必見!夏バテと熱中症の症状ってどう違う?なった時の対策もご紹介!

雲がいっぱいの青空暮らし
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暑い日が続いていますが、あなたはどう過ごしているでしょうか?

暑い日が続くと、体がだるくなったりする時もありますよね。

私自身も、暑い日が続きすぎてだるくなったりした事もあります。

「夏バテかな?」「熱中症かな?」と思ったりする事もあるでしょう。

でも、夏バテと熱中症の違いって知っていますか?

確かにこの2つ、症状ってどう違うのかな?

夏になるとよく聞く言葉の2つではありますが、どう違うのかあまり知らない方が多いと思われます。

ということで今回は、以下の点についてお伝えしていきたいと思います。

この記事で分かる事!
  • 夏バテと熱中症の症状
  • 夏バテと熱中症の見分け方
  • 夏バテや熱中症になる原因
  • 夏バテや熱中症になった時の対策

知って損は無い情報が満載の記事となっております。

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夏バテと熱中症ってどういった症状なの?

腕を組んで困っている表情のスーツの女性

夏バテと熱中症。暑い日が続くとよく聞く言葉の2つですが、症状ではこのような違いがあります。

夏バテ

主な症状はこちら

  • 体のだるさ
  • 食欲不振
  • イライラする
  • 便秘や下痢
  • 微熱
  • 吐き気
  • たちくらみやめまい    など
熱中症

主な症状はこちら

  • 体のだるさ
  • 皮膚の異常
  • めまいや顔が火照る
  • 筋肉中やけいれん
  • まっすぐ歩けない
  • 水分補給が出来ない
  • 呼びかけに反応しない   など

このような症状があります。

結構、症状が違うんだね。

夏バテと熱中症の症状をまとめてみましたが、見て分かる通り症状的には熱中症の方がヒドイという事が分かりましたね。

実は夏バテというのは、病気とは言えません。  

【夏バテ】といった病名も無ければ、医学的な用語でもありません。

高温多湿で、夏の暑さによって起こる、体調不良の総称として【夏バテ】と言われています。

熱中症は、大量の汗をかき、体内に含まれている水分や塩分がバランスを崩してしまいます。

崩れてしまうと、体温の調節機能が機能しなくなり、いろいろな症状が出てきた結果が【熱中症】と言われているのです。

症状の違いは分かったけど、見分け方ってあるの?

夏バテと熱中症の見分け方も、もちろんあります。

ですので、次のところでご説明させていただきます。

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夏バテと熱中症の見分け方は?

パソコンを前に座りながら考え事をしているスーツの女性

続きまして、夏バテと熱中症の見分け方についてです。

この2つの見分け方としては、症状の進み具合が関わってきます。

夏バテ⇒調子が悪いといった感じが続く

熱中症⇒体調が急激に悪化する

熱中症は、急激に悪化してしまう恐れがあるので特に気をつけておきましょう。

夏バテで弱っている場合でも、熱中症になってしまう事もあるので気をつけましょうね。

先ほど熱中症の症状についてお伝えしましたが、症状によって軽症・中等症・重症と判断されます。

一覧にしてみましたので、ご覧ください。

分類症状重症度
Ⅰ度めまい・失神・大量の汗・硬直軽症
Ⅱ度頭痛・吐き気・倦怠感・嘔吐・下痢・失神・不快感・虚脱感中等症
Ⅲ度意識障害・けいれん・過呼吸・運動障害・高体温重症

症状によって、軽症・中等症・重症と分かれますが、症状が出ているにもかかわらず放置したままだと、最悪の場合、死に至ってしまう事もあります。

ですので、体の不調を感じたらすぐに病院での受診をおすすめします。

夏バテや熱中症になる原因とは一体?

太陽に照らされて39℃を表示している温度計

続きまして、夏バテと熱中症になってしまう原因を見ていきましょう。

先ほど、「熱中症は体温調節が機能しなくなってしまう事」とお伝えしました。

逆に夏バテは、自律神経の乱れが原因と言われています。

それでは詳しく、夏バテと熱中症になってしまう原因を見ていきましょう。

夏バテの原因

  • 脱水症状
  • 睡眠不足
  • 温度差
  • 冷たい食べ物や飲み物

これらが、夏バテの原因とされています。

脱水症状

暑い日に、人は大量の汗をかきます。

大量の汗をかく事によって、体の中の水分やミネラルが不足してしまいます。

あまり知られていないかもしれませんが、生活している中で2.5リットルもの水分が無くなっています。

ですので、暑い日に水分を取らずに過ごしていると脱水症状を起こしてしまう可能性が高いのです。

水分を取る際は、1回にたくさん飲むのではなく、こまめに飲むようにしましょう。

また、飲むのはなるべく水かお茶を選ぶと良いですね。

スポーツドリンクなどには、糖質が多く含まれています。

糖質を分解する際に、ビタミンB1を多く消費する事となるので、疲れやすくなってしまいます。

ですので、水分補給をする際は水かお茶を選びましょう。

睡眠不足

「睡眠不足って関係あるの?」って思われるかもしれませんが、実は睡眠と体温は深い関係があります。

寝る際は、脳と体を休ませようと体内の温度を下げようとする働きがあります。

ですが、高温多湿の環境では体温は下がりにくくなってしまい、眠りが浅くなったり、寝つきが悪くなったりと、睡眠の質に関わってきてしまいます。

温度差

暑かったりすると、エアコンをつける方も多いですよね。

冷えた部屋から、暑い部屋に行き来したりすると、激しい温度差によって自律神経が乱れてしまいます。

自律神経が乱れてしまうと、胃や腸の働きが弱くなってしまい、消化不良や栄養不足といった状態に。

なぜ、このような状態になるのか?

自律神経には、【交感神経】と【副交感神経】というものがあります。

冷えた部屋から暑い部屋に行き来する事によって、交感神経と副交感神経を何度も切り替える必要が出てきます。

温度差を感じ取って切り替えが何度も起こってしまうと、徐々に不調をきたしてしまい胃や腸の働きが弱くなります。

そのせいで、消化不良や栄養不足といった症状が現れてしまいます。

冷たい食べ物や飲み物

暑いとどうしても、冷たい食べ物や飲み物を欲してしまいますよね。

ですが、冷たい物を食べ過ぎたり飲み過ぎてしまうと胃や腸に負担をかけてしまいます。

夏によく食べられるそうめんやそばなどには、糖質が多く含まれています。

糖質を代謝するにはビタミンB1が必要となってきます。

ビタミンB1が不足してしまうと糖質をエネルギーに変える事が出来ず、疲れやすい体になってしまいます。

これらが夏バテになってしまう原因となっています。

熱中症の原因

熱中症には、身体的な要因・行動による要因・環境による要因、この3つが重なった場合になりやすいと言われています。

身体的な要因
  • 体調が悪い
  • 高齢者や乳幼児
  • 持病がある
  • 病気などで体調が悪い
  • 肥満
  • 運動不足
行動による要因
  • 激しい運動
  • 長時間の元、炎天下での労働
  • 水分補給が足りない
環境による要因
  • 気温が高い
  • 湿度が高い
  • 日差しが強い
  • 通気が悪い
  • 厚着

この要因が重なる事で、熱中症を引き起こす事となります。

気温が上がると、体温も上がりますよね。

そうなると、汗を出そうとして体温を下げようとしますが、気温が高いと汗がなかなか出ず、こもる事になってしまいます。

そのせいで、意識障害やけいれんといった症状を引き起こし、熱中症となってしまいます。

夏バテや熱中症になった際の対策

河原を走っている女性

続きまして、夏バテや熱中症になった時の対策をお伝えしていきます。

夏バテになった際の対策

夏バテになった時の対策は、適度に運動するのが効果的とされています。

実は夏バテの対策としては、運動や食事といった事を長時間かけて見直す事がベストとされています。

適度な運動をする事で、食欲もわいてきますし、睡眠の質も上がるようになります。

ウォーキングやストレッチなどでもいい運動となりますので、日頃から取り入れてみるといいですね。

また、運動以外にも食生活も見直すのもおすすめです。

食欲が無いからといって、冷たい物や麺類ばかり食べていませんか?

バランスの取れた食事をする事は、とても大事で強い体を作ってくれます。

朝食・昼食・夕食ってあるけど、どれが1番大事なの?

この質問の答えは、朝食です。

朝食は3食の中でも、1番重要とされています。

人は寝ている時、500㎖の水分や汗が失われており、起きた時は脱水気味という状態になっています。

起きた時に水を飲んだり、朝食でお味噌汁やおかずを口にする事で、寝ている時に失われた水分や塩分を摂る事が出来ますよ。

朝食が食べられないという方も中にはいるでしょう。

そういった時は、ビタミン・タンパク質・ミネラルといったものを摂るようにしてみましょう。

朝食についての記事も書いてありますので、そちらもぜひご覧ください。

熱中症になった際の対策

先ほど、熱中症には【Ⅰ度:軽症】【Ⅱ度:中等症】【Ⅲ度:重症】に分かれるとお伝えしました。

Ⅰ度:軽症

涼しい場所に移動⇒体を冷やす⇒水分や塩分を摂取してゆっくり休む

Ⅱ度:中等症

嘔吐しているのであれば、水分は取らないようにする事。

ここで確認する事は、意識がハッキリしている事と自力で水分が摂れるのか。

万が一、水分が摂れないようであるのならば、点滴が必要となっている状態なので、すぐに受診するようにしましょう。

Ⅲ度:重症

すぐに救急車を呼ぶ事。

救急車を呼んで待っている間に、涼しい所に移動したり、着ている服のひもなどを緩めてあげたり、体を冷やしてあげるといいですよ。

体を冷やす際は首や脇の下、太ももの付け根を冷やすようにしましょう。

これらが夏バテや熱中症になった時の対策となっております。

万が一、夏バテや熱中症になった場合に参考にしてみてください。

まとめ

ホワイトボードをバックに、OKと指で作っている赤い眼鏡をかけたスーツの女性
  • 夏バテと熱中症の症状は違う
  • 熱中症は急激に悪化してしまう
  • 夏バテになる原因はいくつかある
  • 熱中症になる原因は3つの要因が重なった時

今回は夏バテと熱中症についてお伝えしてきました。

暑い日が続く中で、いろいろと気を付けなければいけない事があります。

万が一、夏バテや熱中症になってしまった場合は、こちらでご紹介した対策方法を参考にしてみてくださいね。

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