料理で使う事の多いみりん。
みりんって、料理を引き立てるだけの調味料ではないって知っていますか?
実は、みりんには美容にも効果があるって言われているのです!
みりん=美容と思う方は少ないと思います。
本当にみりんで、美容効果を手に入れる事は可能なのか…?
という事で今回は、以下の点についてお伝えしていきたいと思います。
みりんが美容に繋がるって…本当なのですかね?疑惑しかないのですが…見ていきましょう。
みりんの効果とは?本当に美容に良いの?
それではまず初めに、みりんの効果についてお伝えしていきたいと思います。
美容にも良いと言われているみりんですが…
結論から申し上げますと、みりんは美肌効果に抜群の調味料なのです!
みりんと言えば、甘味・コクといったものを引き立たせてくれる調味料の1つです。
調味料としてよく使われていますが、どういった効果があるのか見ていきましょう。
やっぱりみりんは、美容に効果的な調味料と言えますね!
ちなみに調理以外でのみりんの働きとしましては、このような事に役立ちます。
- 疲労回復
- 代謝を上げてくれる
- 血糖値を上げにくくしてくれる
- 貧血予防にもなる
こういった事にも役立つ事が出来るみりん。
ちょっと説明を加えていきます。
料理でしか使わないみりんですが、実際の効果は上記のような嬉しい効果が得られるのです。
ちなみに…
みりん粕ってご存知でしょうか?
みりん粕というのは、みりんを絞った後に出来る粕を指します。
別名:こぼれ梅とも、呼ばれているのです。
その由来としましては、見た目が梅の花に似ているからだそうです。
甘味と旨味が凝縮されているので、料理人の方も使う事が多い食材です。
みりん粕の働きに関してですが、みりん粕に含まれているタンパク質が、食物繊維と同じ働きをしてくれるという事が判明したのです。
ですので、余分な脂質を排出してくれたり、コレステロール値を下げてくれるといった結果に繋がります。
便秘解消や肥満防止にも繋がりますし、美肌効果にも期待が出来る食材です!
スーパーではあまり見かけませんが、通販など売られていますよ!
魚料理に使ったり、漬物などを作る際に利用してみてはいかがでしょうか?
みりんについて
スーパーなどでズラリと並んでいるみりんですが、よく見てみると【本みりん】って書かれているものもあれば、【みりん風調味料】と書かれているものがあります。
この違いって何か分かりますか?
みりん【風】なので偽物までとははっきり言えませんが、本物のみりんでもありません。
本みりんとみりん風調味料は、まず原材料・製造方法が違います。
本みりんには、もち米・米麴・アルコールといったものが使われています。
これらを長期間じっくりと糖化・熟成する事で出来上がる調味料です。
みりん風調味料は、ぶどう糖や水あめなどの糖類・米・米麴・うま味調味料・香料などが使われており、短期間で調合され作られた調味料である。
そしてもう1つの違いは、アルコールの度数です。
本みりんのアルコール度数は、14%前後。
一方のみりん風調味料のアルコール度数は、1%未満となっています。
1%未満という事なので、酒類としては扱われません。
価格もみりん風調味料の方が安いです。
調理によってどちらを使うかが変わってきます。
本みりんはアルコールが含まれており、そのおかげで味の浸透・食材の臭い消しにも役立つ調味料です。
煮崩れを防ぎたい場合も、本みりんの方がおすすめです。
ただし、アルコールが含まれているので加熱しない料理で本みりんを使う際は、必ずアルコールを飛ばしてから使うようにしてください。
みりん風調味料は、アルコールが1%未満という事なので、ドレッシングや和え物におすすめです。
糖度が高いという特徴も持っていますので、照りとツヤを付けたい際にも活用出来る調味料です。
照りとツヤに関しては、本みりんも同じ事が言えます。
ちなみに、本みりんとみりん風調味料の保存方法にも違いがあります。
本みりんには、糖類が多く含まれています。
そのため、低温で保存してしまうと糖分が結晶化してしまいますので、冷暗所で保存するのが適しています。
一方のみりん風調味料は、アルコールが1%未満なので保存性が良くないです。
ですので、開封した際は冷蔵庫で保存するようにして、早めに使い切った方がいいですよ。
ちなみに
砂糖とみりんの違いもよくある疑問の1つです。
砂糖とみりんの共通点としましては、どちらも甘いといった特徴を持つ調味料です。
甘味をつけたい時に使う調味料ですが、どのようにして使い分ければいいのでしょう?
簡単にまとめますと…
- 砂糖⇒強い甘味を付けたい時
- みりん⇒上品な甘さを付けたい時
このように使い分けるといいでしょう。
どちらも甘味を付けたい時に使う調味料ではありますが、みりんの甘さは砂糖の半分ほどしかありません。
ですので、しっかりと甘みを付けたい時は砂糖を選びましょう。
また、砂糖と料理酒で、みりんの代用が出来ると思われている方も中にはいます。
これに関しては、残念ながら砂糖と料理酒だけではみりんの代用とは言えません。
砂糖には旨味の基礎となるアミノ酸が含まれていませんので、みりんのように深みのある味を出す事が出来ません。
みりんを使った効果~料理編~
続きまして、料理でみりんを使った際、どのような効果があるのか見ていきましょう。
簡単にまとめますと、
- 臭みをとってくれる
- 煮崩れを防止してくれる
- 照りやツヤを出してくれる
- 味を染み込ませてくれる
- コクを出してくれる
- 甘味を足してくれる
料理する際にみりんを使うと、このような効果があります。
みりんを料理で使う事で、いろいろな事に効果がある調味料という事が分かりましたね。
みりんを使う際のポイント
最後に、みりんの使い方についてお伝えいたします。
料理によってみりんを使うポイントが異なりますので、ご紹介しておきますね。
まとめ
- みりんには美容効果がある
- 美容効果以外にもいろいろな事に役立っている調味料である
- 本みりんとみりん風調味料の違いは、原材料・製造方法・アルコール度数である
- 料理にみりんを使う事で、いろいろな効果を果たしている
という事で今回は、みりんについていろいろとお伝えしてきました。
みりんが、美容効果をもたらしてくれるなんて意外でしたね!
今までは、料理に照りやツヤを出してくれるだけだと思っていたので、これからは意識して使ってみようかと思います!