料理で使う事の多いみりん。
みりんって、料理を引き立てるだけの調味料ではないって知っていますか?
実は、みりんには美容にも効果があるって言われているのです!
みりん=美容と思う方は少ないと思います。
本当にみりんで、美容効果を手に入れる事は可能なのか…?
という事で今回は、以下の点についてお伝えしていきたいと思います。
- みりんの効果
- みりんについて
- みりんの効果~料理編~
- みりんを使うポイント
みりんが美容に繋がるって…本当なのですかね?疑惑しかないのですが…見ていきましょう。
みりんの効果とは?本当に美容に良いの?

それではまず初めに、みりんの効果についてお伝えしていきたいと思います。
美容にも良いと言われているみりんですが…
結論から申し上げますと、みりんは美肌効果に抜群の調味料なのです!
みりんと言えば、甘味・コクといったものを引き立たせてくれる調味料の1つです。
調味料としてよく使われていますが、どういった効果があるのか見ていきましょう。
みりんと美肌は、なかなか結び付く事がありませんが、結論で申し上げたようにみりんには美容効果があります。
みりんには、ビタミンB1やビタミンB6が含まれています。
ビタミンは、美肌に欠かせない成分の1つです。
その中でもビタミンB群というのは、タンパク質(肌を作る)の代謝を促してくれるのに欠かせない重要な栄養素なのです。
さらに、みりんにはアミノ酸も含まれており、アミノ酸の働きとしましては、アンチエイジング効果にも期待が出来ると言われています。
やっぱりみりんは、美容に効果的な調味料と言えますね!
ちなみに調理以外でのみりんの働きとしましては、このような事に役立ちます。
- 疲労回復
- 代謝を上げてくれる
- 血糖値を上げにくくしてくれる
- 貧血予防にもなる
こういった事にも役立つ事が出来るみりん。
ちょっと説明を加えていきます。
みりんに含まれるビタミンB群は、疲労回復にも効果的な成分です。
また、みりんに含まれているアミノ酸も、疲労回復効果が高い成分と言われているのです。
このような成分が含まれているので、疲労回復や滋養強壮にも効果があると言われています。
ビタミンB1・ビタミンB6がみりんには含まれています。
ビタミンB1は糖質をエネルギーに変えてくれるという働きがあります。
ビタミンB6には、タンパク質の代謝を上げてくれる働きがあります。
そういった点から、タンパク質で出来ている髪の毛・爪の健康維持にも役立ちますし、夏バテ対策にも繋げる事が出来ます。
みりんはのGI値は、15と言われています。
15という数値なので、低GI食品に分類されます。
ちなみに、砂糖のGI値は115と言われているので、いかにみりんのGI値が低いという事が分かります。
GI値の数字が低ければ低いほど、食後の血糖値は上がりにくいと言われています。
血糖値を下げるために、インスリンが分泌されます。
このインスリンが急激に増えてしまう事で、脂肪が付きやすくなってしまうといった結果に繋がります…。
GI値が低いみりんは、生活習慣病の予防やダイエットにも効果がある調味料と言えるでしょう。
みりんには、ビタミンB群以外にも銅が含まれています。
銅の働きとしましては、鉄分の吸収を促してくれるので、貧血予防に効果的なのです。
さらに、ビタミンB群には髪を作るタンパク質の代謝も促してくれます。
そのため白髪予防にも繋がるのです!
料理でしか使わないみりんですが、実際の効果は上記のような嬉しい効果が得られるのです。
ちなみに…
みりん粕ってご存知でしょうか?
みりん粕というのは、みりんを絞った後に出来る粕を指します。
別名:こぼれ梅とも、呼ばれているのです。
その由来としましては、見た目が梅の花に似ているからだそうです。
甘味と旨味が凝縮されているので、料理人の方も使う事が多い食材です。
みりん粕の働きに関してですが、みりん粕に含まれているタンパク質が、食物繊維と同じ働きをしてくれるという事が判明したのです。
ですので、余分な脂質を排出してくれたり、コレステロール値を下げてくれるといった結果に繋がります。
便秘解消や肥満防止にも繋がりますし、美肌効果にも期待が出来る食材です!
スーパーではあまり見かけませんが、通販など売られていますよ!
魚料理に使ったり、漬物などを作る際に利用してみてはいかがでしょうか?
みりんについて

スーパーなどでズラリと並んでいるみりんですが、よく見てみると【本みりん】って書かれているものもあれば、【みりん風調味料】と書かれているものがあります。
この違いって何か分かりますか?
みりん【風】なので偽物までとははっきり言えませんが、本物のみりんでもありません。
本みりんとみりん風調味料は、まず原材料・製造方法が違います。
本みりんには、もち米・米麴・アルコールといったものが使われています。
これらを長期間じっくりと糖化・熟成する事で出来上がる調味料です。
みりん風調味料は、ぶどう糖や水あめなどの糖類・米・米麴・うま味調味料・香料などが使われており、短期間で調合され作られた調味料である。
そしてもう1つの違いは、アルコールの度数です。
本みりんのアルコール度数は、14%前後。
一方のみりん風調味料のアルコール度数は、1%未満となっています。
1%未満という事なので、酒類としては扱われません。
価格もみりん風調味料の方が安いです。
調理によってどちらを使うかが変わってきます。
本みりんはアルコールが含まれており、そのおかげで味の浸透・食材の臭い消しにも役立つ調味料です。
煮崩れを防ぎたい場合も、本みりんの方がおすすめです。
ただし、アルコールが含まれているので加熱しない料理で本みりんを使う際は、必ずアルコールを飛ばしてから使うようにしてください。
みりん風調味料は、アルコールが1%未満という事なので、ドレッシングや和え物におすすめです。
糖度が高いという特徴も持っていますので、照りとツヤを付けたい際にも活用出来る調味料です。
照りとツヤに関しては、本みりんも同じ事が言えます。
ちなみに、本みりんとみりん風調味料の保存方法にも違いがあります。
本みりんには、糖類が多く含まれています。
そのため、低温で保存してしまうと糖分が結晶化してしまいますので、冷暗所で保存するのが適しています。
一方のみりん風調味料は、アルコールが1%未満なので保存性が良くないです。
ですので、開封した際は冷蔵庫で保存するようにして、早めに使い切った方がいいですよ。
ちなみに
砂糖とみりんの違いもよくある疑問の1つです。
砂糖とみりんの共通点としましては、どちらも甘いといった特徴を持つ調味料です。
甘味をつけたい時に使う調味料ですが、どのようにして使い分ければいいのでしょう?
簡単にまとめますと…
- 砂糖⇒強い甘味を付けたい時
- みりん⇒上品な甘さを付けたい時
このように使い分けるといいでしょう。
どちらも甘味を付けたい時に使う調味料ではありますが、みりんの甘さは砂糖の半分ほどしかありません。
ですので、しっかりと甘みを付けたい時は砂糖を選びましょう。
また、砂糖と料理酒で、みりんの代用が出来ると思われている方も中にはいます。
これに関しては、残念ながら砂糖と料理酒だけではみりんの代用とは言えません。
砂糖には旨味の基礎となるアミノ酸が含まれていませんので、みりんのように深みのある味を出す事が出来ません。
みりんを使った効果~料理編~

続きまして、料理でみりんを使った際、どのような効果があるのか見ていきましょう。
簡単にまとめますと、
- 臭みをとってくれる
- 煮崩れを防止してくれる
- 照りやツヤを出してくれる
- 味を染み込ませてくれる
- コクを出してくれる
- 甘味を足してくれる
料理する際にみりんを使うと、このような効果があります。
みりんには、魚やお肉などの生臭い臭いを取り除いてくれる働きがあります。
さらに、みりんに含まれている糖・アミノ酸などが化学反応を起こす事で、消臭の効果を引き出してくれるので、相乗効果で高い消臭効果が期待出来ます。
アルコールは、食材に浸透しやすいといった特徴があります。
染み込んだアルコールは、蒸発すると臭みも一緒にとってくれるので、嫌な臭いが消えるのです。
煮魚をすると、身がボロボロになってしまう事もありますよね。
その原因は、加熱する事で魚の筋肉繊維に含まれているタンパク質が、固まり収縮する事から、身がボロボロになるといった事になります。
それを防いでくれるのが、みりんなのです。
みりんにはアルコール・糖分といったものが含まれていますが、それにより筋肉繊維を引き締めてくれる効果があるのです。
そのため煮崩れも防ぐ事が出来ますし、旨味も逃さないで済むようになります。
芋類やかぼちゃも煮崩れしやすい野菜ですよね。
芋類やかぼちゃが煮崩れしてしまう原因は、デンプンが水を吸い膨らんでしまうからなのです。
さらには、【ペクチン】という成分も分解されやすくなるので、煮崩れが起こってしまうのです。
ですが、みりんに含まれるアルコール・糖がペクチンの分解を防いでくれるので、煮崩れ防止に繋がるのです。
魚やお肉などを照り焼きにする際、みりんを使う方が多いでしょう。
みりんを使う事で照りやツヤが出るのは、みりんに含まれている糖のおかげなのです。
もちろん砂糖を使って照りやツヤを出す事も可能です。
ですが、みりんには8種類の糖が含まれているため、砂糖よりも綺麗な照りやツヤを実現しやすいのです。
また、糖とアミノ酸を含んでいるみりんは、加熱する事で化学反応を起こし褐色に変わります。
そのため、見た目からしても美味しそうな焼き色を付ける事が可能なのです。
先ほどもお伝えしましたが、アルコールは食材に浸透しやすいのが特徴です。
浸透しやすい理由は、アルコールの分子が小さいから。
そのため、砂糖よりも早く味を染み込ませる事が可能となるのです。
糖分・旨味成分・塩分・酸といった成分をアルコールが取り込んでくれる働きもあるので、それらも食材に一緒に染み込むようになります。
みりんを使う事で、味にばらつきが無く均一に味を染み込ませる事が出来ます。
なかなか味が染み込まないという時には、みりんを使ってみましょう。
みりんには、ぶどう糖やオリゴ糖などの糖・酸味・旨味といったいろいろな成分が含まれています。
これらが熟成され、芳醇な香りがなどが混ざり合い、コクを生み出してくれるのです。
みりんは、加熱すると糖とアミノ酸が化学反応を引き起こします。
化学反応が起こった結果、香ばしさ・甘い香りなどが増え、さらにコク深い味を生み出してくれます。
みりんの甘さは、そこまで強くないので料理の味をまとめてくれる調味料となっています。
みりんの甘さは、砂糖とは異なります。
ぶどう糖・オリゴ糖といったいろいろな糖が使われており、実際に約45%の糖類が含まれているのです。
いろいろな糖分が含まれているみりんですが、甘さは糖によって違います。
みりんの糖分で1番多いのが、ブドウ糖です。
甘さは、砂糖の6割~7割程度なので、上品で優しい甘さを引き出します。
みりんを使う事で、まろやかさ・上品な甘さを表現出来ますよ!
みりんを料理で使う事で、いろいろな事に効果がある調味料という事が分かりましたね。
みりんを使う際のポイント

最後に、みりんの使い方についてお伝えいたします。
料理によってみりんを使うポイントが異なりますので、ご紹介しておきますね。
煮物にお肉や野菜を使う際、塩味の方が浸透しやすいと言われています。
ですので、砂糖やみりんで先に甘味をつけておくのがポイントです!
みりんを使う事で、アルコールが食材に浸透するので味付けがバッチリ決まります。
仕上げの時に醤油を入れれば、上品な煮物が完成します。
煮魚を短時間で仕上げたいのであれば、調味料は先に混ぜ合わせておくのがポイントです。
魚の煮崩れも防止出来ますよ。
また、魚の嫌な臭いも取り除く事が可能となります。
甘味をしっかり感じたいという場合は、みりんと醬油に砂糖もプラスするのがポイントです。
さらに料理酒を入れれば、しっかりとした旨味・コクが引き出せます。
酢飯にみりんを使う場合は、酢と合わせる前に加熱してアルコールを飛ばしておくのがポイントです。
甘味がそこまで強くないので、甘さをプラスしたいのであれば砂糖を使い調整してみてください。
まとめ

- みりんには美容効果がある
- 美容効果以外にもいろいろな事に役立っている調味料である
- 本みりんとみりん風調味料の違いは、原材料・製造方法・アルコール度数である
- 料理にみりんを使う事で、いろいろな効果を果たしている
という事で今回は、みりんについていろいろとお伝えしてきました。
みりんが、美容効果をもたらしてくれるなんて意外でしたね!
今までは、料理に照りやツヤを出してくれるだけだと思っていたので、これからは意識して使ってみようかと思います!