スーパーなどに行くと値段の安さから、ついつい買ってしまうもやし。
もやしも値上がりしつつありますが、やはりそれでも何十円で買えてしまう安さって、家計にはありがたいですよね。
ですが、安くてついつい買ってしまいがちなもやしですが、賞味期限も短く、なかなか使いきれないという事ありませんか?
私自身も、もやしを頻繁に買っていろいろ作りますが使い切れず、腐らせてしまった事も何度かあります。
時間が経つと、もやしから出た水分が袋に溜まってしまい、酸っぱい匂いがしてきてしまうもやし。
ということで今回は、以下の点についてお伝えしていきたいと思います。
安さが嬉しいもやしですが、傷みやすいといった特徴もあります。
果たして酸っぱい匂いがするもやしは果たして…。
もやしって酸っぱい匂いがしても食べていいの?
それではまず最初に、もやしから酸っぱい匂いがしても食べられるのかについて見ていきましょう。
結論から申し上げますと、賞味期限が過ぎてしばらく放置してしまったもやしは、食べない方がいいとされています。
ですが、酸っぱい匂いがしても、もやしの状態によっては食べてもいいという場合があります。
まずは、もやしの賞味期限を必ずチェックしましょう。
袋などに書かれているので、必ず確認するようにしてくださいね。
万が一、賞味期限が書かれていない場合は製造日から3日以内としておいてください。
賞味期限が過ぎていても1、2日ほど過ぎてしまっているもやしは、加熱する事で食べる事が出来ます。
場合によっては、賞味期限が過ぎていても食べる事が出来るとお伝えしましたが、以下のような状態でしたら、絶対に食べないようにしてください。
- 茶色に変色している
- 濁った水が出ている
- ぬめりが出ている
このような状態になっている場合は、もったいないですが処分しましょう。
もやしは腐ると見た目がどう変わる?
続きまして、もやしが腐ってしまうとどのように変化するのか見ていきましょう。
まずは、見た目です。
- 茎の色が白色から透明に変わっている
- 全体的に茶色に変わっている
- 水が多く出ている
- 白色や茶色の汁が出ている
- 溶けている
見た目が、上記の項目に1つでも当てはまっていたら、腐ってしまっている状態となります。
賞味期限内でもこのような状態になってしまった場合は、保存状態に問題があったという事となってしまいますので気をつけましょう。
上記でいろいろな変化をお伝えしましたが、例えば『少しだけ変色している』や『ちょっとだけ水分が出ている』といった場合は、加熱すれば食べる事も可能です。
続きまして匂いの変化です。
- カビ臭い
- 生臭い
- 酸っぱい臭い
- アンモニアのような匂い
もやしって匂いを嗅いでみると、ちょっと独特な匂いがしませんか?
ですが、腐っていないもやしは水で洗うとその独特な匂いも無くなります。
水洗いしても匂いが取れない場合は、腐っている可能性があります。
最後に感触です。
- 柔らかくなる
- 水っぽくなる
- ぬめりがある
- 触ってみると糸が引く
- もろくなり触ると崩れる
もやしは時間が経つにつれて、水っぽさが増していきます。
上記のような状態になったもやしは、食べずに捨てるようにしましょう。
酸っぱい匂いがするもやしを対処するには?
続きまして、酸っぱい匂いがするもやしの対処法についてお伝えします。
もやし自体はものすごく傷みやすい食材です。
ですので、買ってすぐのもやしでも傷んでいる可能性があるので、買う際はよく見てから買うようしましょう。
そしてもやしは、見た目と匂い、味で傷んでないか確認する必要があります。
もやしから酸っぱい匂いが感じられた場合は、腐り始めているサインと思いましょう。
酸っぱい匂いといった状態の他に、白色や茶色の水が出ている時は、食べる事は出来ません。
もやしに火を加えても、酸っぱい匂いが残っていたり、もやしが酸っぱく感じるといった場合も食べるのはやめておきましょう。
また、酸っぱい匂いともやし自体にぬめりを感じたり、茶色になった柔らかいもやしも食べる事はやめましょう。
先ほど、『白色や茶色の水』とお伝えしましたが、透明の水の場合もあります。
そのような時は、水洗いや沸騰したお湯などを使って匂いが消えたのであれば、食べる事が可能です。
匂いが酸っぱくて透明な水が出ている場合は、水洗いしてから匂いが消えたか確認しましょう。
万が一、水洗いしても酸っぱい匂いが残ってしまった場合は、火を加えてみましょう。
沸騰したお湯に1分ほどもやしを浸してから匂いを嗅いでみて、酸っぱい匂いが無くなったのであれば、食べる事が可能です。
水で洗って酸っぱい匂いが無くなったけども、普段からお腹が弱いという方は避けておいた方がいいかもしれません。
もやしの保存方法は?
最後に、もやしの保存方法をお伝えします。
もやしは菌が繁殖しやすいため、常温保存では保存出来ません。
常温保存だともって1日と言わています。
湿度や温度の変化に弱いもやしは、夏場などの暑い時に常温で数時間放置しておくだけで、酸っぱい匂いや透明な水が出てきてしまいます。
また逆に冬場などの寒い時でも、匂いや見た目が変化してしまうので、冬場でも常温保存はNGとされています。
じゃあ適した保存方法は?
もやしを長持ちさせるのに適した保存方法は、水洗いしたもやしをタッパーに入れ、もやしが浸るくらいの水を入れてから冷蔵保存するのがおすすめです!
このやり方の場合、2日に1回は水を入れ替える手間が増えますが、水を替えないと酸っぱい匂いが出てきてしまうので、必ず2日に1回は水を入れ替えましょう。
ですが、このやり方だともやしに含まれる水溶性のビタミンCが流れ出てしまいます。
じゃあどうすればいいの?
もやしをすぐに使わないといった場合は、冷蔵保存ではなく冷凍保存がおすすめです。
買いすぎてしまったもやしや賞味期限を延ばしたいという場合は、冷凍で保存する事でもやしを長持ちさせる事が出来ます。
冷凍保存なら約1ヶ月ほどもちます。
ですが、冷凍保存してしまうともやしのシャキシャキ感が無くなってしまいますが、腐らせて捨てるよりはいいのではないでしょうか?
冷凍保存する場合は、買ってきてそのままダイレクトに冷凍庫に入れてもOKです。
袋を開けてしまって空気に触れてしまったもやしの場合は、保存袋などに入れて空気を抜いてから冷凍庫に入れましょう。
冷凍したもやしを使う際、解凍してしまうと水っぽくなってしまうもやし。
ですので、炒め物や汁物といった料理に活用するといいですよ。
簡単な保存方法なので、ぜひもやしを買いすぎた時や使って残ってしまった時は、このやり方を試してみてくださいね。
まとめ
- もやしから酸っぱい匂いがしていても、状態によっては食べる事が出来る
- もやしから酸っぱい匂いがし始めたら腐り始めているサイン
- もやしの常温保存はNG
- もやしは冷凍保存すると1ヶ月ほどもつ
ということで今回は、もやしについていろいろとお伝えしてきました。
酸っぱい匂いがしても状態によっては、食べられるという事が分かりました。
食べられると言っても、やはりちょっと気が引けるという方は捨ててしまった方がいいかもしれません。
炒め物や汁物に使えるもやし。
もやしの状態を見極めてから使うようにしましょう。