衝撃!ナツメグの致死量は〇〇〇〇杯分!食べ過ぎると命の危険も!

いろいろな種類のスパイス食品
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あなたはご家庭に【ナツメグ】という調味料は置いてありますか?

私も置いてあり、ハンバーグなどに入れたりして使っています。

私も頻繁ではありませんが使う事のあるナツメグですが…

ナツメグは、食べ過ぎてしまうと命の危険になるという事をご存知でしょうか?

以前私が見ていた某TV番組で、ナツメグが大好きだという女性がナツメグで命の危機に陥ったという話を見ました。

スーパーで売られている物が、そんなに危険なのか?

という事で今回は、以下の点についてお伝えしていきたいと思います。

この記事で分かる事!
  • ナツメグの致死量
  • ナツメグの毒性
  • ナツメグの正しい使い方
  • ナツメグで得られる効果

ナツメグを使うという方、必見の記事となっています。

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ナツメグの致死量はどれくらい

木製のスプーンに盛られたスパイス

まず初めに、ナツメグの致死量についてお伝えしていきたいと思います。

結論から申し上げますと、ナツメグの致死量は12gと言われています。

小さじ2杯以上という事となります。

ナツメグというのは、世界4大スパイスと言われている中の1つとされています。

世界4大スパイス:ナツメグ・コショウ・シナモン・クローブ

日本人にとってもなじみ深い香辛料の1つですが、ナツメグの原料であるナツメグの実には毒性があります。

過剰摂取する事で、中毒症状が出るという事をあなたはご存知でしたか?

私も某TV番組を見ていなければ、ナツメグで中毒症状が出るなんて思いもしません。

料理にナツメグを使う際、適当に入れてしまうと過剰摂取に繋がる恐れがあります。

ハンバーグなどを作る際、ナツメグを使うのであればしっかりと計量してから入れるようにしましょう。

ここでナツメグでの事故例を2つ上げたいと思います。

事故例➀

8歳の男の子がナツメグの実(6g)を2つ食べてしまった事があります。

子供の場合だと体重も軽いので大量のナツメグを摂取してしまうと、中毒症状が出る確率も大人より断然高いです。

ナツメグの実や細かく砕かれたナツメグでも致死量は変わりませんので、手の届かない所で保管しておきましょう。

事故例②

奥さんが作ったハンバーグを食べて、緊急搬送された男性もいます。

奥さんが作ってくれた手作りのハンバーグには、ナツメグが10g入っていました。

動悸や浮遊感などを感じ、搬送されたそうです。

7時間経った頃から症状が落ち着いてきたので、退院は出来たそうですが、10gという量なので命を落とす危険性もあったそうです。

このような事故例があるので、ナツメグの量はきちんと守った方がいいでしょう。

そもそもナツメグとは?

原料がナツメグの実という事なのですが、実際に私達が見るナツメグというのは、細かく砕かれた物が多いです。

ナツメグの和名は【ニクズク】と言われており、原産地は東インド諸島・モルッカ諸島・スリランカとなっています。

ナツメグの木からは、ナツメグだけではなく【メース】といったスパイスも収穫する事が出来ます。

メース:ナツメグと香りは似ており、ほろ苦さをもつスパイス

割れてしまったナツメグの実から種子を取り出すと、【仮種皮】と呼ばれる皮があります。

これを乾燥させるとメースが出来上がります。

ナツメグとは別の香辛料として使う事が多いです。

メースを取り除き、残った物を乾燥させると殻と殻の中に存在する【仁】という部分が分離します。

そして、殻を割って取り外した残りがナツメグとして使われるのです。

ナツメグについて知れたところで、次はナツメグの毒性について見ていきましょう。

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ナツメグの毒性について

スパイスをおろし金で擦っている様子

続きまして、ナツメグの危険な成分を過剰摂取する事で、どうなるのかについてお伝えしていきたいと思います。

まずナツメグの危険な成分に関して。

ナツメグに含まれている危険な成分は、【ミリスチシン】と【エレミシン】と言われているものとなります。

そして、ナツメグを過剰摂取してしまった場合、以下のような中毒症状を起こす危険があります。

  • 頻脈
  • 胸部の痛み
  • 血圧の低下
  • ショック症状
  • 不規則な呼吸
  • 長時間のめまい
  • 興奮状態
  • 不安感
  • 頭痛
  • 幻覚
  • 多幸感
  • 四股の脱力感
  • 喉が渇く
  • 嘔吐
  • 瞳が収縮する

このような中毒症状があるので、気をつけておきましょう。

ナツメグの危険成分とされているミリスチシンとエレミシンですが、この2つが神経物質の伝達を遮断してしまう働きがあります。

遮断される事で、上記の中毒症状が起こってしまうといった結果になるのです。

またナツメグを過剰摂取すると、臓器が正常に機能しないといったリスクも多いです。

これに関しましては、ミリスチシンとエレミシンの危険成分のせいではなく、抗コリン作用が働き出すと考える方がいいでしょう。

ちなみに抗コリン作用は、体に対する働きと脳に対する働きが異なります。

体に対しての抗コリン作用とは、リラックス出来ない状態の事と思っていただいて大丈夫です。

脳に対しての抗コリン作用とは、覚醒状態を邪魔しているといった状態になります。

一応参考までにご説明させていただきました。

ナツメグを食べて中毒症状が出たら?

ナツメグを食べて中毒症状が出てしまった場合は、どうすればいいのか?

自宅で中毒症状が出た場合は、水やぬるま湯を飲ませて嘔吐させるのが理想です。

そして、病院で受診するようにしてください。

万が一、ナツメグを過剰摂取してしまったとしても、ちゃんと処置すれば24時間以内には回復すると言われています。

ですが、重症の場合は回復するまでに2日~3日ほどかかってしまう場合もあるので気をつけましょう。

先ほど中毒症状の中に【多幸感】という文字も書きました。

多幸感が味わえるという事で、合法ドラッグの代わりにナツメグを使用するといった事もありますが、これは大変危険な行為です。

決してそのような事には使わないようにしましょう。

そして、ナツメグの過剰摂取を続ける事でナツメグの中毒症状が出る以外にも、後遺症が残る可能性もあるので、過剰摂取はやめておきましょう。

ナツメグの正しい使い方

木製のスプーンに乗った5つの実

ナツメグの致死量や中毒症状などをお伝えしてきましたが、次はナツメグの正しい使い方についてお伝えしていきます。

ナツメグは小さじ2杯で致死量と先ほどお伝えしましたが、ナツメグは1日1g程度が適量となっています。

瓶に入っているナツメグがありますが、ハンバーグに入れる際は2、3回ほど振りかけるだけでOKです。

振りかける回数を守っておけば、適量を超える事はないでしょう。

また、他のスパイスでも言えますが、少しの量でも風味を加える事が可能なので、スパイスを使う際は少量を心がけるといいでしょう。

そしてナツメグと言えば、ハンバーグに混ぜたりするといった方が多いのではないでしょうか。

ハンバーグ以外にも、シチューなどにそのまま振りかけても問題ありません。

ただし、量は守りましょう。

ナツメグには、ひき肉が持つ独特の臭みを抑えてくれる働き、そして旨味を引き出してくれる働きがあります。

ミートソース、ドライカレーといったひき肉料理に使っても、おいしく仕上がりますよ。

ナツメグは、加熱する事で甘味がグッと増します。

加熱しても美味しさを引き出してくれますし、そのままかけても料理を美味しくしてくれますよ。

ナツメグで得られる効果

ガラスボウルに入ったパウダー状のスパイス

ナツメグは正しく摂取する事で嬉しい効果もあるってご存知でしょうか?

その嬉しい効果というのは、以下のようになります。

  • 快眠
  • 冷え性の改善
  • リラックス効果
  • 消化機能の改善
  • 肥満予防
  • デトックス効果
  • 口臭予防

これらがナツメグで得られる嬉しい効果となります。

ナツメグには、体を温めてくれる働きがあります。

ホットミルクに、ナツメグを入れて飲むといった方もいるそうですよ。

ナツメグの香りでリラックス効果もあるとされていたり、ミリスチシンによって消化機能も改善する事が期待出来ます。

ナツメグで口臭予防が出来るってすごいですよね。

ナツメグに含まれている【オイゲノール】という成分が消臭効果があるらしく、口臭予防に繋がるのです。

少量で致死量に達すると言われているナツメグですが、嬉しい効果がいっぱいのスパイスで驚きです!

まとめ

いろいろな種類のスパイス
  • ナツメグの致死量は12gとされており、小さじ2杯以上で致死量に達する
  • ナツメグを過剰摂取する事で、中毒症状が起こる
  • ナツメグは適量を守っていれば、そのまま食べても問題ない
  • ナツメグは少量で致死量に達するが、嬉しい効果もある

という事で今回は、ナツメグについていろいろとお伝えしてきました。

たった12g、小さじ2杯以上で致死量に達するとは驚きでした。

そして、嬉しい効果もあるという事が初めて分かりました。

頻繁に使う調味料ではありませんが、使う際は振りかける量を守りながら摂るようにしましょう。

中毒症状に陥ってしまうと、後遺症が残る可能性も0ではありませんので、普段からの摂取量を心がけておきましょう。

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