はちみつは賞味期限が切れてても食べてもいいの?保存方法もご紹介!

たくさんの瓶に入ったはちみつ食品
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あなたの家に、はちみつは置いてありますか?

私は料理ではちみつを使ったり、パンに塗るという事が多いので常に置いてあります。

ストックも何本か置いてあり腐らないか心配なのですが、どれくらいの保存がきくのでしょうか…?

はちみつに賞味期限はないと耳にしますが、これも本当なのか謎です。

ということで今回は、以下の点についてお伝えしていきたいと思います。

この記事で分かる事!
  • 賞味期限が切れていても食べれるのか
  • はちみつは腐るとどうなる
  • はちみつの保存方法

はちみつの賞味期限について、いろいろと見ていきましょう!

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はちみつは賞味期限が切れてても食べられる?

瓶に入ったはちみつと瓶に注がれているはちみつ

はちみつの賞味期限が切れていても食べられるのかについて、お伝えしていきたいと思います。

結論から申し上げますと、はちみつは基本的に腐る事がないので食べられます。

ほとんどのはちみつは、2年~3年の賞味期限が書かれています。

ですが、はちみつは基本的に腐る事はありません。

正しく保存しておけば、賞味期限が切れていても食べる事は可能なのです。

なんで、賞味期限が書かれているの?

なぜはちみつには賞味期限が記載されているかと言いますと、日本の法律上、食品には賞味期限を記載しなければいけないと決められているからなのです。

法律で決められているという理由で、基本腐る事がないはちみつにも賞味期限が記載されているというわけになります。

なんではちみつって腐らないの?

先ほどから「はちみつは腐らない」とお伝えしていますが、その理由についてお話します。

粘度も高く、細菌が繁殖するのに欠かせない水分もほとんど含まれていないため、傷みにくくなっています。

さらに、はちみつに含まれている酵素も、菌の侵入や繁殖を防いでくれる作用があると言われています。

はちみつはミツバチが蜜を採ってきて作られるものですが、ミツバチの唾液も関係しています。

ミツバチの唾液には、はちみつを酸性にしてくれる働きがありますので、菌を繁殖する事が出来なくなるのです。

このようにはちみつは、殺菌作用が強いため腐る事がないと言われています。

賞味期限が切れていても食べる事は可能ですが、風味などは失われている可能性があるという事をお忘れなく。

また、はちみつの純度によって腐ってしまうはちみつもありますし、添加物の割合などでも腐る事がありますので気をつけてください。

水あめなどが入っているはちみつには、添加物が入っている可能性が高いですので、買う際はパッケージをよく見る事をおすすめします。

ちなみに、はちみつ以外にも昆布や梅干し、塩や砂糖もきちんと保存しておけば、賞味期限に関係なく食べる事が可能な食材です。

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はちみつは腐るとどうなる?

ガラスボウルに入ったはちみつや瓶に入ったはちみつ

はちみつは腐らないと言っておりますが、はちみつの純度によってはたまに腐る場合もあります。

腐ってしまったはちみつは、どのように変化するのかお伝えします。

  • カビが生える
  • 臭いが変
  • 酸味を感じる

はちみつにこのような変化が見られましたら、腐っていると思ってください。

1番分かりやすい変化は、臭いです。

はちみつは腐ってしまうと、臭いが一気に変わると言われています。

はちみつを使う際、はちみつから酸っぱい臭いがしたらそれは腐っている証なので、使わないようにしましょう。

また、はちみつを見た時に白い粒々のようなものが見られる時もあります。

これはカビではありません。

はちみつの中で結晶化が始まっている証となります。

結晶化と言っても、傷みが原因で出来ているわけではありませんので、万が一、はちみつが結晶化していても食べても問題ありません。

また、時間が経っているはちみつは、茶色や黒色に変色している可能性も高いです。

変色してしまう原因としましては、カラメル・糖とタンパク質が化学変化を起こしているからなのです。

ですので、1度も開けていないはちみつで変色していても、腐っているとは言えないでしょう。

逆に、開封済みのはちみつでしたら菌が繁殖している可能性がありますので、食べない方がいいかもしれません。

なぜ腐らないはちみつが腐ってしまうのか

腐ってしまう原因はいくつかあります。

  • 糖度が低いから
  • 水あめなどが加えられてるから
  • 水分が入ってしまったから
  • 雑菌が入ってしまったから

腐ってしまう原因は、上記のどれかが考えられます。

はちみつに、水あめなどの添加物が入っていると、腐ってしまう可能性もあります。

また、はちみつを瓶などから取り出す際は、水が入らないように気をつけるようにしましょう。

スプーンなどを使ってはちみつをすくう際は、清潔な物を使うようにしてください。

はちみつの保存方法

瓶に入ったはちみつを黒いスプーンで垂らしている

次に、1度開封したはちみつの保存方法についてお伝えします。

開封したはちみつは、常温保存が1番おすすめです。

直射日光が当たらず、湿気の少ない涼しい場所に置いておくようにしましょう。

はちみつは、湿気や臭いを吸いやすい食品です。

ですので、除湿剤を近くに置いておくのもOKです!

はちみつを15℃以下の低温で保存した場合は、結晶化が始まってしまい固まる可能性も。

そのような場合でも食べても問題はありませんが、とろみが無くなってしまっているので、使いづらくなっている可能性もあります。

また、ガラス瓶に入れて保存するのもおすすめ!

実はプラスチック容器での長期保存は、あまりおすすめ出来ないのです。

プラスチック容器に保存してしまう事で、はちみつ自体にプラスチックの臭いが付いてしまう可能性も0ではありません。

また、プラスチックの容器だと空気中の水分を通してしまう可能性もあります。

容器の中に水分が入ってしまうと、はちみつが腐り始めてしまうかもしれません。

ガラス瓶の方がフタもしっかり閉まりますし、風味も失われないのでおすすめです。

プラスチック容器からガラス瓶に入れ替える際は、容器を除菌する事と水分が残っていないか気をつけるようにしてくださいね。

もしはちみつが固まったら?

はちみつを使う際、固まってしまっていたら湯煎をする事をおすすめします。

60℃くらいのお湯に容器ごと入れれば、味・風味を損なう事なく元に戻す事が可能です。

注意点としましては、湯煎をする際は水分が入らないように気をつけてください。

そしてもう1つの注意点は、完全に溶かしきる事。

湯煎をする際、完璧に溶かしきらないと再びそこから結晶化が始まってしまいます。

結晶化を繰り返してしまうと、はちみつが劣化し始めますのでしっかりと溶かしきるようにしてください。

「ちょっとだけ溶かしたい」という方は、電子レンジを使っても大丈夫なのですが、ムラが出来てしまう可能性が高いので、あまりおすすめ出来ません。

やはり湯煎が1番です。

まとめ

瓶に入ったはちみつ
  • はちみつは腐る事がないため、賞味期限が切れていても食べてもいい
  • はちみつは腐ると臭いやカビが生えたりする
  • 1度開封したはちみつは、常温保存がおすすめ
  • 固まってしまったはちみつは、湯煎すれば元通りになる

という事で今回は、はちみつの賞味期限についていろいろとお伝えしてきました。

賞味期限が切れていても、食べてもいいという事が分かりました。

食べても問題はないですが、風味などが落ちている可能性もありますのでご了承ください。

1回で食べきる事が出来ないはちみつなので、保存する際も適した場所で保存するようにしてくださいね!

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