなんですよ。
缶詰ではありますが、中身が潰れる事もないので人気急上昇している防災グッズです。
おやつといっても、ビスケットや飴などがおすすめです。
気分が下がっている時は、食欲もないはずです。
ですが、なにがあっても多少は食べなければいけません。
そんな時に、おやつがあれば簡単に食べられる事が出来て、気分も少しはよくなる事でしょう。
またお子様がいる場合、泣いてしまった時にもおやつを食べさせる事で泣き止む事もあります。
ですので、おやつを用意するのであれば、普段から食べているおやつを用意しておくといいですね。
これらが、防災グッズの1つとして役立つ食べ物となります。
ここでは食べ物をお伝えしましたが、次は衛生用品を見ていきましょう。
防災グッズの1つとして役立つ衛生用品は?
続きまして、防災グッズの1つとして役立つ衛生用品を見ていきましょう。
- トイレキット
- 消臭ロール
- ウェットティッシュ
- 救急箱
- オムツ・ナプキン
これらが、防災グッズの1つとして役立つ衛生用品となります。
非常用のトイレキットには、ビニール袋と抗菌性凝固消臭剤が入っています。
トイレし終わった後に、抗菌性凝固消臭剤を振りかけると固まってくれるので、水が無くても流す必要もなく、ゴミとして捨てる事が可能です。
消臭ロールというのは、消臭効果があるトイレットペーパーの事です。
使用した後は、トイレキットの袋に入れて、一緒に捨てても大丈夫です。
ウェットティッシュと言っても、除菌効果のあるものがいいですね。
赤ちゃんのおしり拭きでも構いません。
災害時には、お風呂に入れないという事が数日あるかもしれません。
お風呂に入れなくても、体はキレイにしておきたいですよね。
キレイに保つためにも、いざという時のために、ウェットティッシュも用意しておくといいですね。
救急箱と言っても、簡易的な物で充分です。
- 絆創膏
- ガーゼ
- 包帯
- 消毒液
- ピンセット
- 綿棒
- ハサミ
これらの物が救急箱に入っていれば、問題ないでしょう。
上記以外にも、鎮痛剤や持病があるという方は、飲み薬も一緒に入れておくといいですね。
女性やお子様がいる方には欠かせない物です。
オムツやナプキンは、支援物資などで届く事も多いです。
ですが、届くまでに数日かかる事も大いにあります。
そういった事を踏まえて、多めに用意しておく必要があります。
これらが、防災グッズの1つとして役立つ衛生用品となります。
どれも欠かせない物ばかりでしたね。
支援物資が届くまで、時間もかかってしまいます。
そういった事を考慮して、前もって準備しておく事が大事です。
防災グッズの1つとして役立つ物は他にはある?
防災グッズで役立つ物として、食べ物と衛生用品をご紹介してきました。
ですが、食べ物や衛生用品以外にも役立つ防災グッズがありますので、ご紹介しておきます。
- 水
- ポリタンク
- 浄水器
- おもちゃ
- 寝袋
- ガスコンロ
- 懐中電灯
- ガソリン
こちらも、用意しておくと役立つ防災グッズとなります。
水も必要不可欠な物ですね。
用意しておく目安としましては、1日3L×家族の人数×日数。
この目安は、最低限の量となっておりますので、気を付けてくださいね。
ポリタンクの良いところは、ペットボトルよりも多くの量を持ち運べる点です。
水を入れると重たくなってしまいますが、中身がこぼれる心配はありません。
持ち運びの浄水器も1つあるといいですね。
雨水や海水をそのまま飲むには、少し抵抗感があります。
ですが浄水器を使えば、雨水や海水をろ過して、飲み水に変えてくれる事が可能です。
おもちゃを用意しておけばよかったと、後悔している方が多いのをご存知ですか?
災害時、災害に遭ったという自覚はないものの、不安な気持ちから泣いてしまうお子様もいます。
そんな時に、おもちゃがあればお子様も遊ぶ事が出来たり、不安な気持ちから解放される事でしょう。
自宅以外の場所へ避難する場合は、必要となってくる寝袋。
よく見かける寝袋だと膨らんでしまって、リュックに入れづらいですよね。
エアーマットだと、薄いのでリュックに入れやすいですね。
最近では、オール電化というご家庭が多いです。
ガスを使う機会が少なくなってきている現在ですが、防災グッズとしてガスコンロとガスボンベを用意しておくといいですね。
懐中電灯には、電池式と充電式の物があります。
ですが、LEDの懐中電灯にすれば寿命が60時間と長いので、おすすめです。
さらに、広範囲を照らす事が可能なので、用意しておくといいでしょう。
車をもっている方限定となります。
災害時、テレビなどでガソリンスタンドが長蛇の列になっているのを見た事ありませんか?
あなた自身が、あの列に並ぶと思うとゾッとしません?
ですので、前もってガソリン缶をキープしておくと、長蛇の列に並ばなくて済みますね。
こちらも、用意しておくと役立つ防災グッズとなります。
「あれも必要かな?」「これも使えるかな?」と考えだしてしまうと、キリがありません。
ですが、こちらでご紹介したものは、用意しておくと絶対に役立つ物です。
前もって用意しておくことを、おすすめします。
防災グッズでいらなかった物とは?
それでは最後に、防災グッズでいらなかった物を一気にご紹介します。
- ろうそくやマッチ
- 貴重品
- 毛布
- 発電機
こちらが、防災グッズでいらなかった物となります。
結構役立ちそうなもばかりだけど…?
そう思う方も多いはず。
いらないと言われている理由を見ていきましょう。
災害時は、停電になる事も多いです。
ろうそくを使って明るくしようと思っても、ろうそくはそこまで広い範囲を照らす事は出来ません。
小さいお子様がいると触ってしまい、火傷する可能性もあります。
また、倒れてしまい火事になってしまう事も。
ですので、ろうそくは用意せず懐中電灯を用意しておきましょう。
貴重品と言えば、お金やキャッシュカード、印鑑をイメージする方も多いはずです。
ですが、貴重品はいらないという方も多いです。
今までたくさんの災害がありましたが、多くの銀行では通帳などを持っていなくても、お金を引き出せるようになりました。
最低限のお金だけ、防災グッズに入れておくといいですね。
そして、保険証だけは必ず持っておいてください。
毛布などがあると、寒さを和らげる事も出来ます。
ですが、毛布を体に巻くと飛ばないように両手を使って押さえるはずです。
そうなると、両手がふさがってしまうので不便です。
寒さ対策をするのであれば、サバイバルシートを使うといいでしょう。
発電機があると便利という方も多いです。
ですが、値段が値段なので簡単に買おうとは思いません。
ましてや、大きな音が出たりするので、周りの方にも迷惑が。
ガスより電気の方が復旧は早いです。
ですので、発電機を購入するのであれば、コンパクトな物がおすすめです。
これらが、防災グッズでいらなかった物とされています。
これら以外にも、いらない物があるかもしれません。
用意しながら、いる物かいらない物かをよく吟味してくださいね。
まとめ
- 防災グッズには役立つ物がある
- 防災グッズにはいらない物もある
- 貴重品はいらないが、保険証は必ず持っておく事
今回は防災グッズの役立つ物、いらなかった物をお伝えしてきました。
この記事を書きながら思っていた事は、家に置いてある防災グッズだけではまだまだ物足りないなという事。
いざという時のために、買い揃えておかないといけないなと思ったので、早急に用意したいと思います。
あなたも、いざという時に「用意し忘れた」「あれを用意しておけば…」などということが無いように、準備万端にしておきましょうね。