あなたのご家庭には、【サラダスピナー】という料理器具はありますか?
私自身、今一番欲しい調理器具の1つなのです。
毎晩のようにサラダを食べるようになって、「1つあってもいいかな?」と思いながら探している最中なのですが…
種類が多くてどれがいいのか、分からないといった状況です。
いろいろなメーカーから出ているサラダスピナーですが、実際のところおすすめはどれなのか?評判はどうなのか?知りたくなったのです。
という事で今回は、以下の点についてお伝えしていきたいと思います。
この記事で分かる事!
- サラダスピナーとは
- サラダスピナーの選び方
- おすすめのサラダスピナー
- サラダスピナーのメリット・デメリット
サラダスピナーは必要な物と言われていますが、本当のところどうなのか見ていきましょう!
サラダスピナーとは?
知っている方もいると思いますが、サラダスピナーについて簡単に解説していきます。
サラダスピナーというのは、簡単に言うと野菜の水切りをしてくれる道具となっています。
フタを開けると、ザルのような形の物とボウルがくっついて1セットになっている物となります。
そして、フタにはハンドルが付いていて、ハンドルを回す事で中のザルが回り出し遠心力を利用して、水分が飛んでいくといった仕組みです。
ボウルは、飛んできた水を受け止める役割を果たしています。
水気を綺麗に飛ばす事で、野菜もシャキシャキとした食感となります。
また、水気が残っているとドレッシングをかけた際、味が薄まってしまう事に…。
しっかりと水気を切る事で、ドレッシングも薄くならず野菜ともよく絡んで美味しいサラダが作れます。
さらに、サラダスピナーを使う事で時短にも繋がります。
サラダスピナーの選び方
次にサラダスピナーの選び方についてお伝えします。
ポイントは全部で5つあって、簡単にまとめますと以下のようになります。
- 水切り方法
- 素材
- サイズ
- 収納のしやすさ・洗いやすさ
- 水切り以外の機能
これらについて、解説していきます。
水切り方法
まず選び方のポイント1つ目は、水切り方法です。
サラダスピナーというのは、水切りする際の操作が大きく分けて3つあって、
となります。
一般的なタイプとしましては、ハンドルタイプとなります。
フタにハンドルが付いているので、それをクルクル回すだけの操作です。
ハンドタイプのいいところは、水切り具合を調整出来るといった点です。
回す回数やスピードによって、自分好みの仕上がりに出来ます。
また、他2つのタイプの物よりも値段が安めといった商品が多いです。
ですので、初めてサラダスピナーを買う方におすすめのタイプとなります。
ハンドルタイプを購入する方は、ハンドルの形状もよく見ておきましょう。
同じハンドルタイプの物でも、商品によっては形状が異なってきますので、実際に握れるのであれば触ってみてみるのもアリです。
選ぶ商品によっては、ハンドル部分が長い物もあれば短い物もあります。
短めだと持ちにくく、回し始めるのに力が必要になる事も。
反対に長すぎてしまうと、大きく動かす必要があるので場所を選ぶ必要があるかもしれません。
また、回しにくいといった欠点がありますので、ぜひ実際に触ってみる事をおすすめします。
次にプッシュタイプについて。
プッシュタイプのいいところは、水切りが非常に楽という点です。
フタに大きめのボタンが付いているのですが、そのボタンを押すだけで中のザルが回り出します。
ハンドルタイプの物とは違って、常に回すといった手間が無いので非常に便利です。
ハンドルタイプの物では回す回数やスピードが調整出来ますが、プッシュタイプの物では調整は出来ないので気をつけましょう。
ただ選ぶ商品によっては、ストップボタンが付いている物も。
ストップボタンが無いと、回転が止まるまで待たなければいけないといった欠点もありますので、ストップボタンの有無も確認しておきましょう。
そして、レバータイプに関して。
フタに付いているレバーを引く事で回り出すタイプとなります。
レバータイプの物は、レバー自体がフタに収納出来るので出っ張りがありません。
という事は、収納場所にも困りません。
レバーを引くだけで、中のザルが回り出して水切りをしてくれるといった簡単操作となっています。
プッシュタイプの物と同様、ストップボタンがあると便利なので確認しておきましょう。
プッシュタイプ・レバータイプは、楽に水切りしたいという方におすすめのタイプとなります。
素材
素材というのは、ボウルの素材の事です。
レバーなどを回して飛び散った水を受け止めてくれるところとなります。
このボウルの素材によって特徴が変ってくるので、そこも要チェックです。
ボウルの素材に関しましては、
といった種類があります。
手軽に使えて水切りをメインとして使いたいのであれば、プラスチック製や樹脂製のサラダスピナーを選ぶといいでしょう。
プラスチック製の場合、ガラス製の物と比べると非常に軽いので子供でも使いやすいといったメリットがあります。
さらに、プラスチック製の物は値段が安めなので、そこも嬉しい点の1つではないでしょうか?
安く手に入るという事は、お試し感覚で試せるので、初めてサラダスピナーを買うという方にはおすすめです。
傷が付きやすく、使い方次第ではすぐに壊れてしまうという可能性がある事もお忘れなく。
ガラス製の物と比べると軽いので、底に滑り止めが付いている物を選ぶといいでしょう。
水切り以外にも、食器として使いたいという場合は、ガラス製のサラダスピナーがおすすめです。
そのまま出しても見栄えが良いので問題ありません。
ガラス製の物は、おしゃれな物があったり高級感があったりしますので、パーティーなどにも役立つ事でしょう。
1つの食器で済むので、洗い物が減るといった嬉しい点もガラス製のサラダスピナーにはあります。
電子レンジにも使えますので、生野菜だけではなく温野菜も作れちゃう優れものとなります。
ただ、プラスチック製の物よりは重たくなってしまいますので、手軽に使いたいという方は購入をよく吟味した方がいいでしょう。
耐久性を重視するのであれば、ステンレス製がおすすめです。
サラダといえばドレッシングなどを使いますが、食材の汚れや油汚れも簡単に落とす事が出来ます。
また、菌の繁殖もしにくい素材なので衛生面でも問題ないでしょう。
ただ電子レンジには使えませんので、電子レンジに対応している物を選ぶのであればガラス製がおすすめです。
また、プラスチック製・ガラス製の物と違って中身が見えないので、水が切れているかどうかはフタを開けてチェックしなければいけません。
こちらもガラス製の物と同じで、プラスチック製の物よりも重たいので手軽さで選ぶのであればプラスチック製の物をおすすめします。
サイズ
サラダスピナーには、1人用やファミリーサイズといったさまざまなサイズがありますので、そこも要チェックです。
1人用であれば、15cm~18cm(約1.5L)くらいの物で充分です。
2~3人用であれば、20~25cm(約2~3L)くらいでOK。
4人用の場合は、25~28cm(約4L)くらいの物で大丈夫です。
サラダを頻繁に食べるという方や、1度に食べる量が多いという方は、大きめのサイズを選んでも問題はありません。
ただ、収納スペースの事も考えなければいけません。
大きすぎて入らないといった問題もありますので、サイズに関しましては収納スペースも一緒に考えるようにしましょう。
収納のしやすさ・洗いやすさ
選ぶ物によっては、ハンドルが出ていたり大きすぎるといった事も。
そうなると、困るのが片付ける時ですよね。
先ほどもお伝えしましたが、収納スペースやハンドルの形状もよく見ておきましょう。
また、洗いやすさも選ぶポイントとしては大事です。
サラダというのは、生の野菜を食べる事が多いので、衛生面も気にする必要があります。
なるべくフタの裏側は、デコボコしていない物やザルの網目が細かすぎない物を選びましょう。
また、パーツが少ない物を選ぶのもOK!
フタ・フタの裏・ザル・ボウルといった4つのパーツで出来ているサラダスピナー。
これが一般的なパーツの数と思ってください。
パーツが多すぎてしまうと、使う際に時間がかかってしまったり、洗うパーツが多くなってしまうので、3~4パーツの物がおすすめです。
水切り以外の機能
野菜の水切りがメインとなるサラダスピナーですが、選ぶ商品によってはアタッチメントが付いている物もあります。
例えば、みじん切り・混ぜる事が出来るアタッチメントが付いている物も!
料理のレパートリーが増えたり、お菓子作りにも役立つのでおすすめなのですが…
やはりアタッチメントが付いてくるとなると、値段も上がってしまいますので、本当に必要なのかどうか考えてから購入を検討しましょう。
おすすめのサラダスピナー
それでは次に、おすすめのサラダスピナーを8選ご紹介します。
OXO:クリアサラダスピナー
おしゃれなデザインのサラダスピナーで、OXOのベストセラー商品となっています。
プッシュタイプのサラダスピナーで、ボタンはフタに収納出来ちゃうので出っ張りがありません。
1回押すだけで10秒以上回転スピードが維持されるので、水切りする時間も短いです。
直径が広いため、食材も入れやすくストレスなく出し入れが可能!
ザルは網目が細かめで洗いにくいかもしれませんが、作り自体は非常にシンプルですので、使いやすいサラダスピナーと言えるでしょう。
1度に多くの野菜を水切り出来ますし、手軽に使う事が出来ます。
サイズは、縦20.5cm×横20.5cm×高さ12cmで、素材はAS樹脂となっています。
アタッチメントは付いていませんが、ストップボタンもありますし、低温であれば食洗機にも入れられます。
ニトリ:野菜水切り シャッキリサラダ
店舗数が、約900店舗もあるニトリのサラダスピナーもおすすめです。
白くてシンプルな形をした形状に、水色のハンドルといった特徴がある、ハンドルタイプのサラダスピナーとなっています。
容器・フタ・ザルといった3パーツしかないので、洗う手間も少なめといった嬉しいポイントがあります。
また、水切りスピードも速いので、サッと水切り出来ちゃう優れ物です!
ハンドル自体は持ちやすく回しやすいので、余計な力は必要ありません。
ただ、滑り止めが付いていないので力を入れすぎると、ちょっと動いてしまう可能性もあります。
フタ部分のハンドルが出っ張っていますので、収納する際はハンドルの出っ張り部分も考慮してスペースを考えるといいでしょう。
サッと水切りしたいという、スピード重視の方におすすめのサラダスピナーとなっています。
サイズは、縦19cm×横19cm×高さ16cmとなっていて、素材はプラスチック製となります。
食洗機には対応していませんので、入れないようにしてください。
ラドンナ:Toffy サラダスピナー
ミントカラーといった特徴的なハンドタイプのサラダスピナーは、いかがでしょうか。
フタにはロック機能が付いているのですが、それだけではなくフタをしたまま水を捨てる事だって出来ちゃうのです!
ハンドルも握りやすく、そこまで力も必要無いので簡単に回す事が出来ますよ!
滑り止めが底に付いているので勢いよく回しても、フタが外れたりする事もありません。
ハンドルを回すと勢いがあるので、水切りもバッチリ!
直径が広いので、食材の出し入れも超簡単に出来てしまいます!
ハンドルが飛び出ているので、収納する際は大変かもしれませんが、十分な収納スペースがあれば問題ないでしょう。
回しやすさを重視する方におすすめのサラダスピナーとなっています。
サイズは、縦20cm×横20.5cm×高さ19cmで、ポリエチレン・ポリプロピレン・ABS樹脂の素材となっています。
ストップボタンは無く、食洗機には対応していません。
山研工業:野菜水切り器 バリバリサラダ
こちらの商品を取り扱っている山研工業は、樹脂製品製造を行っている会社となります。
素材はスチロール樹脂となっており、非常に透明度が高いボウルとなっています。
ボウルの口が広いため野菜なども楽に出し入れ出来ます。
ハンドルタイプのサラダスピナーで、握りやすく回し心地もGood!
水切りの力も抜群で、サッと水切り出来てしまいますよ。
ただ、力を入れると滑りやすいため片手で押さえる必要があるでしょう。
フタは簡単な作りとなっていて分解も出来ますので、洗いにくいといった問題もありません。
普段使いしやすい、シンプルなサラダスピナーを探しているという方におすすめです。
サイズは、縦19.6cm×横19.6cm×高さ17cmとなります。
ストップボタンは付いておらず、食洗機の対応もしていません。
リベラリスタ:サラダスピナー
ハンドルタイプのこちらのサラダスピナーは、1~2人用に便利です。
ホワイト・レッド・グリーン・グレーの、4色展開されているサラダスピナーとなっています。
底に滑り止めが付いているので、回す際はそんなに力はいりません。
回した瞬間からザルが勢いよく回り出すため、しっかりと水切りする事も可能です。
コンパクトサイズなので、人数が少ないご家庭に向いているサラダスピナーです。
ただ、フタの裏側に水が溜まりやすいので、しっかりと乾かすようにしてください。
サイズは、縦17.7cm×横21.1cm×高さ16.7cmとなっており、素材はプラスチック製となります。
ストップボタンは付いておらず、食洗機の対応はしていません。
ちなみに、このサラダスピナーには混ぜる事が出来る攪拌棒が付いたセット商品もあります。
ザルを取り外して、攪拌棒を取り付けハンドルを回せば、ホイップクリームなど簡単に作れるようになりますよ!
KEYUCA: スリムサラダスピナー
見た目が一般的なサラダスピナーと異なるこちらのハンドルタイプの商品。
商品名の通り、デザインはスリムとなっています。
野菜の水切りだけではなく、側面に目盛りが書かれているので、計量カップの役割も果たしてくれます。
細身ではありますが、底にはしっかりと滑り止めが付いていますので安定感も抜群!
持ち手も付いていますので、安心して回す事が出来ます。
力もそんなに入れる事なく、水切りもサッと終える事が出来ますよ。
ザルの網目も粗めなので洗いやすく、パーツ数も3つだけなので時間はそこまでかからないでしょう。
ただ、欠点としましては高さと野菜の出し入れです。
他の商品よりも高さがありますので、収納スペースに高さがある所を探さなければいけません。
また、ここで紹介した商品の中ではボウルの口が狭いので、野菜の出し入れがちょっと大変かもしれません。
欠点はこの2つぐらいで、水切り・手入れに関しては非常に高評価な商品です。
サイズは、縦15.5cm×横21cm×高さ20cmとなっており、素材はAS樹脂となっています。
ストップボタンは付いておらず、食洗機にも対応はしていません。
KEYUCA:フォーウェイ・サラダスピナーⅡ
こちらの商品は、1つ前にご紹介した同じメーカーの違うタイプのサラダスピナーとなります。
ステンレス製のサラダスピナーとなっており、錆にとても強いといった特徴があります。
ハンドルタイプとなるこちらの商品は、回す際に重たく感じる事もありますが、回り出せば軽やかに回り出して水切りもしっかりと出来ます。
ただ、底に滑り止めが付いていないので、片手で押さえる必要があるでしょう。
フタを開けると口が広いため、食材の出し入れも楽チンです。
洗いやすさは問題ないですが、フタの裏側に隙間があるので、水が残らないようにしっかりと乾かす必要があるでしょう。
サイズは、縦24.2cm×横21.7cm×高さ15cmとなります。
ストップボタンは付いていませんが、食洗機には対応しています。
和平フレイズ スティージー サラダスピナー
こちらの商品じゃ、レバータイプのサラダスピナーとなります。
レバータイプなので、1回引くと10秒ほど回り続ける事となります。
ちゃんと滑り止めも付いており、片手で押さえる必要はありませんので安定感も抜群です!
食材の出し入れも簡単なのですが…サイズが大きめなので4~5人用向けとなります。
サイズが縦25.2cm×横25.2cm×高さ18cmという、5合炊きの炊飯器と似た大きさとなるので、収納スペースにも困るかもしれませんね
大家族向けのサラダスピナーと言えるでしょう。
素材はプラスチック製となります。
サラダスピナーのメリット・デメリット
次に、サラダスピナーのメリットとデメリットを見ていきましょう。
メリット
サラダスピナーのメリットを簡単にまとめますと、
しっかり水切りをしていないと野菜に水が残ってしまい、ドレッシングなどの味が薄くなってしまう事に。
そうならないためにも、サラダスピナーでしっかりと水気を切れば、ドレッシングも味が薄くなる事なく、よく絡む事でしょう。
食感も「シャキシャキ」とした食感になるので、より一層美味しくなる事でしょう。
また、サラダスピナーは野菜だけではなく、茹で野菜の水切りや麺の湯切りにも役立つ事が出来ます。
デメリット
サラダスピナーのデメリットを簡単にまとめますと、
水切りが出来るといったありがたいアイテムですが、やはり洗い物が増えるといったデメリットは外せないでしょう。
使用する⇒分解する⇒洗う⇒乾かす⇒組み立てるといった作業が増えてしまいますしね…。
また衛生面上、きちんと乾かす必要もありますので、面倒と思う事があるかもしれません。
そして、収納スペースの確保も必要となってきます。
大きければ大きいほど、広いスペースが必要となってくるので、何かと面倒かもしれませんね。
サラダスピナーって必要?
中には「サラダスピナーって本当に必要?」と思う方もいるでしょう。
ですが、サラダスピナーを使ったサラダは、まず食感が全然違うと言われています。
キッチンペーパーを使って野菜についた水気を取ったとしても、どうしても水気は残ってしまいます。
サラダスピナーは遠心力を使ってしっかりと水気を飛ばしてくれるので、シャキシャキのサラダに仕上げる事が出来ます。
水気が残っていると炒めたりする際、油はねするといった心配もありますが、そのような心配もサラダスピナーを使う事で軽減出来るでしょう。
フタも付いているので、そのまま保存出来るのも良い点と言えます。
先ほどチラッと出てきました、キッチンペーパー。
キッチンペーパーを使って水気を切る方も多いでしょう。
ですが、野菜を拭いたキッチンペーパーはゴミとなるので、頻繁にサラダなどを作るという方は、1つ持っていてもいいと思われます。
まとめ
- サラダスピナーとは、野菜を水切りしてくれるアイテムである
- サラダスピナーの選び方のポイントはいくつかある
- 選ぶサラダスピナーによって、水切り方法や素材が異なったりする
という事で今回は、サラダスピナーについてお伝えしてきました。
今回この記事を書きながら思った事は…「サラダスピナーを絶対に買おう」という事!
我が家では毎晩サラダを食べているのですが、やはり気になるのが皿に残った水気。
サラダスピナーを使った野菜は食感が違うと知ったので、ぜひ試してみたいなと思いました。
選ぶ際のポイントはいくつかありますので、それを基に自分に合ったサラダスピナーを見つけてみてくださいね!