暑い時期になると入りたくなる、海やプール。
思い出を残そうとスマホを持って入る方もいるでしょうが、スマホを濡らすわけにはいきません。
そんな時に使いたいのが、スマホの防水ケース。
ですがいろいろな種類があるためどれがいいのか分かりません。
ということで今回は、以下の点についてお伝えしていきたいと思います。
この記事で分かる事!
- スマホ防水ケースの選び方
- おすすめのスマホ防水ケースランキング
- スマホの防水ケースは必要なのか
- Q&A
スマホを水から守る防水ケース。
しっかりと選んで水からスマホを守りましょう!
スマホ防水ケースの選び方
おすすめの防水ケースをご紹介する前に、スマホの防水ケースの選び方についてお伝えしていきたいと思います。
選び方のポイントは、全部で5つとなります。
防水レベル
やはり防水効果が、1番重要なポイントではないでしょうか。
防水ケースというのは【防水等級】、いわゆる防水レベルというのがあります。
国際電気標準会議(IEC)が定めている基準で、市販されている防水ケースに示されているケースがほとんどです。
最近のスマホでは、【IP○○】と表示されているものが多いです。
このIPというのは、防水・防塵性能を備えているという意味を示しています。
IPの後ろについている○○の部分には、何らかの数字が記載されています。
例えば【IP68】と記載されている場合は、防塵等級が6、防水レベルが8という事となります。
つまり、先に出てくる数字(10の位に書かれている)が防塵レベルを意味し、後に出てくる数字(1の位に書かれている)が防水レベルを意味しています。
ですが、選ぶスマホケースによっては等級が無い場合もあります。
等級が無い場合もありますが、そのような時は【X】と記載されています。
防塵機能がついていないが防水機能がついている場合は、【IPX〇】と記載されるという事となります。
〇の部分には数字が入ります。
防水レベルを重視するのであれば、1の位の数字に注目して選ぶようにしてみてください。
シチュエーションによって選ぶ防水ケースも変わってくると思うので、シチュエーション別にご紹介しておきます。
調理中に飛ぶ水滴、ポツポツ雨の程度で移動するといったシチュエーションからスマホを守りたい場合は、【IPX3】の防水ケースがおすすめです。
ケース自体も厚くなく、操作性も抜群。
値段も他のレベルの物に比べて安めとなっています。
水上で撮影したい、お風呂に入っている時に動画を見たりしたいという場合は、【IPX6】の防水ケースがおすすめです
深い場所や長時間沈めないといった条件がありますが、そのような場所以外でしたらIPX6を使っても問題ありません。
水中撮影などが目的の場合は、【IPX8以上】の防水ケースを選ぶようにしてください。
さらにダイビングなどで防水ケースを使う場合は、耐水圧性能のチェックも忘れないようにしてくださいね。
タイプ
スマホの防水ケースは、3つのタイプに分ける事が出来ます。
日常的に使うのであれば【ハードスマホケース】を選ぶといいでしょう。
スマホの方に合わせたケースとなっており、水辺でスマホを使う機会が多い方や、海辺・砂場といった場所に出かける際におすすめのタイプです。
【ソフト防水ケース】の場合は、旅行や出掛ける際におすすめのタイプとなります。
ソフトタイプの物でも首掛けタイプの物もあります。
スマホ以外の物も一緒に入れたいのであれば、【防水ポーチ】がおすすめです。
ソフトタイプの物よりも大きめにはなりますが、財布なども一緒に入れる事が可能なので便利です。
小銭用のポケットもついていたりするので、普段から荷物が多いという方はこのタイプを選んでもいいかもしれません。
スマホの防水ケースには、【ハードスマホケース】【ソフト防水ケース】【防水ポーチ】といったタイプに分ける事が出来るので、自分に合った物を見つけましょう。
番外編としてご紹介しておきますが、お風呂などで音楽や動画を見たいという方は、【スタンド付きタイプ】もおすすめです。
スマホにはめるだけで、お風呂でも音楽や動画を楽しむ事が可能です。
押し込み型orファスナー型
万が一、水中の中に落としてしまった場合でも、ケースが密閉されるのかもチェックしておく必要があるでしょう。
スマホの防水ケースには、水の侵入を防ぐために【押し込み型】【ファスナー型】という物があります。
押し込み型・ファスナー型といっても、ストッパーがあるタイプの物とない物があります。
ストッパーがある押し込み型の場合は、閉めた時に音が鳴るので密閉された事が分かります。
また、ストッパーがあるファスナー型の場合でも、最後まできちんと閉めていれば密閉されたという証拠となるので、確認しやすいです。
ですが、中にはストッパーが無い防水ケースも販売されております。
ストッパーが無い押し込み型、ジップロックのような指でギューッと押さえてから閉じるタイプの物では、密閉されたかどうかの確認が難しいのです。
少しの隙間から水が入ってしまえば、スマホをダメにしてしまいますので、ストッパーがある押し込み型かファスナー型を選ぶ事をおすすめします。
透明度
写真などを撮る際は、出来るだけ綺麗に撮りたいですよね。
ですので、ケースの透明度も確認しておきましょう。
おすすめなのは、透明度が93%以上の物がおすすめです。
透明度が高いと、普段の写真と同等な綺麗さで撮る事が可能となります。
透明度が低いと、写真が曇ってしまっているように見えてしまいますので、ケースの透明度も気にしておきましょう。
ストラップ
ここで言うストラップというのは、首にかけるヒモの事だと思ってください。
写真を撮る際、ストラップの長さが短すぎてしまうと、外すといった手間がかかります。
逆に長すぎてしまうと、足に当たったりして痛みを感じる事も。
60cm以上の長さがあり、なおかつ長さが調節できる物であれば、写真も撮りやすいですし動きやすいでしょう。
フェスなどで雨対策として使用する際は、ストラップの幅にも注目しておきましょう。
幅が狭い物だと、首に食い込んでしまい痛くなってしまう可能性がありますので、選ぶとしたら幅が広い物を選ぶといいでしょう。
目安は、1.5cm以上の幅の物です。
0.9cm以下の場合は、首に負担をかけてしまう事もあります。
ちなみに細かい部分ではありますが、ストラップとケースを繋げる留め具にも注目して選ぶようにしてください。
防水ケースにスマホを入れて水から守っていたとしても、ストラップと留め具が外れてしまえばスマホが無くなってしまう事もあります。
防水ケースについている留め具には、ヒモ式・フック式の2つのタイプがあります。
強度の高さに関しては、フック式が断然に上です。
ヒモ式の場合は細くて切れてしまう可能性が高いので、あまりおすすめ出来ません。
フック式の物であれば、プラスチックで出来ていて、ヒモ式よりも太くちゃんと防水ケースにひっかかっているので安心ですよ!
ですが、フック式の場合でも外れる可能性は0ではありません。
留め具から防水ケースが外れてしまってもすぐに見つけられるように、【エアあり(浮袋のような物)】の物を選びましょう。
エアが無いものだと、留め具から外れてしまった防水ケースは沈んでしまいます。
ですが、エアがある物でも沈む場合もありますので気をつけましょう。
以上が選ぶ際のポイントとなりますが、他にも防水ケースの上から指紋認証が出来るのかどうかもチェックしておきましょう。
おすすめのスマホ防水ケース6選
それではお待たせしました!
おすすめのスマホ防水ケースをご紹介していきたいと思います。
1位から順位発表していきます。
※画像が無い物もあります。ご了承ください。
YOSH:スマホ防水ケース
写真も撮りやすい・スマホも無くしにくいといった優秀な防水ケースとなります。
また、ケース内にカードポケットが備えられているので、そこにお金を入れれば簡単に持ち歩く事が可能です。
ちょっとしたお出かけに便利な防水ケースとなっています。
ストッパーもついているので密閉されたかどうかも分かりやすく、防水性・耐水性もとにかく優れており、ストラップもフック型なので安心です。
ストラップの長さも調節出来ますので、写真も撮りやすいです。
ただ…水中での操作は出来ない・サイドボタンが押しにくいといった難点がありますので、ご了承ください。
こちらの防水ケースは、2個セットで販売されている商品となります。
長さ調節 | 〇 | 防水・防塵レベル | IPX8 |
最大の長さ(ストラップ) | 59cm | エア | あり |
最短の長さ(ストラップ) | 43cm | ロック構造 | 押し込み型(ストッパーあり) |
ストラップの幅 | 1.3cm | ストラップの構造 | フック式 |
透明度 | 93% | | |
YOSH:防水ケース
先ほどと同じメーカーの防水ケースなのですが、2位に入れさせていただきました。
先ほどの防水ケースとの違いは、ストラップの幅です。
幅が2cmと広めなので、首への負担を減らしてくれます。
防水性・耐水性にも優れており、ストッパーもついていますのでしっかりとロック出来ます!
ストラップの長さも調節出来ますし、透明度も高いので綺麗な写真が撮れますよ。
ケース・手が濡れていても操作や顔認証は可能です。
ただ…難点としましてはエアが無い点とケースのマチ幅(スマホを入れる入口の幅)が狭いといったところですね。
スマホカバーをつけたままの場合だと、出し入れしにくいかもしれません。
長さ調節 | 〇 | 防水・防塵レベル | IPX8 |
最大の長さ(ストラップ) | 59cm | エア | なし |
最短の長さ(ストラップ) | 43cm | ロック構造 | 押し込み型(ストッパーあり) |
ストラップの幅 | 1.3cm | ストラップの構造 | フック式 |
透明度 | 93% | | |
Bone:CrossBody Water Proof Phone Bag2
ケースの横側にファスナーがついており、縦方向に開けられるので開口の長さがなんと16cmもあるのです。
そのおかげで、どんなスマホでも出し入れしやすくなっています。
ファスナーをしっかり閉めれば水の侵入もしっかり防ぐ事が可能なので、防水性・耐水性も安心です。
ストラップの長さが83cmもあるので、腕を伸ばして自撮りする方にとっても嬉しい長さではないでしょうか。
長さも調節出来ますのでご安心を。
ストラップの構造はヒモ式ではありますが、シリコン素材で出来ているのでそこまで不安にならなくても大丈夫だと思います。
ただ…ストラップの幅が0.5cmしかないので、首に負担がかかってしまうかもしれませんので、長時間の使用は避けた方がいいかもしれません。
長さ調節 | 〇 | 防水・防塵レベル | IPX8 |
最大の長さ(ストラップ) | 83cm | エア | なし |
最短の長さ(ストラップ) | 7cm | ロック構造 | ファスナー型 |
ストラップの幅 | 0.5cm | ストラップの構造 | ヒモ式 |
透明度 | 93% | | |
OKUTA:スマホ 防水ケース
衝撃に強いエアポケットが特徴のこちらのスマホ防水ケースなのですが、スマホを入れると沈んでしまうといった欠点があります。
また、ストッパーが無いのでしっかり閉めておかないと、水が入ってしまう可能性がありますので、しっかりと閉めるようにしてください。
こちらの商品はストラップの調節が優れており、最長60cmまで伸ばす事が可能。
長さの調節も出来ますので、身長に関係なく写真を撮る事が出来ます。
ただ…ケースの背面が全て透明というわけではありません。
スマホのサイズが小さいものだと、カメラレンズにカバーがかぶってしまう可能性があります。
ですので、6.1インチ以上のスマホを使用している方におすすめです。
長さ調節 | 〇 | 防水・防塵レベル | IPX8 |
最大の長さ(ストラップ) | 60cm | エア | あり |
最短の長さ(ストラップ) | 43cm | ロック構造 | 押し込み型(ストッパーあり) |
ストラップの幅 | 1.2cm | ストラップの構造 | フック式 |
透明度 | 93% | | |
colorful:スマホ防水ケース 2個セット
ストラップの長さが60cmで、なおかつ調節も可能な防水ケースとなっています。
6.1インチのスマホであれば、サイドボタンもよく見えますので、写真を撮る方にとっては使いやすい防水ケースとなっております。
留め具はフック式ではありますが、エアは無いので外れると見つからないかもしれません。
また、ストッパーもついていませんので、しっかりと閉める必要があるでしょう。
ストラップの幅に関しては、1.2cmもあるので首に負担がかからない幅となっております。
マチ幅は広めなので入れやすいと思いがちですが、側面には厚みがありません。
ですので、スマホカバーをしたまま入れる場合は出し入れがしにくいかもしれません。
長さ調節 | 〇 | 防水・防塵レベル | IPX8 |
最大の長さ(ストラップ) | 60cm | エア | なし |
最短の長さ(ストラップ) | 43cm | ロック構造 | 押し込み型(ストッパーなし) |
ストラップの幅 | 1.2cm | ストラップの構造 | フック式 |
透明度 | 93% | | |
JOTO 防水ケース
JOTOの防水ケースは、防水性が抜群です。
ストッパーつきの押し込み型なので、水が入ってくる心配はほとんどないでしょう。
標準サイズのスマホを入れても、サイドボタンも見えますし操作も快適に出来ます。
濡れていても、顔認証が可能な防水ケースです。
マチの幅は狭いのですが横幅は広いので、スマホカバーを外せばスムーズに出し入れ出来ますよ。
ストラップの長さが50cmで調節機能もついていないので、ストラップをつけたまま写真を撮る事は出来ないと思った方がいいでしょう。
長さ調節 | × | 防水・防塵レベル | IPX8 |
最大の長さ(ストラップ) | 50cm | エア | なし |
最短の長さ(ストラップ) | 50cm | ロック構造 | 押し込み型(ストッパーあり) |
ストラップの幅 | 1cm | ストラップの構造 | ヒモ式 |
透明度 | 93% | | |
スマホの防水ケースって必要?
防水ケースについていろいろとお伝えしてきましたが、そもそも防水ケースって必要なのでしょうか?
最近のスマホは、防水機能も優れてきています。
防水機能が優れてきているとはいえ、プール・お風呂といった場所では使用出来ない物が多いです。
その点から考えますと、やはり防水ケースは必要なのかもしれません。
防水ケースにスマホを入れれば、プールやお風呂での使用も可能になりますし、海や野外フェスなどでも使用が可能です。
プールやお風呂、海などに落とした場合も故障から逃れられるかもしれません。
また野外フェスの場合、突然雨が降ってきても防水ケースがあればスマホを守る事が出来るので、スマホが壊れるといったリスクを減らす事が出来るでしょう。
スマホの防水ケースに関するQ&A
簡単ではありますが、スマホの防水ケースに関する質問をまとめてみました。
Q.スマホの防水ケースは自分で作れる?
A.あまりおすすめ出来ません
ジップロックなどでしっかり密閉すれば代用出来るという方も中にはいます。
ですが、ジップロックなどはスマホを入れるための物ではありませんので、防水性を重視するのであれば、既製品を購入する事をおすすめします。
Q.どこで防水ケースは買える?
A.いろいろな場所で販売されています
ドン・キホーテやカインズ、ホームセンターや家電量販店などで販売されています。
見比べたいという方は、通販の方が多く扱っているのでおすすめです。
Q.100均の防水ケースはどうなの?
A. お風呂やキッチンで使うなら問題ありません
ダイソー・セリア・キャンドゥなどの100均でも、スマホの防水ケースは販売されています。
100均で販売している防水ケースは、ソフトタイプの物が多いので、プールや海で使うのはやめておいた方がいいかもしれません。
お風呂やキッチンで使いたいという方は、使ってみるのもアリかもしれません。
まとめ
- スマホの防水ケースを選ぶ際のポイントは5つある
- スマホの防水ケースと言っても、タイプがいくつかある
ということで今回は、スマホの防水ケースについてお伝えしてきました。
いろいろと種類があるので選ぶのに一苦労しそうですが、そんな時はここでご紹介したポイントを参考にしてみてください。