あなたは焼き芋を食べる際、皮はどうしていますか?
私は、見た目的に衛生面的にも「食べたくないな~」と思って、剥がしながら食べています。
実際に、私のように衛生面などが気になって残している方も多いと思います。
そもそも、焼き芋の皮って食べるべきなのでしょうか?
その疑問解決してみませんか?
という事で今回は、以下の点についてお伝えしていきたいと思います。
結果によっては、今後焼き芋の食べ方が変わるかもしれません!
焼き芋は皮ごと食べるべき?
焼き芋を食べる際、皮ごと食べるべきなのか?
結論から申し上げますと、焼き芋を食べるなら皮ごと食べるのがおすすめです。
皮を剝がしながら食べるという方も多いですが、実は皮ごと食べた方が栄養価も高いので、剥がさないで食べるのが1番です。
さつまいもの皮には、食物繊維・ビタミンなどの栄養が多く含まれています。
さつまいもに含まれているデンプンは冷める事で【レジスタントスターチ】という物質に変わります。
変化する事で、食物繊維のような働きをするようになります。
さらには、血糖値も上がりにくくしてくれますし、腸内環境を整えてくれるので、おならの臭い・量を減らすといった効果も!
さつまいもの内側部分の皮には、【ヤラピン】というものが含まれているので、皮ごと食べれば栄養素を無駄にする事なく摂りいれられます。
ヤラピンについては、後ほど説明があります。
また、皮ごととなると農薬なども気になる方もいるでしょう。
ですが、焼き芋の皮は農薬の影響が少ないと言われているので、そこまで心配しなくても大丈夫です。
土の中で育つさつまいもは、土の上で育つ野菜と比べても農薬が残りにくいと言われているので安心してくださいね。
農家の方が使う農薬に関してですが、ほとんどが水に溶ける性質のものです。
さつまいもを料理などに使う際は、しっかりと皮を洗えば問題ありません。
ちなみに
皮を剥がして食べるという方が、なぜ皮を剥いて食べるかという理由なのですが、
- 汚い
- 硬い
- 焦げている
このような理由で、剥がして食べるという方が多いそうです。
そのまま、さつまいもを焼いて出来上がるのが焼き芋なのですが、やはり衛生面が気になるという方も多いそうです。
スーパーなどで、剝き出し状態で置かれている焼き芋などがありますが、やはり衛生面が気になるところですよね。
長時間空気に触れているのも、気になってしまう点の1つです。
低温で焼き上げる焼き芋は、低温でじっくり火を入れる事で甘味を引き出しています。
その焼いている過程で、皮が硬くなってしまい食べにくいと思う方もいるそうです。
中はねっとりとした柔らかい食感なのに、周りの皮が硬いと「微妙」と思う方も多いです。
部分的に、皮が焦げているなんて事もあるでしょう。
「焦げは食べるものではない」という認識をしている方も多いです。
焦げている部分には苦味があって、美味しくないと思う方が多いそうです。
剥がして食べる理由をまとめてみますと、納得出来る部分も多いですね。
ですが、皮ごと食べた方が栄養価が高いので、そこまで気にならないのであれば、皮ごと食べちゃいましょう。
焼き芋の皮の栄養や効果などご紹介
焼き芋は、皮ごと食べた方が栄養素が高いという事でしたが、皮にはどういった栄養や効果などがあるのでしょうか?
簡単にまとめますと、このようになります。
- 食物繊維
- アントシアニン
- ヤラピン
- クロロゲン酸
- カルシウム
- ビタミンB
- ビタミンC
焼き芋の皮にはこれだけの栄養素が含まれています。
実だけでは摂れない栄養素が、皮には多く含まれていると言われているのです。
それでは、説明を加えさせていただきます。
このような嬉しい効果が含まれています!
焼き芋の皮が食べれない場合ってある?
焼き芋の皮は食べた方がいいという事でしたが、場合によっては食べられない場合もあるのか、お伝えしていきたいと思います。
焼き芋の美味しい作り方
最後に、焼き芋の美味しい作り方をお伝えしたいと思います。
美味しい焼き芋の作り方のポイントはこちら。
丸ごとじっくり火を入れる事
このポイントを守れば、ご家庭のオーブンやトースターでも美味しい焼き芋が仕上がります。
用意するのは、さつまいもとアルミホイルのみです。
また、さつまいもを用意する際は、汚れや傷がない物を選び、食べられるサイズのものを選ぶようにしてください。
~手順・作り方~
- さつまいもを用意し、皮ごと丸洗いする
- アルミホイルで全体を包む
- 160℃のオーブンで90分焼く
- 竹串が通れば完成
時間はかかりますが、じっくり火を入れる事でしっとりとした食感の焼き芋が出来ます。
焼いた後、30分ほど放置し、余熱で蒸らす事でより甘味が増した焼き芋に仕上がります。
ちなみにアルミホイルに包む際は、包む前にアルミホイルをくしゃくしゃにしましょう。
くしゃくしゃにする事で熱伝導がよくなり、上手に焼き上げる事が出来ます。
電子レンジじゃダメ?
焼き芋を電子レンジで作るというのは、残念ながらNGです。
時間をかけて焼く事で、水分が蒸発し甘味が増えていきます。
ですが電子レンジは、急激に温度を上げるといった調理法となるので、甘味がなかなか増えないといった難点があります。
ですので、電子レンジは使わず、オーブンやトースターで焼くようにしてください。
まとめ
- 焼き芋の皮は栄養価が高いため、皮ごと食べるのがおすすめ
- 焼き芋の皮には、多くの栄養素が含まれている
- カビが生えていても、中まで生えているわけではないので切り落とせば食べられる
- 焦げた部分も食べても問題はないが、気になる場合は避けてもいい
- 丸ごとじっくり焼くのが美味しく仕上がるポイント
という事で今回は、焼き芋の皮にはついてお伝えしてきました。
剥がして食べるという方が多いですが、栄養価が多く含まれているので一緒に食べるのがおすすめです。
あなたも栄養価を無駄にする事なく、美味しい焼き芋を作って食べてみてはいかがでしょうか?