妊娠中はココアを飲んではいけない⁉大丈夫?どっち?注意点もある?

コーヒーカップに入ったココア食品
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何かと制限される事がある妊娠中。

お腹の子のためを思うと、多少の制限は仕方がないのかと思ってしまいますよね。

私も妊娠中は大好きなココアが飲めず、それがストレスになったりもしましたが、子供のために我慢していた記憶があります。

大好きなココアを我慢していた私ですが…

そもそも妊娠中って、ココアを飲んではいけないものなのでしょうか?気になるところです。

という事で今回は、以下の点についてお伝えしていきたいと思います。

この記事で分かる事!
  • 妊娠中のココアはOKなのか
  • ココアを飲んだ時の影響
  • ココアを飲む際の注意点
  • ココアを飲み過ぎた場合
  • ココアのメリット
  • おすすめのココア

妊娠中の方のために、分かりやすくお伝えしていきたいと思います。

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妊娠中のココアはOK?

溶かしたココアとココアパウダー

まず、妊娠中にココアを飲んでも大丈夫なのか見ていきましょう。

結論から申し上げますと、気をつけて飲めば妊娠中でもココアを飲んでも問題ありません。

ココアにはカフェインが含まれていますが、このカフェインが妊婦の方や胎児に影響があるとされています。

ですが、ココアに含まれているカフェインの量は少なめなので、飲み方に気をつけていれば妊娠中でも飲んでも大丈夫です。

ココアと言えば…

  • 森永ココア
  • バンホーテン純ココア
  • wakodoの牛乳屋さんのミルクココア

上記のメーカーから発売されています。

ココアには種類がありまして、添加物の入っていない【純ココア】と言われるものと、砂糖や乳成分が加えらえた【ミルクココア】と言われるものがあります。

同じココアでも、カフェインの量や糖質量など異なる点がいろいろとあるため、しっかりと調べてから飲むようにするといいでしょう。

飲み過ぎないように注意する事も大切です。

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妊娠中にココアを飲むとどういった影響が?

茶色のタオルの上に置かれたココアが入ったカップ

飲み方に気をつければ、妊娠中でもココアを飲んでもいいという事が分かりました。

ですが、ココアに含まれる糖質の量やカフェインが入っていないかなど、気になる点はまだまだあります。

次は、ココアに含まれる注意すべき成分を見ていきましょう。

カフェイン
カフェイン
森永純ココア10mg
牛乳屋さんのミルクココア3mg
バンホーテン ミルクココア9mg
コーヒー90mg
紅茶30mg
ミロ6mg
レッドブル45mg
1杯あたり

カフェインを気にする妊婦の方もいるでしょう。

上記の表は、カフェインの含有量の表となります。

カフェインの過剰摂取は、あまり良くないと言われています。

妊娠中の方がカフェインを過剰摂取してしまうと…

  • 流産のリスクが高まってしまう
  • 胎児の発育が遅れてしまう

このようなリスクがあるので、気を付けなければいけません。

表を見ていただくと分かるように、ココアはどちらかと言えばカフェインの量が少なめなので、安心して飲む事が出来ます。

ですが、少なめとはいえ飲み過ぎは良くないので、気をつけて飲むようにしてください。

あと、カフェインは他の食材にも含まれている可能性もあるので、そういった点も踏まえて飲むようにしてください。

糖質

妊娠中の糖質の摂りすぎにも、注意が必要と言われています。

こちらの表をご覧ください。

カロリー糖質
森永純ココア18Kcal0.7g
牛乳屋さんのミルクココア71Kcal11.3g
バンホーテン ミルクココア98Kcal16.6g
コーヒー6Kcal1g
紅茶1Kcal0g
ミロ60Kcal9.8g
レッドブル68Kcal16.5g
1杯あたり

上記の表は、ココアと他の飲み物に含まれているカロリーと糖質の量となります。

妊娠中は、糖質の摂りすぎに気をつける必要があります。

糖質の摂りすぎによって、糖尿病を発症してしまう可能性があるからです。

妊娠糖尿病になってしまうと、胎児にどのような影響があるのか?

それは、以下のような影響を受けてしまう事に!

  • 巨大児
  • 形態異常
  • 心臓の肥大
  • メタボリックシンドローム

糖質を摂りすぎてしまうと、このような影響を受けてしまう可能性も0ではないので、摂りすぎないように心がけてください。

妊娠中というのは、血糖値が上がりやすいものです。

妊娠し産婦人科にしばらく通うようになりますが、妊娠初期から血液検査は行われます。

なぜ妊娠初期から血液検査を行うのか?

実は、妊娠糖尿病と診断されるほど病気にかかってしまう確率が高くなってしまうからという理由で、妊娠初期からの血液検査が行われるのです。

妊娠糖尿病の影響を及ぼすのは、胎児だけではありません。

早産・流産を引き起こしてしまったり、妊娠高血圧症候群を発症してしまう可能性が高くなりますので、妊婦の方にも負担がかかってしまいます。

ですので、カフェイン以外にも糖質の摂りすぎには気をつけてください。

ココアにも【純ココア】【ミルクココア】といった種類がありますが、糖質の量は全く違います。

さらに、ココアを飲む際、牛乳で作る方もいればお湯で作る方もいます。

砂糖を追加する方もいるでしょう。

飲み方によって、カロリーや糖質量が変わってくるので気をつけてください。

妊娠中にココアを飲む際の注意点

中央に置かれたひし形の3つの積木には注意!!とそれぞれ書かれている

続きまして、妊娠中にココアを飲む際の注意点を適切なココアの量やおすすめの飲み方と交えて一緒にご紹介します。

1日に1杯~2杯

飲み方に気をつけていれば飲んでもいいという事でしたが、カフェインも含まれているので、飲み過ぎはよくありません。

ここで以下の表をご覧ください。

カフェインの含有量
WHO(世界保健機構)コーヒー:1日3杯~4杯
FSA(英国食品基準庁)200mg(マグカップ2杯ほど)
HC(カナダ保健省)300mg(マグネット2杯分)

コーヒーでのカフェイン量ではありますが、先ほどのカフェインの表のところで、ココアのカフェイン量とコーヒーのカフェイン量では、結構な差がありました。

この表を見ると、「ココアのカフェイン量は、コーヒーより少ないからたくさん飲んでも大丈夫!」と思う方もいるでしょう。

ですが、先ほどもお伝えしましたが、カフェインは他の食材などにも含まれていますので、たくさん飲めるといった勘違いはしないようにしてください。

目安としましては、1日に1杯~2杯までにしておくようにしましょう。

また、注意点としましてはカフェインだけではありません。

ココアって甘いですよね。

甘い分、糖質も多く含まれる飲み物なので飲み過ぎないように心がけましょう。

ミルクココアより純ココアを

ココアには、ミルクココアと純ココアがあるとお伝えしました。

妊娠中にココアを飲む場合は、ミルクココアではなく純ココアを飲む事をおすすめします。

純ココアに少量の砂糖を入れて飲むといいですね。

ミルクココアの場合、甘さが調節出来ないのが難点となります。

その点、純ココアは甘さの調節が可能です。

砂糖の入れすぎはよくないですが、糖質を抑える事が出来るので純ココアを選ぶようにしましょう。

飲むなら寝る前がGOOD!

ココアを飲むのであれば、寝る前に飲むようにしましょう。

ココアには、リラックス効果・体を温めてくれる効果があります。

ココアの原料は、ご存知のカカオです。

カカオ豆には【テオブロミン】と言われる、苦み成分が含まれています。

このテオブロミンが、血管を広げ血流量を増やします。

そのため体温を上げるといった働きに繋がるのです。

体の冷えなどは、妊婦さんにとってはあまりよろしくありません。

ですので、寝る前に飲んで体を温めてから飲むようにしてください。

ココアを飲み過ぎてしまった場合は?

対処法と書かれた3つのピンク色の積木

万が一、妊娠中にココアを飲み過ぎてしまった場合の対処法も簡単にお伝えしておきます。

もしココアを飲み過ぎてしまい、いつもと違和感を感じるという方は産婦人科に行くようにしてください。

また、違和感がなくても心配がある場合は、産婦人科に行く事をおすすめします。

その際、主治医に…

  • ココアを飲んだ時間
  • 飲んだココアの量  など

詳しく説明するようにしてくださいね。

何かあってからでは遅いので、違和感・不安があるという方はすぐに産婦人科に行きましょう。

ココアを妊娠中に飲むと得られるメリット

ノートの上に置かれたMeritと書かれた水色の棒とボールペン

1日の飲む量をきちんと守っていれば得られるメリットもあります。

まずココアには、鉄分・食物繊維・ポリフェノールといった栄養素が含まれています。

この栄養素達が、どのようなメリットをもたらしてくれるのか見ていきましょう。

鉄分⇒貧血予防

鉄分は貧血予防に効果的な栄養素です。

純ココアを5g使う場合、0.7mgの鉄分の摂取が可能となるので貧血予防にピッタリです。

妊娠中というのはお腹の赤ちゃんに、栄養・酸素を送るために多くの血液・鉄分が必要となってきます。

鉄分が足りていない状態だと貧血を引き起こしてしまう事も。

貧血以外にも、赤ちゃんの発育不良・未熟児・早産といった事に繋がってしまう可能性もあります。

食物繊維⇒便秘改善

ココアには食物繊維が豊富ってご存知でしょうか?

【リグニン】という食物繊維がココアには含まれています。

リグニンという食物繊維は水に溶けない不溶性食物繊維のため、便のかさを増やすようにしてくれて、便通を促してくれる働きを持っています。

妊娠中の便秘に悩むという方は、3人に1人と言われています。

ココアを飲んで便秘解消を目指すのもいいですね。

ポリフェノール⇒アンチエイジング効果

【カカオポリフェノール】という栄養素が、ココアには多く含まれています。

このカカオポリフェノールというのは、苦み・渋み成分と思っていただいて大丈夫です。

働きとしましては、アンチエイジング効果があると言われています。

カカオポリフェノールには抗酸化作用がありますので、活性酸素(ガン・生活習慣病の原因)から体を守ってくれます。

ココアの量を守って飲む事で、上記のメリットを得られる事でしょう。

おすすめココアをご紹介

おすすめと書かれた旗と布で作られた2匹のふくろう

妊娠中の方におすすめしたいココアを、簡単な説明を交えながら3つご紹介させていただきます。

森永 純ココア

砂糖やミルクが使われていないこちらの商品。

厳選されたカカオ豆を使用したココアとなっており、カカオ本来の香り・コク・苦みのある味わいを堪能出来るココアとなっています。

好みの甘さに出来るのでおすすめですが、砂糖の入れすぎには注意しましょう。

牛乳屋さんのミルクココア

量・濃さを調節する事が出来るミルクココアとなっています。

カフェインの量も少ないので安心して飲む事が出来ますが…

実はこの商品、販売が終了してしまっているのです…。

ですが、まだ諦めないでください。

こちらの商品は、ネット通販で購入が可能です。

飲んでみたいという方は、ネット通販で購入してみてくださいね。

バンホーテンミルクココア 糖質60%オフ

糖質が60%もオフ・カロリーも1/4のこちらの商品。

糖質などが抑えられていても、ココアの美味しさはそのままです。

香り・味わいをしっかりと楽しむ事が出来る商品で、妊娠糖尿病が気になるという方におすすめの商品となっています。

以上がおすすめのココアとなります。

まとめ

ココアが入ったカップが2つ
  • 飲み方に気をつけていれば妊娠中でもココアを飲んでも問題はない
  • ココアは、1日に1杯~2杯までに留めておく事・純ココアをなるべく選ぶ事
  • ココアを飲む事で得られるメリットがある

という事で今回は、妊娠中のココアについてお伝えしてきました。

飲んでも問題はないという事でしたが、飲み過ぎないように注意する必要があります。

また、カフェインなども含まれていますので、過剰摂取に繋がらないように気をつけてください。

万が一、飲み過ぎてしまって違和感・不安があれば早急に産婦人科を受診するようにしてくださいね。

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