あなたは、寝る時の姿勢を気にした事がありますか?
寝る時の姿勢と言えば、【仰向け】【横向き】【うつ伏せ】の3つがあります。
なんとなく、寝つきやすい姿勢で寝てしまう方がほとんどではないでしょうか?
私も、仰向けでは寝付く事が出来ないので、基本横向きで寝ている1人です。
実は、【仰向け】【横向き】【うつ伏せ】といった寝る時の姿勢には、メリット、デメリットがあるというのをご存知ですか?
となると、どの姿勢が1番ベストな姿勢なのでしょうか?
ということで今回は、以下の点についてお伝えしていきたいと思います。
寝る姿勢について徹底解説していきますので、最後までご覧ください。
寝る姿勢ってそんなに重要な事!?
それではまず最初に、寝る姿勢の重要性についてお伝えしていきます。
「ベストな寝る姿勢を知りたい」という方、ちょっと待ってください。
寝る時の姿勢というのは、睡眠にとってとても重要な事なのです。
重要な事なので、先にこの説明をさせていただきます。
睡眠には、1日中働かせた脳や体を休ませ、体力を復活させる効果があります。
寝る姿勢が悪いと体に負担がかかってしまい、血行不良や痛みといった問題が出てきてしまいます。
血行不良になってしまうと体力が回復するまで時間がかかるので、疲れがなかなか取れず、翌日になってもダルさが続きます。
痛みに関しましても痛みが伴っているため、睡眠の質が低下してしまう可能性も大いにあります。
正しい姿勢で寝る事で、体への負担も減らす事が出来ますし、痛みなども発症する事なく、疲れも残らないようになります。
- 寝心地が良い状態で、楽な姿勢を取り続ける事が出来る
- 寝返りが打ちやすい状態
これらが、寝る時の正しい姿勢のポイントとなります。
寝る時の姿勢がいかに重要な事なのかお伝えしてきました。
次のブロックでは、【仰向け】【横向き】【うつ伏せ】の3つの姿勢について、詳しくお伝えしていきます。
仰向けのメリット・デメリット
まず初めに、【仰向け】のメリット・デメリットをお伝えしていきます。
寝る時の姿勢についてとったアンケートでは、仰向けで寝るという方は、34%という事が分かっています。
それでは、仰向けについて詳しくお伝えしていきましょう。
メリット
仰向けのメリットは、このようなものがあります。
- 体の歪みを防止してくれて、体の圧を分散してくれる
- 血栓の防止をしてくれて、疲労回復を早めてくれる
仰向けには、上記のようなメリットがあると言われています。
これらが、仰向けのメリットとなります。
では次に、仰向けのデメリットをお伝えします。
デメリット
仰向けのデメリットは、このようなものがあります。
- いびきが出やすい
- 腰痛になりやすい
仰向けには、上記のようなデメリットがあると言われています。
これらが、仰向けのデメリットとなります。
仰向けのメリット、デメリットが分かった所で、次は横向きのメリット、デメリットを見ていきましょう。
横向きのメリット・デメリット
では次に【横向き】のメリット・デメリットについて、お伝えしていきます。
寝る時の姿勢についてとったアンケートでは、横向きで寝るという方は46%という事が分かっています。
それでは、横向きについて詳しくお伝えしていきましょう。
メリット
横向きのメリットは、このようなものがあります。
- いびきがかきにくくなる
- 腰痛持ちの方、妊婦の方におすすめ
横向きには、上記のようなメリットがあると言われています。
これらが、横向きのメリットとなります。
では次に、横向きのデメリットをお伝えします。
デメリット
横向きのデメリットは、このようなものがあります。
- 体への負荷が大きくなる
- 痛みや歪みの原因に繋がる
横向きには、上記のようなデメリットがあると言われています。
ちなみに、右向きと左向きどっちが良いの?
横向きに関しては、右向きと左向き、どちらを向いて寝ればいいのかという疑問が出てきます。
ですが、これに対しては右向きで寝るのと、左向きで寝る事に関しては、それぞれのメリットがありますので、簡単にお伝えしておきます。
これらが、横向きのデメリットとなります。
横向きのメリット、デメリットが分かった所で、最後にうつ伏せのメリット、デメリットを見ていきましょう。
うつ伏せのメリット・デメリット
では最後に【うつ伏せ】のメリット・デメリットについて、お伝えしていきます。
寝る時の姿勢についてとったアンケートでは、うつ伏せで寝るという方は18%という事が分かっています。
それでは、うつ伏せについて詳しくお伝えしていきましょう。
メリット
うつ伏せのメリットに関しては、このようなものがあります。
- 呼吸がしやすい
- 腹式呼吸がしやすくなる
うつ伏せには、上記のようなメリットがあると言われています。
これらが、うつ伏せのメリットとなります。
では次に、うつ伏せのデメリットをお伝えします。
デメリット
うつ伏せのデメリットに関しては、このようなものがあります。
- 息苦しさ
- 窒息・嘔吐
- 歪み・痛み
- 悪影響
- 肌荒れ・乾燥肌
うつ伏せには、上記のようなデメリットがあると言われています。
これらが、うつ伏せのデメリットとなります。
以上が、仰向け・横向き・うつ伏せのメリットとデメリットとなります。
それぞれの寝る姿勢には、メリット・デメリットがあるという事が分かりました。
どの姿勢が1番良いのか?
ここまで、それぞれの姿勢についてメリットとデメリットをお伝えしてきました。
その中でもどの姿勢が1番いいのか、気になりますよね?
結論から申し上げますと、理想の姿勢は【仰向け】です。
なぜ仰向けが理想とされているのか?
理由はこちらです。
人間の背骨は、立っていても緩やかなS字となっています。
寝ている時でも、起きている時と同じような姿勢を保つ事で、寝ている時にかかる負担を軽減する事が出来るのです。
つまり、仰向けで寝ると、体にかかる圧が均等に分散してくれるのです。
そのおかげでリラックスしやすくなったり、睡眠の質も高くなるので仰向けが理想の姿勢となるのです。
ちなみに、横向きで寝たいという方は、なるべく背骨と床が平行になるように心がけると、頭や首、肩といった部分の負担が軽減されますよ。
姿勢を保つにはどうすればいい?
質問!
寝ていると、いろいろと姿勢が変わっちゃう場合はどうする?
必ずしも寝ている間、同じ姿勢でいる事はなかなか難しいです。
寝る姿勢を保つ際は、普段から使う寝具が自分にちゃんと合っている物なのかが大事なのをご存知でしょうか?
姿勢を保つためには、寝具も関ってくるのです!
姿勢を保つためには寝具が大事とお伝えしましたが、寝返りを打つ事も大事です。
寝返りについては、最後にお伝えしますね。
そして、先ほど理想の姿勢は仰向けだとお伝えしてきましたが、必ずしも仰向けで寝なければいけないという事はありません。
寝る姿勢に関しましては、深く考えないようにしてくださいね。
その理由としましては、個人で体調や好みが違ったり、仰向けが適していない方もいるからです。
「仰向けが理想の姿勢」だからと言って、無理に仰向けで寝ようとしても、普段と姿勢が違うためなかなか寝る事は難しいでしょう。
寝心地も悪くなってしまい、ストレスも溜まってしまうので、睡眠の質も落ちてしまう一方です。
また、仰向けで寝たからといって、朝まで仰向けで寝る事はなかなか難しいです。
寝返りも打てない場所で寝ていない限り、同じ姿勢で寝る事は無理です。
寝返りをしなさすぎても、体に負担がかかってしまうだけなので、あまりよくありません。
ですので、理想の姿勢にとらわれる事なく、自分に合った姿勢で寝るのが1番でしょう!
寝返りについて
最後に、寝返りについてお伝えしていきます。
先ほど寝返りを打つ事も大事とお伝えしました。
同じ姿勢を保ったまま寝てしまうと、体への圧が同じ場所に集中してしまうため痛みを伴ったり、血流が悪くなってしまいます。
そうならないためにも、寝返りは必要な動作とされています。
無意識にしている寝返りですが、大人の場合だと一晩で20~40回寝返りすると言われています。
先ほど、同じ姿勢のままだと、圧が同じ場所に集中してしまうとお伝えしました。
ですが、寝返りをする事によって圧が分散され、負担を軽減する働きをしてくれます。
さらに寝返りには、体温調節・背骨の歪みをリセットしてくれる働きもあります。
いろいろな働きを持つ寝返りですが、あまり窮屈な所で寝るのは控えて、楽に寝返りを打てるスペースを確保する事も大事となってきます。
まとめ
- 仰向けには、圧を分散してくれたり、疲労回復を早めてくれるメリットがある
- 横向きには、いびきをかきにくくしてくれるメリットがある
- うつ伏せには、呼吸がしにくいといったメリットがある
- 理想の姿勢は、仰向けである
今回は、仰向け・横向き・うつ伏せのメリットとデメリットについてお伝えしてきました。
いろいろな姿勢についてお伝えしてきましたが、あまり姿勢にとらわれすぎないで自分に合った姿勢で寝られると良いですね。
また、寝返りの重要性についても触れましたが、寝返りをする事で良い睡眠に導く事が出来るので、なるべく、広いスペースで寝る様に心がけましょう。