お腹に宿る新しい命が産まれてくるまでって、待ち遠しいですよね。
約10ヶ月お腹にいる赤ちゃんですが、産まれてくるまでいろいろな事が気になるのがママです。
「太りすぎてもいけない…」「でも食べなきゃいけない」といった葛藤をしてきたママや、今現在食事に関して悩んでいるママも多いのではないでしょうか?
ご飯やパンといった美味しい物がたくさんありますが、今回はパスタについてピックアップ!
パスタと言っても…女性人気が高いカルボナーラに注目してみました。
生卵を使っているカルボナーラですが、妊娠中は生卵ってどうなのか…?
となると、カルボナーラ自体が食べられないかもしれません!
という事で今回は、以下の点についてお伝えしていきたいと思います。
食事に関して悩んでいるという方や、将来のために知っておきたいという方、必見です。
妊娠中にカルボナーラを食べるのはNG?
まず初めに、妊娠中にカルボナーラを食べてもいいのかについてお伝えしていきたいと思います。
結論から申し上げますと、妊娠中でもカルボナーラを食べてもいいとされています。
ですが、妊娠中の方がカルボナーラを食べるには、食べ方に注意して食べる必要があります。
カルボナーラには、生卵や粉チーズが入っている物も多いです。
妊娠中は生卵をなるべく控えなければいけませんが、しっかりと加熱されていれば問題ないでしょう。
カルボナーラには生卵やチーズ、塩分がたくさん含まれていますので、カロリーの摂りすぎには気をつける必要があります。
市販のレトルトソースや冷凍食品のカルボナーラ、コンビニなどで販売されているカルボナーラは危険です。
調理方法や食材の原産地が分からないといった点が多いという理由と、塩分やカロリーが高めでもあるのであまり良い物ではありません。
妊娠中にカルボナーラは食べてもいいですが、カロリーは気にしておきましょう。
妊娠中にカルボナーラを食べる際の気になる点
続きまして、カルボナーラの気になる点についてです。
妊娠中の方がカルボナーラを食べる際の気になる点は、いくつか存在します。
- サルモネラ菌の感染
- リステリア菌
この2つが気になる点となります。
以上が、気になる点となります。
食中毒になってしまうと、場合によっては赤ちゃんにまで影響が出る事もあります。
妊娠中の食事は、いろいろと心がけるようにしましょう。
妊娠中にカルボナーラを食べる際の注意点
妊娠中にカルボナーラを食べるなら、いくつかの注意点があります。
- 塩分の過剰摂取
- 卵を加熱する事
- なるべく国産のチーズを使う事
詳しく見ていきましょう。
ちなみに…
カルボナーラに使われる卵ですが、完全栄養食と言われているのをご存知でしょうか?
卵には、食物繊維とビタミンC以外の栄養素が含まれているのです。
体を鍛えているという方は、茹で卵を食べたりしている方が多いそうですが、卵にはタンパク質がたっぷり含まれています。
妊娠中の体作りをサポートしてくれる働きも卵にはあります。
卵1個で6.2gのタンパク質が入っているのです。
妊娠中はどれくらいタンパク質を摂ればいいの?
こちらの表をご覧ください。
タンパク質の摂取量の目安(1日あたり) | |
妊娠前の成人女性 | 50g |
妊娠初期 | 50g |
妊娠中期 | 60g |
妊娠後期 | 75g |
妊娠中期~後期にかけて、お腹の中にいる赤ちゃんの成長に合わせて、タンパク質の摂取量も増えます。
体を作る上で欠かせない栄養素の1つであるタンパク質ですが、妊娠初期よりも中期~後期にかけて多めに摂取する事を心がけましょう。
妊娠中に卵を食べるとアトピーになるって本当?
妊娠中に卵を食べても、赤ちゃんがアトピーになるといった科学的根拠はありません。
ですので、しっかりと火を通した卵を食べても問題ありません。
実際に私も妊娠中、卵をよく食べていましたが息子はアトピーになっていません。
妊娠中に卵を避けている方もいるようですが、避けていたとしてもアレルギーやアトピーの発症を防ぐといった事にはなりません。
逆に食物繊維とビタミンC以外の栄養素が詰まっている卵だからこそ、積極的に食べておきたい食材の1つです。
カルボナーラ以外でも気をつけるべき食べ物
余談ではありますが、妊娠中は気をつけるべき食材がいくつかありますので、一緒にご紹介させていただきます。
- アルコール
- 生肉
- お刺身
- ヨウ素やヒ素、メチル水銀が含まれた食べ物
- カフェイン
アルコールやローストビーフ、ユッケなどの生肉やお刺身といった食べ物は、妊娠中は控えた方がいいでしょう。
アルコールは、胎児や乳児の低体重の原因になったり、奇形の原因にもなります。
生肉によって食中毒になり重症化してしまうと、流産や死産の原因に。
お刺身も食中毒が気になるので、なるべく控えましょう。
ヨウ素やヒ素、メチル水銀が含まれる食べ物としましては、昆布やひじき、マグロ類が該当します。
昆布は、1日に少量であれば問題ありません。
その他の物は、週に1回程度で少量食べるのであれば大丈夫でしょう。
カフェインも過剰摂取する事のないように、1日に200mgまでに留めておきましょう。
妊娠中にカルボナーラを食べ過ぎてしまった場合
万が一、生卵が入ったカルボナーラを食べてしまったり、食べ過ぎてしまった場合の対処法をお伝えしていきたいと思います。
妊娠中はなにかと心配事が多く、ストレスが増えていく事が多いです。
食べてしまったり、食べ過ぎてしまって体調が優れないという場合は、必ず病院に行きましょう。
サルモネラ菌に感染してしまうと、6~72時間以内に腹痛や下痢、嘔吐や発熱といった症状が現れます。
リステリア菌に感染してしまうと、1~2週間経った頃に、発熱や胃腸炎のような症状が現れる事があります。
長いと90日後に発症する事もありますので、体調の変化には気をつけておく必要があります。
何かあってからでは遅いですので、必ず受診しましょうね。
妊娠中でも大丈夫!カルボナーラのレシピ紹介
それでは最後に、妊娠中でも安心して食べられるカルボナーラのレシピをご紹介します。
妊娠中でも安心して食べられる、カルボナーラのレシピがあります。
塩分や火の通り方などに気をつけて、作ってみてくださいね。
まとめ
- 妊娠中でもカルボナーラは食べてもいい
- 食べる際は食べ方に注意する必要がある
- カルボナーラを食べる際の気になる点としては、菌が関わってくる
- カルボナーラを食べる際の注意点はいくつかある
という事で今回は、妊娠中のカルボナーラについていろいろとご紹介してきました。
妊娠中でも、食べ方に気を付ければ食べてもいいという事が分かり良かったです。
むしろ、卵は妊娠中に積極的に摂りたい食材の1つという事も分かりましたね。
妊娠中は、体重の増加の心配など心配事が尽きないものです。
ですが、元気な赤ちゃんを産むためにも、妊娠中だけでも日頃から気をつけるようにしましょう。