あなたはマウスウォッシュを使う事があるでしょうか?
私自身も歯磨きをした後にしている1人です。
ドラッグストアに行くと、いろいろなマウスウォッシュが並んでいますが…
正直言って、種類が多くてどれがいいのか分かりませんよね?
選び方やおすすめが分かれば、選ぶ際迷わなくて済むのでは?
ということで今回は、以下の点についてお伝えしていきたいと思います。
- マウスウォッシュの選び方
- おすすめのマウスウォッシュ
- マウスウォッシュの使い方
清潔にしておきたい歯だからこそ、しっかりとしたものを選びたいですよね!
マウスウォッシュを買う際に役立ててみてください。
マウスウォッシュの選び方
それではまず初めに、マウスウォッシュの選び方についてお伝えしていきます。
ポイントを簡単にまとめますと…
- 目的･効果
- アルコール･ノンアルコール
- 消臭効果
- 界面活性剤
- 刺激
- 容器
マウスウォッシュを選ぶ際は、上記のポイントを抑えながら選ぶようにするといいでしょう。
ポイントについて1つずつ解説していきます。
自分の目的･悩みにあったマウスウォッシュを選ぶのが大事となってきます。
口臭予防としてマウスウォッシュを使うのであれば、【CPC】などの殺菌成分が含まれている物を選ぶといいでしょう。
口臭･ネバつきに悩んでいる方は、【塩化セチルピリジニウム(CPC)】【トリクロサン】【塩化ベンゼトニウム】が含まれているかチェックする必要があります。
二酸化炭素が配合されているかも、チェックしておくといいですね。
二酸化炭素には、口臭の原因になってしまう物質を抑制する働きがあります。
虫歯や歯周病の予防目的であれば、【キシリトール】【デキストラナーゼ】が含まれているものを。
キシリトールやデキストラナーゼには、虫歯菌の形成を抑えてくれる働きに期待出来ますので、虫歯予防したいのであれば、2つの成分が入っているか確認しましょう。
また歯周病に関しましても、パッケージなどに【歯周病予防】と書かれている事もありますので、要チェックが必要です。
歯の汚れやホワイトニング目的で選ぶのであれば、【炭酸水素Na】などが含まれているものを選ぶといいでしょう。
なるべく白い歯を保っておきたいものですが、現実ではなかなか難しいというのが本音です。
ホワイトニングの効果を得たいのであれば、【炭酸水素Na】や【ポリリン酸Na】が含まれているものを選べばOKです。
炭酸水素Naやポリリン酸Naには洗浄成分がありますので、汚れを落とす事も可能です。
さらに、汚れを落とすだけではなく歯のコーティングにも役立つ成分となります。
選ぶマウスウォッシュによっては、アルコールが含まれているものもあればそうでないものもあります。
毎日使うという方は、低刺激のノンアルコールタイプのものをおすすめします。
低刺激という事で、子供にも使えるのでいいですね。
アルコールには、ちょっとした刺激を感じたりしますが、使用した後は爽快感が感じられるでしょう。
さらに、口臭の原因となる菌を殺菌してくれる働きもあるのです。
ただし毎日使用するとなると、唾液が減ってしまうとったデメリットもあります。
唾液が減るという事は、口の中が乾燥しやすくなってしまいます。
アルコールが含まれているものであれば爽快感を得る事も可能ではありますが、刺激が強すぎてしまうと口に含んでいる時間も短くなってしまいます。
それでは効果が十分に得られない可能性もありますので、毎日使いたいという方はノンアルコールタイプのマウスウォッシュを選びましょう。
低刺激だからとはいえ、使い続ける事で口内環境を清潔に保つ事が出来ます。
口臭が気になると言っても口臭には、いくつかの原因があります。
- 生理的なもの
- 病的な物
- 外因的なもの(食べ物やタバコ)
これらの臭いをしっかりと消せるものを選ぶといいでしょう。
ミント系やフルーツの香りがするものは、消臭効果が高いと言われています。
ミント系やフルーツの香りがするマウスウォッシュでは、爽快感も得られるという事も分かっています。
消臭効果･爽快感、どちらも手に入れたいのであれば、香りにも注目してみるといいでしょう。
香りによって爽快感は異なると思いがちですが、そこまで差はありません。
刺激を求めるのであればミント系を選ぶのもヨシ。
刺激が苦手という方は、フルーツ系のものを選ぶといいですね。
【界面活性剤】という言葉を聞いた事があるでしょうか?
界面活性剤は、ちょっと注意しなければいけない成分となっています。
【ラウリル硫酸Na】【プロピレングリコール】という文字が書かれていたら、それは界面活性剤と思ってください。
界面活性剤を頻繁に長い間使ってしまう事で、害のない常在菌を排除してしまう恐れがあります。
それだけではなく、味蕾細胞を傷つけてしまいます。
味蕾細胞を傷つけてしまうと、味覚障害を発症してしまう可能性も0ではないのです。
界面活性剤が含まれたマウスウォッシュを1日に1回~2回使うという方は、あまり気にする必要はないです。
ですが、1日に3回以上使うという方は、界面活性剤が含まれていないマウスウォッシュを選ぶようにしましょう。
マウスウォッシュによって、刺激の強さも異なってきます。
爽快感が強いものもあれば、中には刺激がマイルドなものあります。
強い刺激のものであれば早い段階で爽快感が得られますので、外出している時に向いていると思ってください。
そしてこれは先ほどもお伝えしましたが、毎日使うという方は低刺激のものを選ぶといいでしょう。
あまり気にしないという方もいるかもしれませんが、容器なども選ぶ際のポイントとなります。
キャップをコップとして使うマウスウォッシュもあれば、注ぐ手間を省いて口に直接含められるといったものもあります。
目盛り付きのコップの場合、1回分の使用量が分かりやすいのでおすすめです。
実際に使っている方でも、目盛りがあると助かるといった声も多くあります。
400ml以下のマウスウォッシュであれば、片手で扱えます。
逆に500ml以上のマウスウォッシュだと、両手を使わないといけないといった欠点もあると言われています。
ですので、小さめのボトルに移し替えてもいいでしょう。
そうすれば、片手で扱えるので非常に楽チンです。
また、旅行･出張などでマウスウォッシュを使いたいという方は、ミニボトルや個包装されているものがおすすめです。
ちなみに…
マウスウォッシュってよく聞きますが、【デンタルリンス】という言葉もよく聞きます。
この2つの違いって何か分かりますか?
共通点としましては、口の中をスッキリさせるものといった点でしょうか。
この2つの違いは、マウスウォッシュは歯磨きした後に使うもので、デンタルリンスは、歯磨き粉の代わりに使うものとなります。
どちらも、水でゆすぐといった手間はありません。
歯磨きをした後に、口臭ケアをしたいという方や清涼感を求める方は、マウスウォッシュも使うといいでしょう。
似たような商品ではありますので、購入する際は気をつけた方がいいですね。
パッケージに【洗口液】【液体歯磨】という記載があるかどうか確認するポイントとなります。
洗口液はすすぐだけのものとなり、液体歯磨は液体の歯磨き粉と思ってくださいね。
おすすめのマウスウォッシュご紹介!
それではお待たせしました、おすすめのマウスウォッシュをご紹介していきたいと思います。
上から1位となっております。
- LISTERINE クールミントゼロ
- ブレスラボ マウスウォッシュ マルチケア
- クリニカ クイックウォッシュ
- LISTERINE クールミント
- ピュオーラ 洗口液 ノンアルコール
- NONIO マウスウォッシュ クリアハーブミント
- SUMIGAKI マウスリンスSG
- Con Cool コンクールF
- Ora2 マウスウォッシュ ステインケア 洗口液
- オーラルクールCHX
これらが、おすすめしたいマウスウォッシュのランキングとなります。
こちらの商品は、ジョンソン･エンド･ジョンソンから発売されているマウスウォッシュとなります。
LISTERINEシリーズに関しましてはいくつか種類がありますが、このタイプは低刺激でノンアルコールタイプのものです。
ミントの香りが結構強いので、口臭の不快な臭いを隠す力がとても優れています。
また嬉しい事に、1時間経っても臭いが気にならないといった点でも、持続性に期待が出来ると言っていいでしょう。
「刺激もちょうどいいし、爽快感もちゃんと感じられる」といった口コミもあります。
「起床後のネバつきも改善されている気がする」といった高評価が多いマウスウォッシュとなります。
容器自体も使いやすいように工夫されており、くびれがある事で持ちやすく片手で使えるといった利点もあります。
ここで紹介するマウスウォッシュの中では、爽快感がNo.1のマウスウォッシュとなります。
第一三共ヘルスケアから発売されている、こちらのマウスウォッシュ。
口臭や歯肉炎、歯垢の付着を予防してくれるありがたい商品となっています。
こちらの商品も先ほどの商品と同様、口臭の嫌な臭いを隠す事が出来るだけではなく、その持続性にも期待が出来ます。
「気になるネバつきも、だいぶ軽減された」といった口コミも多数あります。
容器も手にボトルが馴染みやすいといった点もあり、コップに入れやすいと高評価を得ています。
口臭ケア･歯周病の予防で選ぶのであれば、おすすめのマウスウォッシュです。
ただ刺激が控えめなので、ちょっと物足りないという点から第2位に選んでいます。
こちらはライオンから販売されているマウスウォッシュで、ノンアルコールで低刺激のものとなります。
口臭の不快な臭いを隠す力も優れていますし、持続性にも期待が出来るマウスウォッシュとなっています。
ミントの香りがするタイプですが甘みがありマイルドな感じになっており、爽快感はそこまで強いものではありません。
刺激も普段使いしやすい刺激なので、気にならないといった声も多いです。
容器に関してですが、こちらの商品は容器を押すとマウスウォッシュが出てくるタイプとなります。
ですのでこぼれるといった心配もありませんし、コップに目盛りが付いているので見やすいといった嬉しい点もあります。
虫歯予防にも特化している商品なので、虫歯予防に使いたいという方におすすめのマウスウォッシュとなります。
第1位に選ばれた商品と同じシリーズのものですが、こちらの商品はアルコールが含まれており強めの刺激タイプのものとなります。
ミントの香りが強いので、口臭の嫌な臭いを隠す事が可能です。
ですが1位~3位の商品と比べると、臭いを隠す持続性が短いという声がチラホラ…。
持続性を求めるという方は、ちょっと物足りなさを感じてしまうかもしれません。
口の中が冷たいと感じるくらいの強い爽快感ではありますが、「湿布のような独特な臭いがちょっと無理」といった声や、「口の中が痛い」という声も。
低刺激タイプのもので慣れているという方にとっては、慣れるまで時間がかかってしまうかもしれません。
容器は、真ん中がくびれているため使いやすいといった声もありますが、注ぎ口が大きくてこぼれやすいといった声も実際にあります。
こちらは、花王から販売されているマウスウォッシュとなります。
口臭の嫌な臭いを隠す事にも特化しており、なおかつその持続性も優れている商品となっています。
ライムミント味ではありますがマイルドな口当たりで、爽快感がちゃんと得られるといった口コミもあります。
普通のミント味ではなくライムが加わる事で甘みが足されますので、シャキッとした刺激は得られないかもしれません。
容器に関しては、付属のコップが付いており注ぎ口が細いノズルなので、注ぎやすいといった口コミも多数あります。
刺激が少なく、ノンアルコールタイプのマウスウォッシュがいいという方は、選んでもいい商品と言えるでしょう。
ライオンから発売されている、こちらのマウスウォッシュ。
上位のマウスウォッシュと比べると、口臭の嫌な臭いを隠す力は多少衰えます。
ですが、持続性は優れているので安心してください。
爽快感も刺激もちょうどいいくらいで、「起きた時の口の中のスッキリ感に驚く!」「刺激が強すぎなくていい」といった高評価が相次いでいる商品です。
容器が透明なので残量が分かりやすいといったメリットはあるのですが、注ぎ口が大きめなので付属のコップに注ぎにくいといった欠点があります。
シンプルなマウスウォッシュを探しているという方は、使ってみてもいいかもしれません。
小林製薬から販売されている、こちらのマウスウォッシュ。
【SUMIGAKI】という事で、炭が関わっているマウスウォッシュとなります。
炭という事なので、液体も真っ黒です。
口臭の嫌な臭いを隠す力は多少衰えるものの、1時間後にはその力を発揮してくれたといった声が挙がる商品です。
炭はちょっとずつ臭いを吸収するため、時間が経つと臭いを隠す力が発揮されたと言っていいでしょう。
刺激はほとんどなく甘みがある液体なので、マイルドなマウスウォッシュを探している方におすすめの商品です。
「ネバつきが軽減した」「口の中がスッキリする」といった嬉しいコメントもたくさんあります。
注ぎ口も小さくこぼれにくいといった嬉しい点や、コップに目盛りがついていて分かりやすいといった嬉しい点もあります。
炭とはいえ、炭の味がするというわけではありませんのでご安心を。
ウェルテックから販売されているこちらのマウスウォッシュは、希釈タイプのものとなります。
口臭の嫌な臭いを隠す力は優れているものの、1時間後には臭うといった点から持続性はあまり期待出来ないでしょう。
「ネバつきがなくなって、起きた時のスッキリ感がすごい」といった高評価も得ているマウスウォッシュとなります。
高評価も得ているマウスウォッシュではありますが、希釈タイプのため液が薄くなってしまい「刺激が物足りない」といった声も実際にあります。
薄くなるといっても、目盛りが付いていればこの問題は解決出来そうなのですが…
こちらの商品、なんと付属のコップが付いていないのです。
そのため使いにくいといった声も結構あります。
口臭･虫歯･歯周病といった、口内トラブルを予防したいという方におすすめのマウスウォッシュではありますが、使いにくいといった欠点があります。
サンスターから発売されている、こちらのマウスウォッシュはピーチの香りがします。
ピーチの香りのおかげで、口臭の嫌な臭いを隠すという事が可能なのですが、時間が経つと嫌な臭いが感じられるため持続性には期待出来ないかもしれません。
ピーチの甘みが強いので、「口当たりも優しくスッキリ感が感じられる」といった口コミがあります。
ですがその一方で、「子供の歯磨き粉みたい」といった口コミもあります。
刺激が物足りないと感じる方もいるかもしれません。
容器自体にくびれがあるので、手に馴染みやすいといった評価があります。
ミント系の強い刺激が苦手という方は、試してみてもいい商品です。
歯愛メディカルから販売されている、希釈タイプのマウスウォッシュとなります。
ちなみに歯愛メディカルは、歯科材料の通信販売会社です。
口臭の嫌な臭いを隠す力はあるものの、時間が経つと臭ってしまいますので持続性はあまりないと言えるでしょう。
ペパーミントなので爽快感はありますが、薄めるので香りが薄くなるといった欠点があります。
「刺激は弱いけど、口の中がいつもよりスッキリしている」といった嬉しい声もちゃんとありますので、安心してくださいね。
容器自体も大きくなく手のひらサイズなので、収納しやすいといった嬉しい点もあります。
1本持っていれば300~600回も使えるので、コスパは最高です!
以上が、おすすめのマウスウォッシュランキングとなります。
番外編
ちなみに先ほど「旅行や出張には個包装タイプがおすすめ」とお伝えしましたが、おすすめの個包装タイプも簡単にご紹介しておきます。
昭和刷子のアラスカットという商品なのですが、アメニティとしてホテルなどによく置かれている商品となります。
スーツ･パンツのポケットなどにも、すっぽり収まるタイプのマウスウォッシュとなります。
ホテルなどに置かれているマウスウォッシュなのですが、一般販売もされています。
ミント味なのですが結構強めのミント感が感じられますので、強めの刺激を求める方におすすめのマウスウォッシュです。
口の中の爽快感も得られますし、殺菌成分も含まれています。
カバンにポンと入るサイズなので、持ち運びも便利です。
マウスウォッシュの使い方
最後にマウスウォッシュの正しい使い方をご紹介しておきます。
マウスウォッシュを使用するタイミングでベストなのは、食後の歯磨きを終えた後です。
ベストなタイミングでマウスウォッシュを使えば、最も効果的と言えるのです。
本来ならば歯磨き⇒マウスウォッシュをやるといった流れが理想なのですが、時間が無いといった場合は、寝る前に使うようにしましょう。
寝ている間というのは菌が増えてしまいますので、忘れないようにしてください。
ですが、例外もあります。
歯周病予防･虫歯予防効果がある歯磨き粉を使用している場合です。
この場合、歯磨きをし終えた後にマウスウォッシュを使ってしまうと、その歯磨き粉の成分を洗い流してしまう可能性があります。
ですので、歯磨きをする前にマウスウォッシュを使うといいでしょう。
また、出掛けていて歯磨きをする時間が無いという方も、マウスウォッシュを使うといった手もあります。
ですが、マウスウォッシュを使えば汚れが落ちると思ってはいけません。
マウスウォッシュだけに頼らず、必ず1日に1回以上は歯磨きをするように心がけましょう。
ちなみに、マウスウォッシュに関して「うがいしてもいいの?」という質問があります。
これの答えはNOです。
マウスウォッシュをした際は、うがいなどを行わない方が無難です。
うがいなどをしてしまうと、マウスウォッシュの成分が流れてしまい効果を得られなくなるからです。
ですので、マウスウォッシュをした際は洗い流す事なくそのままでOKです。
また、子供でも低刺激のマウスウォッシュであれば使っても問題はありません。
ただし、間違って飲み込んでしまったりすると、体に何らかの影響を及ぼす可能性があります。
うがいが出来る年齢になってから使うようにしてください。
妊娠中の方に関してですが、つわりなどの影響でまともに歯磨きが出来ないという時にマウスウォッシュを使ってみるのもアリです。
体の免疫力が下がってしまう妊娠中は、歯周病･虫歯といったトラブルになりやすいのです。
トラブルを引き起こさないためにも、殺菌成分の入ったマウスウォッシュを選ぶといいでしょう。
まとめ
- マウスウォッシュを選ぶ際のポイントはいくつかある
- マウスウォッシュとデンタルリンスは、ちょっとした違いがある
- マウスウォッシュは、歯磨きを終えた後にするのがベストタイミングである
ということで今回は、おすすめのマウスウォッシュや選び方についていろいろとお伝えしてきました。
いろいろな種類が販売されているので、買うとなるとどれがいいのか悩むと思います。
そんな時は、こちらで紹介したポイントを抑えながら選ぶといいでしょう。
また、おすすめのマウスウォッシュもいくつかご紹介させていただいたので、参考にしていただければ幸いです。
