スーパーやコンビニなどで売られている、サントリーの【グリーンダカラ】。
2012年の4月から今現在まで販売されている人気商品です。
グリーンダカラのコンセプトとしましては、【日常生活の水分補給】という事を皆さんご存知でしょうか?
水分補給として飲む飲み物でもありますし、熱中症対策にも効果があると言われているのです。
ですが、【グリーンダカラは太る】や【グリーンダカラは体に悪い】といった噂もあります。
という事で今回は、以下の点についてお伝えしていきたいと思います。
「太る」やら「体に悪い」やら嫌な事が多いですが、本当のところはどうなのでしょうか?
グリーンダカラが体に悪いと言われている理由
それではまず初めに、なぜグリーンダカラが体に悪いと言われているのか?
その理由を見ていきましょう。
グリーンダカラに含まれている原材料はこのようになります。
- 果汁(ぶどう・レモン)
- 糖類(加糖・砂糖)
- 食塩
- レモンエキス
- シークワーサーエキス
- うんしゅうみかんエキス
- ゆずピール
- ドライトマトエキス
- 香料
- 乳酸
- 酸化防止剤(ビタミンC)
原材料だけ見ると、それほど体に悪いとったものは入っていなさそうですね。
ちなみに、体に良い7素材として、ゆずやトマト、シークワーサーやレモン、みかんや白ぶどう、食塩を配合しているそうです。
なんで体に悪いって言われるのかな?
なぜ体に悪いと言われているのか…。
グリーンダカラを実際に飲んだ事があるという方には分かると思いますが、グリーンダカラは甘めの飲み物です。
原材料のところでも書かせていただきましたが、グリーンダカラには糖分が多く含まれているのです。
糖分の多さで、「糖尿病になるリスクが高くなるのでは?」といった、体に影響を及ぼしてしまうのではないかといった心配があるのです。
グリーンダカラは糖分が多い飲み物なので飲み過ぎてしまうとその分、糖分も多く摂る事になってしまいます。
そして、グリーンダカラの栄養成分がこちらとなります。
エネルギー | 18kcal | ナイアシン | 1mg |
タンパク質 | 0g | ビタミンB6 | 0.1~0.5mg |
脂質 | 0g | アミノ酸 | 1~10mg |
炭水化物 | 4.4g | クエン酸 | 50mg |
食塩相当量 | 0.10g | カルシウム | 0.1~1mg |
カリウム | 1~10㎎ | マグネシウム | 0.1~1mg |
このような栄養成分になります。
栄養成分表を見てもらうと分かるように、糖質までは書かれていません。
ですが、炭水化物というのは【食物繊維】と【糖質】に分けられます。
ペットボトル飲料には、食物繊維というのはほとんど含まれません。
ですので、ここでは炭水化物=糖質と思っていただいて大丈夫です。
となると、グリーンダカラの糖質の量は4.4gになります。
スーパーなどで見かけるペットボトル飲料は500mlが主流ですが、グリーンダカラは600mlで販売されています。
つまりグリーンダカラを1本飲むとなると、その糖質量は26.4gとなり、カロリー計算しますと108Kcalにもなるのです。
他の甘い清涼飲料水の場合、1本で200Kcal以上するものもありますし、糖質も50g以上のものが多いそうです。
と考えると、グリーンダカラは、それらに比べるとヘルシーな飲み物かもしれません。
ですが、グリーンダカラの糖質量は、6枚切り食パン1枚とほとんど変わりません。
また、108Kcalというのもバナナ1本分以上となっています。
数字的には低めかもしれませんが、グリーンダカラには糖質やカロリーが多めと思っておいた方がいいでしょう。
また、グリーンダカラに含まれる果糖ですが、【フルクトース】とも言われています。
ショ糖よりも1.5倍程度、甘さが強いというのが特徴です。
糖分は、基礎代謝の維持や脳機能を安定させるために、適切な量を取る必要がありますが、摂りすぎはダメです。
糖分を摂りすぎると?
糖分を摂りすぎてしまうと、血液がドロドロになりやすくなってしまいます。
その理由としましては、血液中にある余分な糖分がタンパク質と結びついてしまうからと言われています。
血液がドロドロになるとどのような影響が出てしまうのか?
肌がくすんでしまったり、シワが目立ってきてしまい老けて見えたりします。
血管にもダメージを与えてしまい、心筋梗塞といった大きな病気にも繋がってしまいます。
これだけではありません。
骨粗しょう症や白内障、ドライアイといった厄介な症状が生じてしまいます。
グリーンダカラも他の清涼飲料水に比べるとカロリーなどは低いものの、糖分がたくさん含まれているので、飲み過ぎには注意かもしれません。
グリーンダカラを飲み過ぎると太る?
続きまして、グリーンダカラを飲み過ぎると太るのか見ていきましょう。
結論から申し上げますと、飲み過ぎると太ってしまいます。
先ほどもお伝えしましたが、グリーンダカラは600mlで販売されているので、おやつと同じくらいの糖分を摂る事になってしまいます…。
体に良い成分が入っていたり、炭酸飲料などと比べればヘルシーな飲み物かもしれません。
ですが、糖分が多く含まれている飲み物でもあるので飲み過ぎは禁物です。
グリーンダカラを飲み過ぎてしまうと、太るだけではなく糖尿病や虫歯、心疾患や脳疾患の原因にも繋がってしまう可能性も。
ですので、飲み過ぎないように気をつけましょう。
グリーンダカラの適した量は?
先ほど【飲み過ぎは禁物】とお伝えしましたが、1日にどれだけ飲んでいいのか気になりますよね?
これに関してですが、グリーンダカラの1日の適した量は500mlとなっています。
1本飲み切ったらダメなんだね。
糖質のみで考えると、成人(日頃からあまり運動しない方)の1日の糖分の摂取量は、280g~310gとなっています。
軽めの運動をするという方は、350g~380gとなっています。
となると、単純計算で10本以上は飲めると思ってしまいますよね。
ですが、糖質は他の食べ物でも摂る方がほとんどです。
皆さんが日頃から食べているご飯も1杯で50g前後あります。
ご飯と一緒に食べるおかずにも糖質が含まれているものも。
そして、1日3食食べている方が多いので、気付かない間に300g程度摂っている事となります。
ですので、他の食事の事も考えて、1日に適した量は500mlとなっています。
また、間食などをするという方は500mlでも多いかもしれません。
運動する際グリーンダカラはいつ飲むのがいい?
それでは最後に、グリーンダカラはいつ飲むのがいいのかお伝えしていきたいと思います。
運動前?運動後?運動中?などいろいろとあると思いますが、グリーンダカラは運動前に飲むのがおすすめ!
では再び、グリーンダカラの糖質量で考えてみます。
糖質や塩分が飲み物の全体の2.5%~8%の飲み物は、運動前に飲むのがいいとされています。
その理由としましては、前もって飲んでおくと汗などをかいてミネラルを失った際、効率よく吸収されるからなのです。
逆に、糖質や塩分が2.4%以下の飲み物の場合は、運動中や運動を終えた後に飲むといいとされています。
グリーンダカラに含まれている糖質やナトリウムの量は、安静している時の体液と同じ濃度で作られています。
安静している時の体液と同じ濃度なので、汗が出ていない時の水分や糖分、塩分の吸収がいいとされています。
そして、運動前に飲むのなら30分前に飲んでおくようにしましょう。
直前で飲んでしまうと、胃が重たくなり動きにくくなってしまいます。
飲む際は、一気に飲むのではなく少しずつ飲むようにしてくださいね。
ちなみに、日本体育協会は運動中に飲む飲み物として、塩分が0.1%~0.2%程度含まれている飲み物を推奨しています。
グリーンダカラは、0.1%の塩分を含んでいる飲み物なので、運動する際の飲み物として適しているのです。
ぜひ運動する際は、グリーンダカラがおすすめですよ!
まとめ
- グリーンダカラが体に悪いと言われている理由は、糖分が多いから
- グリーンダカラは飲み過ぎると太ってしまう
- グリーンダカラの適した量は1日500mlである
- グリーンダカラを飲むなら、運動前がおすすめ
今回はグリーンダカラについていろいろとお伝えしてきました。
糖分が多いという事で、飲み過ぎると太ってしまうという事が分かりました。
1日に適した量は、500mlとなっているので飲み過ぎないように気をつける必要があります。
飲み過ぎてしまうと、糖尿病や心疾患を引き起こしてしまうきっかけにもなってしまうので、量を守り少しずつ飲むようにしましょう。